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【新入社員の心がけ #2】コメントされやすい自分を作る

2021年4月から10名の新入社員が弊社に入社いただきました!
愛媛大学、学習院大学、埼玉大学、サイバー大学、中央大学、東海大学、東京大学、奈良女子大学、法政大学、早稲田大学の学校からそれぞれ1名です。

ものーーーーすごーーーーーく元気な若者たちです!わちゃわちゃしています(笑)
現在、技術研修期間中で、7月中旬まではチーム実習として、Javaでのちょっとした開発演習と企画モノのアプリ開発をやっていきます。その後、コンサルティング研修を経て、8月に各本部へ配属となります。その辺の様子は、いずれ。。。

そんな新入社員の皆へ、ウルシステムズでの行動規範やルールった話でもないんですけど、気を付けていかないとねってな示唆から、個人個人の自律へ向けて考えてもらうようにしています。
弊社研修は、まず技術メインですが技術以外の面で、何を気にしないといけないかの話ばかりとなっています。まあ、技術はこれからしこたまやるので、時間の経過とともに身に付くので気にしていません。
このあたりのお話しをちょいと紹介していきます。

実習で、チーム作業の『やりにくさ』を体験する

はっきりいって、システム構築実習1.5ヵ月での成果物がピッカピカでないと残念だなーってな判断はありません。出来あがったシステムは、目に見えるのでわかりやすいのですが、それのどうこうで、よくやった/残念だねの評価はないです。もちろん、モノがいい感じなのは素晴らしい成果ではあります。ただ、それはあくまでおまけ。
システムをどこまでどう作ってどう要求に答えられるのか。どこまでやらないといけないと考えたか。研修期間を、よりよく過ごせたかどうかの評価軸は、この辺を見ます。でも、これも単に、結果軸からみた視点。

一番大事なのは、チームで仕事して、団体活動のやりにくさから、何に気をつけないと全体の動きが鈍ってしまうのかを考えたり、どうすればみんなで良い方向にいけるかに悩んだりする体験です。そして、自身とチームメンバーの志向に向き合って、どう改善していくのが一番良いかを協議し、チームで活動できるかどうか。
どうして、これが一番大事かというと、人と協力する能力を身に着けて、今後、大きな課題を解決していくためです。これの癖をつけていかないといけない。プロジェクトの中の全員ができる人であればいいのですが、それはありません。また、一人で仕事しても範囲が広いとタスクが分散するので時間効率が悪いです。なので、役割分担して、都度コンセンサスをとりながら、皆で平行してのタスク遂行が求められます。これは仕事では当たり前の話です。

なので、たくさん悩んでどうすればいいのかを考えましょう。チーム内で話しましょう。積極的に悩んで解決策を考えていくと。悩んで解決策を考えて実行するのを繰り返していけば、自分の中でパターン化が出来あがってきます。この場合はこうと。この積み重ねにより、仕事の速度があがります。そうすると、時間と心に余裕が生れます。余裕があると、目の前の作業だけでなく、広く先を見据えて有効な何かを考えたり、異なる活動がとれます。

正しく反応しないと損をする

で、ベースにこんなのがあって、ここからが本題。

悩んで解決策を考えていきますが、困っている雰囲気の大体は先輩が直感で感じ取れるので、先輩から働き掛けがあります。また、解決策の実施にて、先輩がまずいと感じた場合には、アドバイスをくれます。
このアドバイスに対してレスポンスがなかったり、なんやかんやコネコネとロジックを説明して、やらないと宣言する場合があります。それを受けて、先輩はどう考えるでしょう。「なんかわかっているのかな?」「ああ、いうことやらないんだなー」
アドバイスされたことを忘れたり、自分で考えてこっちだからアドバイスの内容とはとは違いますがこれで行きます。これらの状況は自身の成長の機会を損失しています。はっきりいって、初速で伸びない人の大半はアドバイスやコメントに対応できない人です。「いうこと聞いていない」「自身の考えに固執しがち」な人です。

育成は会社としての大きな義務ですが、先輩も人の子です。反応がなかったり、拒否されると、皆さんに接するモチベーションがあがりません。先輩は、これまでの経験から、状況を踏まえてコメントしています。そのコメントには、すでに実績のあるパターン化されたソリューションが入っています。その実行により、解決の成功体験ができる状況です。なので、取り入れなければ損です。コメントされたら、ちゃんと返事をして、素直にそのまますぐにやってみる。ただそれだけの話です。

まずは素直に取り入れてみる。そうしないと、言っても理解せずに対応できない人と判断されます。仕事の現場では扱いが徐々に雑になります。そのあとには、何かをやられておけばいいやと判断されます。そうなると組織に馴染めません。仕事の質も面白くないものしか渡されません。また、自分だけの世界観でスキルを伸ばしていくので、多くの時間がかかります。

先輩の知識は豊富です。それをなぞるだけで最短で実績が積めます。もちろん自身で考えるのが大事ですが、先輩がコメントするのは大概マズイ状況の時です。そのマズさの説明と解決へ向けての有効打を教えてくれます。金言です。先輩からのアドバイスをなぞっていき、状況を共有していけば、先輩はさらに良いアドバイスをくれるはずです。そうしていくと、先輩も目をかけてくれますし、いろんなヒントを受けた自分は速く仕事を進められます。

「コメントされやすい自分を作る」と得をする

また、先輩の状況も考えてみてくだい。
正直、コメントするのにいろいろ考える時間があれば、稼ぐ仕事側に時間を振り向けたほうが楽です。速く仕事が終わるので。
ただ、この時間は置いといて、それでも皆さんのために考えてやっている。先輩も暇ではありません。我々はサービス業なので、「心の理論」にあるように、他者の心を類推し、理解する能力の高さが求められます。先輩の気持ちに立って、先輩が気持ちよく活動できるように努めるのも皆さんの義務です。

アドバイスやコメントへの対応は、個人の性格面が影響します。ただ、それは無自覚な時点での話です。話を聞いたので、これからは自覚できます。「これからはコメントを活用してみよう」と。自身のスタンスを変えてみてスキルを発動させて対応する。これは無自覚でありません。作為的な考えです。

コメントに対応していくと、さらにコメントがもらえます。コメントされやすい自分を作っていけば、先輩の知識と知見を自身にインプットできます。あとは、自分でそれをなぞって経験するだけです。素直にそのまますぐにやってみてください。

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