なにをやっているのか
当社は繊維の街・大阪船場の地で、引札・漆看板といった当時の商いを差別化するための仕事から始まり、印刷、デザイン、企画、マーケティングと激動の時代変化に対応し続けてきました。その中で私たちのCDU(Communication Design Unit)では、商品のコモディティ化や競合の台頭など、様々な要因で生活者から劣化して見えてしまっているブランドに対して独自のメソッドで、ブランドを本質から再生させるリ・ブランドコンサルティング事業を行っています。
なぜやるのか
日本には高度経済成長期に発足した企業が多く、ちょうど今ブランド力の改善が必要となってきています。これまでは、ブランドの抱える課題に対してマーケティングの強化や広告イメージの一新、デジタル施策の強化などの対策をとられていましたが、リ・ブランディングは既存ブランドの価値を磨きなおすためリスクが低く、現状課題だけでなく未来を見据えた対策がとれるなど、非常に有効な手法とされています。
どうやっているのか
まずは社内のパイプ改善を行い、共通の判断基準を制作。
4つのSTEPでブランドの価値を明確に抽出し、コミュニケーションの基本設計をつくります。そして社外に向けてクリエイティブとメディアの設計を行い、再生したブランドを実走させるとともに、施策に対する効果検証も行い、成果の可視化を図ります。
また同時に社内に対しても浸透施策を講じ、社員全員のブランド理解と行動化を図ります。
また、こうしたプロジェクトをスピーディーに、シームレスに行います。それは私たちが広告代理店でもなくコンサルティング会社とも異なる、第三の領域を担う新しい会社です。
【他社のブランディングとの違い】
❶ブランドワークに携わるプランナー・クリエイターがワンフロアに集結していることで、時間がコンパクトに収まり、軸がブレにくいというメリット。
❷媒体ファーストの広告代理店とは異なり、プロデュース・クリエイティブ・マーケティングを生業としたメディア・ニュートラルな立ち位置。
❸センター事業やロジスティクス事業など他部門との連携により、リ・ブランド以降も言いっぱなしではなく、一緒に汗をかいて走るのが基本スタンス。
❹大阪に本社を置き、東京にも拠点を有することで生活者に寄り添った全国感覚を大切にしたフラットな思考。
❺当社自身が123年の歴史をもつ企業で、その経験を生かした独自のリ・ブランディングは、効率性や合理性を追求する「取捨選択方式」ではなく、捨てることなく古き良きを「整理整頓」し解決を図る独自メソッド。