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今年で入社5年を迎えるチーフコンサルタント兼HR担当の福水。
社員数一桁台で入社以降、数名から70名までブルードの事業と組織スケールを最も長く支えてきたメンバーの1人です。
彼の考える成長フェーズのベンチャーに挑戦する意義、得られた成長に迫ります。
いち早く市場価値を高められる環境を求めて
ーーよろしくお願いします!福水さんは元々経営者を目指していたんですよね。どんな学生生活を過ごされていたんですか?
そうですね。父が24歳に起業して、今も経営しています。
父への憧れもあって、いつかは自分も起業しようと思って、大学時にはUber Eats立ち上げのインターンにジョインしたりと、新しいビジネスやチャンスを見つけては飛び込んでいました。
ーー卒業してからはどんな道に?
東京に本社を置く大手スポーツ企業に営業職で入りました。
いま思い返すと勇気がなかっただけですが、まずは基礎をと思って教育が整っているであろう道を選びました。下地を作って、いつかは自分で事業を創ろうと意気込んでいましたね。
ただ入社して1年弱経つうちに、経営者からますます遠ざかるのを感じたんですね。確立された仕組みやビジネスモデルの上で、オペレーションを上手く回す力は身に付いても、自分で仕組みや事業を作る力が身に付く機会がないと感じていました。
「このままじゃいけない」と、入社9ヶ月でその会社を辞めることを決断しました。
ーーそこでブルードに入社されたんですね。
そうです。自分で一から起業して成功させるまでの自信は正直なかったんです。もっと言えば、仮に力があったとしても、これに命を懸けたいと思えるまでの事業が見つかっていませんでした。
ブルードは当時、創業間もない頃で、ちょうど留学サービスもスタートしたところでした。自分が人生を振り返って、最も頑張ったこと、人生を大きく変えてくれたものを振り返ると「海外経験」だったんですね。
いち早く市場価値を高めて、自分が心から打ち込める事業で勝負したい。
そんな想いでブルードにジョインしました。
何もできない自分を知った
ーーブルードに入っていかがでしたか?
最初数ヶ月は、全くバリューを出せなかったですね。
経験のあった営業から始めても赤字基準でした。ミーティング一つとっても、前職の大企業と比べてスピードが圧倒的に違う。入ったばかりの社員でも、平気で営業の細かな数値管理や改善施策が求められる環境でした。
今では業務標準化やオンボーディングも充実して、新メンバーの立ち上がりは相当早いですが、当時は背中を見て学ぶしかありませんでした。
ーーその挫折を経てトップセールスになられたんですね。
そうですね、入社1年経ったころだったと思います。全社トップになってからは、ほぼ1ヶ月も欠かさず営業は1番でした。
ターニングポイントになったのは、後輩が一気に6人入ってきたときです。そこでやっと覚悟ができたというか、腹が決まりましたね。
代表の田中からも当時言われたことをハッキリと覚えています。
「優秀なメンバーが入ってくるから、自分なりのペースでやってると一気に追い抜かれるぞ。市場を見て仕事しよう。この市場で最もスピードが速く、強度の高い事業計画を実現することを基準に考えて価値をつくってね」と。
正直なところ最初は不純な動機で、後輩に抜かれてたまるか!くらいな対抗心でしたが、仕事に対する姿勢が明確に変わったのは事実です。対抗心から始まって、後輩にとって見通しとなる存在でありたい、この会社を名実ともに引っ張りたいと思うようになりましたね。
世界的なボーダレス企業をつくりたい
ーー働く中でどんな成長が得られましたか?
1つは、圧倒的な営業力ですね。営業であれば、負けない自信があります。当然ですが食いっぱぐれることはないと自負があるのは大きな成長です。
2つに、チームで達成する力や感覚は得られました。特にコロナ禍、本当に大変だったんですね。いつコロナが明けるかもわからない、留学を検討するお客様からの不安の声も尽きない中で、なんとか打開策を見つけ、お客様のご安心をつくりつつ、自分たちもマーケットリーダーになる上で成果も求められる。
毎日がギリギリの戦いでした。それでも最終的には、結果21年5月からは3ヶ月連続で過去最高業績を更新し続けています。
危機を乗り越えるたびにチームは強くなる。個人ではできない偉大な成果をつくることが、チームの持つ絶対的な可能性なんだと、深く腑に落ちたことは大きな成長です。
ーー今後の目標を教えてください。
3つ目の成長でもあるんですけど、入社して一番得られたのって“視座”なんですよね。スポーツ一つとっても、地方大会でも全国大会でもいいですが、やっぱり世界レベルで戦いたい。
今はまだ70名の小さな会社ですが、必ずビジョンである世界的なボーダレス企業をつくります。それを実現するための、事業成長を実現できていますし、新規事業も着々と進めています。
留学でいえば、2023年までにマーケットリーダーになり、そのブランド力や再現性をインバウンド事業でも実現していきます。特に、日本で仕事をしたい外国人人材と人材不足の介護/建設事業者を繋ぐマッチングプラットフォーム事業は非常に可能性を感じてる新規事業です。
東アジア、東南アジア圏の特定技能に特化して、建設業/介護/飲食など、100兆円を越える成長市場での人材不足の解消と少子高齢化という社会問題を解決する事業です。確実に来る社会の未来に対して自分たちが専門性を持ってアプローチできる領域だと考えています。
まずは4年後、2025年に売上200億の実現です。あくまで通過点ですが、それだけの影響力を持つ会社になっていきます。
ーー達成する上でどんな課題がありますか?
一つは採用です。ミッションに共感できる優秀な仲間がまだまだ必要です。事業成長に対して、組織成長が追いついていません。お客様の要望や市場のニーズに対して、まだまだアプローチできていないことが山積みです。
二つ目は、連続成長の実現です。留学事業はすでにKPIが標準化され、一定のメトリクスが作れている状態ですが、この数字を連続的に改善し続けることと、その改善スピードの速さが課題です。毎日2回以上、年間で700回以上のサービス改善を続けられるオペレーション力を付けることで、まだまだ顧客解像度を上げられると考えています。
三つ目は、非連続成長の実現です。プロダクト、マーケティング、オペレーションの中で、1つ以上の非連続成長を実現できるメンバーを増やすことが課題です。どこかのKPIやKGIを10倍にする、桁の違う生産性を実現する、圧倒的な利便性、コストメリット、速さを実現する。このようなBizDev(事業開発)人材の育成にも力を入れていて、各メンバーにストレッチの効いた機会提供を増やしています。
加えて、やはりブルードのDNAや企業文化は磨き続けたいですね。「ブルードが変わり続ける一方で変わらないもの」を体現し浸透する役目があると思っています。MVVやカルチャー、根本的な考え方は大切にし続けたいですね。
――では最後に、今後どんな人と働きたいですか?
ブルードが抱える課題に、一緒にワクワクできる方、何かに卓越している方、嘘がなく腹を割って話せる誠実な方と一緒に働きたいです。インバウンド、アウトバウンド領域でコロナ禍に倍々で伸びている企業は珍しいはずなので、その領域で共に頭を悩ませ、切磋琢磨できればと思います。
加えるなら、スキルや知識、経験値を持っていることよりも、成果に対する執着とやり抜く気概が大切だと思っています。自分が入社時に何も持っていなかったからこそ伝えられることですが、トップセールスになるために必要なのは、たったその2つでした。
ベンチャーに飛び込む勇気がない人や、自分のように「まずは大手に」と悩む人もいると思うんです。そんな方にこそ、一緒にチャレンジしましょうと言いたいですね!
少しでもピンときた方は、ぜひ一度オンライン説明会やカジュアル面談に参加してみてください。少なくとも僕たちのチャレンジする気概は感じていただけると思います。それが皆さんの一歩踏み出す勇気になるかは分かりませんが、志を持って飛び込むからこそ得られる価値ややりがいに触れていただけるはずです。