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なにをやっているのか

2030年にリリース予定の車のコンセプトになります。コンセプト企画においてもAIを用いており、Stable Diffusionを組み合わせた手法でデザインを実施しました。
2022年には10名ほどだった社員が2023年には40名以上となっており、多くの才能が集まっています。ただ、完成車メーカーになるにはまだまだ才能が足りません。
Turingは完全自動運転EVの開発を進めるスタートアップです。経済産業省主導「J-Startup企業」選出や、週刊東洋経済にて「すごいベンチャー 2022年最新版100社リスト」選出などで取り上げられています。 アメリカや中国では数百を超えるEV・自動運転のスタートアップが生まれています。設立して間もない企業が完成車メーカーとなっており、自動車業界全体に大きな変革が起きている状態です。米中の彼らにできて、日本でそれができない論理的な理由はありません。 適切なリーダーシップで、AI・ソフトウェア・ハードウェア・ビジネスサイドといった異なる才能をまとめ上げれば、日本からも偉大な企業を生み出せるはずだ。そういった思いからTuringは生まれました。 Turingのマイルストーンは大きく3つです。 1.改造車の販売 2.Turingの独自車両で保安基準を通過した車両を販売 3.レベル5 完全自動運転車両の大量生産・販売 Teslaが進んだ道をトレースする形で日々開発を進めており、保安基準突破・独自車両販売という次のマイルストーン達成に向けて動いています。 これらを実現するために、CEOの出身校である東京大学出身者を中心として、カーネギーメロン大学PhD取得者のCTO、東証プライム市場上場企業役員、研究者、中央省庁、Google、リクルート、サイバーエージェント、メルカリ、三菱自動車、本田技研工業、ジェイテクト、ソフトバンク、Accenture、パーソルキャリア、Kaggle Grandmaster、インドで寿司屋起業など多種多様なバックグラウンドを持つ人材が参画しています。 ▼ Entrance Book https://tur.ing/entrancebook ▼ Turing Tech Blog https://zenn.dev/p/turing_motors

なぜやるのか

カメラから取得した画像データにLLMを組み合わせることでマルチモーダルなAI開発を実装しています。既存の自動運転開発とは異なるアプローチを創業期より採用しており、段階的に自動運転のレベルを上げていくのではなく、レベル5を一気に目指すスタイルです。
AI・ソフトウェアだけでなく、ハードウェアや車体の開発も行なっています。車の全ての制御や機構を明らかにし、われわれ独自の強みを構築してくのです。マルチモーダルなAI、独自のIVIやOS、統合ECU、バーチャルエンジニアリングや独自生産ラインの構築などさまざまな分野で高難易度の技術開発を行なっていきます。
自動運転・EV技術の出現で自動車業界は100年に1度の大変革期と言われています。Teslaは一時期、時価総額100兆円を超えました。彼らは生まれて20年近くです。この20年の間に、EVの生産台数や車両の体験でわれわれを驚かせています。 非常に大きく強力な相手に見えますが、彼らと比べた時に日本の人材が大きく劣っているかと問われると、一人ひとりの能力は決して劣後していないはず。自動車業界の市場規模は日本では約60兆円、世界規模でみると約400兆円です。 ・非常に大きな市場である ・世界に市場があり外貨を稼げる産業である ・日本がプレゼンスを発揮してきた領域である そういった点から、われわれは自動車業界でイノベーションを起こしていくことを決めました。 完全自動運転の実現は、AIの進化に焦点があたりがちですがそれは違います。技術的な面で言えばソフトウェア・ハードウェアの領域でも強い進化が求められているのです。例えばTeslaが行なっているOTA(Over the Air)車に搭載したOSのアップデート、車体やバッテリーマネジメントシステムのアップデートをも可能にしています。 AI・ソフトウェア・ハードウェアがきれいに融合しており、非常に高い技術を実現しているのです。われわれはTeslaに追いつき追い越せるような技術開発を行っていきます。仕様だけを作り、あとはパートナー会社に頼るのではなく、自社で独自技術を作りあげ、それを車両に搭載していくことを念頭に開発を進めています。 ◆ 最も安全で最も自由な完全自動運転EV車両の開発 交通事故の死傷者は国内だけで年間10万人いると言われています。また車は我々の生活に必要不可欠なツールですが、「運転が苦手な人・できない人」が社会にたくさんいると私たちは考えています。 Turingは自動運転機能付き車両を開発・販売することで、人間の運転よりも圧倒的に安全・安心・自由な移動ツールを顧客に届けます。自動運転車が当たり前に街中を走り回る未来を実現するため、同じ志を持つメンバーを募っています。 ◆優秀なエンジニアが社会使命に取り組む会社 「自由闊達にして愉快なる理想工場の建設」これはソニーの設立趣意書に記載された言葉です。Turingでは、「優秀なエンジニアが最高の社会使命に取り組める会社」を目指しています。一度きりの人生、世界に大きな影響を与えるチャレンジをしませんか?「大きな志を持って働く」そんなことが当社では可能です。 ◆技術の総合格闘技に勝利し、歴史に残る仕事をしよう クルマは、工学最高峰の製品と言われています。そのエンジニアリングに取り組むプロセスは技術の総合格闘技であり、Turingには多くの才能が必要です。TOYOTA、NISSAN、HONDAなど、子ども時代からの憧れの存在である完成車メーカーを、私たちの世代からも生み出しましょう。Turingはスタートアップ・社会のワクワク枠として、みなさんと歴史に残る仕事をしたいです。

どうやっているのか

ソフトウェアだけでなく、ハードウェアや低レイヤーの知識も求められていきます。リクルート、サイバーエージェント、メルカリで活躍したソフトウェアエンジニアが次の挑戦の場としてTuringを選んでいます。
独自のIVI構築のために、オープンな技術選定を行っています。今まで自動車業界に関係のなかった人が参画できる土壌を作っているのです。技術選定から実装、サプライヤーとのやり取りまでを経験できるフェースで、いち個人のキャリアの面でも幅広い挑戦ができます。
Turingはソフトウェア開発・ハードウェア開発・社会実装の3つに力を入れています。 ◆ 完全自動運転AI:ソフトウェア開発 一部上場企業CxO/執行役員経験者、Kaggle Grandmaster、メルカリ・リクルート・サイバーエージェントで活躍したソフトウェアエンジニアなど国内最優秀の開発者がチームリーダーとして働く環境です。また社内で自動運転・強化学習・ソフトウェア開発に関する勉強会・情報共有会も積極的に行われています。 ◆ ハードウェア・車体開発 オフィスから徒歩3分の場所にテストコース・実験車両を保有し、自分たちで走行データ・テストを行える環境を有しています。独自の車両開発拠点を2023年6月にオープン予定で、今後は車両開発だけにとどまらず、生産技術など工程開発にも取り組んでいきます。 ◆ 自治体・顧客との対話:社会実装 自動運転車を一般公道で走らせるためには政府・自治体・顧客とコミュニケーションを取り、適切に進める必要があります。また法規認証・保安基準をクリアするためには陸運局などとの交渉も必要で。Turingは関係省庁・市町村と自動運転車両の法的枠組みを取り決めながら、車両を購入する一般顧客との対話も続けています。また国立科学技術振興機構(JST)からも支援を受け、研究・開発を進めています。