なにをやっているのか
腕が不自由な人ができることをふやす、新しいタイプのアームサポート「MOMO」。
10月に開催したMOMOに関するトークイベント。障害当事者の方々と共に開発や普及活動に取り組んでいます。
テクノツールは、テクノロジーの力で障害をもつ人々の生活を良くしていく会社です。
重度肢体不自由者のためのコミュニケーション機器やロボットアーム、視覚障害者のための点字文書作成ソフトなど、これまで様々な福祉機器を開発・販売してきました。
最近では、日本ではまだ一般的でないアームサポートを広めようとしたり、ロボットアームの自社開発を進めるなど、常に新しいことにチャレンジしています。
障害者と健常者が共に暮らせる社会を目指して、これからもテクノロジーを使ったアプローチを続けていきます。
なぜやるのか
新しいロボットアーム「Udero」を一緒につくりましょう。
オランダ製ロボットアーム「アイ・アーム」の代理店もやっています。
日本には肢体不自由者・児が180万人以上います。(平成25年版 障害者白書より)その中でも特に症状が重い方々は、自らの腕や手を思い通りに動かすことができません。
私たちのつくるロボットアーム「Udero(ウデロ)」は、そのような方々の手となり腕となり、できることを増やしていくためのロボットです。
できることが増えると、自分で食事をしたり、趣味を楽しめるようになるかもしれません。友達と出かけたり、家族の手伝いをしたり、仕事ができるようになるかもしれません。このように暮らしの中で選択肢が増えていくことはQOL(Quality Of Life)を向上させ、より豊かで自立した生活を送れるようになります。それは同時に、家族やヘルパーなど介助者の負担軽減にもつながります。
テクノロジーで障害者と健常者が共に暮らせる社会づくりに貢献したい、という私たちの想いを示すカタチの一つとして、Uderoを世に出していきたいと考えています。
どうやっているのか
オランダ国王・王妃にデモンストレーションを行ったこともあります。
都内ですが自然が残る静かな場所で、仕事に集中できます。
◆エンジニアが中心
代表を始めとするメンバーの半数以上がソフトウェア/ハードウェアのエンジニアです。
また外部の優秀なエンジニアやデザイナー、大学などとも積極的に連携しています。
◆当事者自ら開発に参加
“障害当事者と一緒にやる”というのも、テクノツールの大きな特徴です。12名中2名は障害者で、開発やサポートに当事者目線を取り入れています。
◆経験豊富なメンバー
小さな会社ですが経験豊富なメンバーが多く、それぞれの得意分野を生かして開発から販売、サポートまで一貫して行っています。