1
/
5

なにをやっているのか

ぷるり・シリーズ、ふぁふぁ・シリーズをはじめ、寒天菓子の新しいカテゴリーを創出。近年では、琥珀糖がSNSをきっかけに認知が広がっています
出雲大社の参道に直営店「いづも寒天工房」。ブランディングや新商品のテストマーケティングの場としても活躍
【お菓子文化の継承、革新】 津山屋製菓はお菓子作りの会社として、ドライゼリー・琥珀糖などの流通用半生菓子の製造を行い、日本全国の量販店や生協、世界各国に寒天を使った半生菓子をメイン商品として販売をしています。加えて、2015年には新規事業として出雲大社の参道に直営店「いづも寒天工房」をオープン。2021年には徳島の和菓子メーカーである高松製菓のM&Aを行い、事業の拡大を図っています。 お菓子文化の継承、革新を理念に掲げる弊社では、ぷるり・シリーズや、ふぁふぁ・シリーズなど寒天菓子の新しいカテゴリーを創出。長年続けてきたことにより、若い方にも改めて注目され始めています。 加えて、琥珀糖がSNSで取り上げられたことがきっかけに、大手小売店やセレクトショップ、コンビニチェーンなどでの商品の取り扱いもスタート。流通用半生菓子事業を中心に成長し続けています。 【新しい事業の柱を建て続ける】 流通用半生菓子事業を中心に既存事業の柱を建て、企業として盤石な経営体質を構築してきました。しかし、時代が変わりゆく中で、現在の柱がいつまでも続くとは考えていません。現状に奢ることなく、新しい柱を作り続ける。そのためには、この先何が求められているのかを敏感に感じ取りながら、食品やお菓子という既存事業にこだわらず、新たな事業を広げていくことへの挑戦が必要になると考えています。

なぜやるのか

【企業理念】 「わたしたちはお菓子とともに笑顔と夢を届けます」 「わたしたちはお菓子文化を継承、革新します」 【事業目的】 「従業員の物心両面の幸せを追求する」 「すべての関係先と共存共栄する」 「地域社会に貢献する」 【ワクワクし続けたい】 新たな挑戦が生まれることは、ワクワクすることだと考えています。様々なことを考えて、新しいことを次々と創造していく方が面白いですし、それが結果的に将来の事業の拡大や時代に合ったビジネスへの変容のきっかけになります。

どうやっているのか

社風は年功序列ではなく実力主義。社員のチャレンジには社長を含め経験豊かなメンバーがサポートします
チームの垣根を超えた開発チームで次の柱になる商品がないか常に模索しています
【社員の自発的な創造から始める】 社員が挑戦したいことがあれば、自分はこうしたいということを積極的に発言して欲しいと考えています。今までは社長が考え指示をしていた部分もありましたが、それでは社長の想像を超えたものが生まれてきません。これから新しい人材が増えれば、新しい事業の可能性もドンドンと広がっていくと考えています。その時に重要なのが、制約するのではなく自由に行動してもらうこと。もちろん何でも好き勝手にやるというのは、企業としてズレてしまう可能性があるため、指針としての津山屋フィロソフィが重要になってきます。 【津山屋製菓の方針・仕事観・やり方】 弊社では津山屋フィロソフィとして、企業においての目標・目的達成のためだけでなく、一人一人が人格を磨き夢と希望にあふれる明るい未来がひらけるように、15の経営指針を掲げています。朝礼ではフィロソフィに照らして、自らの行動を振り返り、共有する時間を設けています。フィロソフィが血肉化することで、新しいことに挑戦し、判断に迷った時に正しい判断ができるようになると考えているからです。 〇津山屋フィロソフィ ・人として何が正しいかで判断する ・大家族主義で経営をする ・実力主義を基本とする ・お客様第一と考える ・パーフェクトをめざす ・質素倹約を心がける ・常に創造的な仕事をする ・採算意識を高める ・有意注意を習慣にする ・みずから考えて動く ・感謝の気持ちを持つ ・昨日より一歩だけ前進 ・人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 ・謙虚にして驕らず、さらに努力を ・いつも明るく前向きに