トライエッティングCOOの菅沼です。
Tryetinger's Blogでは、トライエッティングのメンバーや活動の様子をお届けしていきます。インターン生紹介インタビュー第3弾は、トライエッティングのビジネスディビジョンチームで活躍する高橋が登場します!今回はわたくし菅沼がインタビュアーとして、「起業も予定している」という高橋のインターン参加の理由を聞いてみました。
高橋 亮祐|プロフィール
1993年、愛知県豊田市生まれ。名古屋大学工学部物理工学科量子エネルギー工学専攻4年生で、現在は起業準備のため休学中。トライエッティングではビジネスディビジョンチームに所属し、対外折衝などに携わる。
長江との出会いは、本山のスターバックス!
―まず、簡単に自己紹介をお願いします。
豊田市出身で、名古屋大学工学部物理工学科量子エネルギー工学専攻の4年生です。長江社長の後輩にあたりますね。今は起業の準備もあるので、今年の秋までの予定で休学しています。
―起業に関するお話は、あとでじっくりしてもらいますね! では、インターン応募のきっかけを教えてください。
長江社長から声を掛けていただいて、それがきっかけです。名古屋大学近く(本山)のスターバックスを、長江社長がよく利用していて。社長のことは知っていたので、たまたま見かけたときに、「あ!長江社長だ!」と思って、話しかけたんです。
―知っていただけなのに?(笑)
そうです、芸能人に声を掛けるような感覚でした(笑)。ちょうどその頃は、トライエッティングが資金調達をしたくらいのタイミングで、私自身も起業に興味があったので、ぜひお話したいと思ったんです。
その後、またスターバックスで偶然お会いしたんです。そのときにも声を掛けたら、オフィスに誘っていただいて、そこで自分の考えているビジネスプランを聞いてもらいました。
―ビジネスプランを聞いてもらって、どうでしたか?
長江社長、大塚CDAO、竹島CTOの3人に聞いてもらったんですけど…いやぁ…ボコスカにされましたね(笑)。それで、長江社長が「インターンを学びの場として、いろんなことを教えてあげるから、うちで勉強したら」と言ってくださって。「ぜひぜひ!行きます!」と二つ返事でした。ダメな後輩に手を貸してやろうという、長江社長の面倒見の良さがあって、インターンに参加させていただくことになったんです。
起業で、“自由な大学経済圏”をつくる
―では、インターンをしながら、起業の準備もするんですね。
そうです。4月中に登記をして、5月から本格的に会社を運営するというスケジュールで動いています。
―どんなビジネスプランですか?
名古屋大学の学生を対象にした、Web上の総合プラットフォームを作ろうと思っています。名古屋大学は、起業する人が増えてきましたよね。でも、学生の生活をもっと良くする活動をしている人は全然いなくて。
―学生の生活を良くするプラットフォーム、ですか?
Googleに近いイメージのプラットフォームです。Googleには、Gmailやドライブ、ウェブストアなど、いろんなサービスがありますよね。それと同じように、複数のサービスを扱えるようにするプラットフォームを考えていて。その中でも、最初にリリースする予定のサービスが、家庭教師事業です。
名古屋大学の学生は、他地域の学生に比べて家庭教師の時給が安いんですよ。偏差値で言うと、高いところだと東大や京大で3,000円~3,500円です。偏差値の相関で比べてみても、名古屋大学なら少なくとも2,500円はあっていいはずです。それが、2,000円を切ってしまうのが現状なんですよ。
これには、“おかしいね”という声も多くて。個人契約なら高時給でできることもありますが、それをちゃんと交渉・契約できる場がないんです。じゃあそれを作ろう!ということで、まずはそこからスタートしています。家庭教師事業については、もうすぐプロトタイプがリリースできる予定です。
―需要はありそうですね! ちなみに、サービス名は決まっていますか?
“自由な大学経済圏をつくろう”がビジョンなので、それにちなんだサービス名で『Funplat(Free university economies platform)』です。最終的には、名古屋大学の学生の9割が使うプラットフォームにしたいですね。
―起業の準備にインターン、忙しくなりそうですね。
作業をしていない日はないし、起業のことは「どうしたらおもしろくなるかな」とずっと考えています。まだオフィスがないので、一日中スタバにこもって作業したりして。
―表情からもワクワク感が伝わります。楽しんでやっているんですね。
そうですね。趣味のような感覚で、あまり“仕事をしている感”がないですね。
インターンで学び、ゆくゆくは長江を越える?!
―インターンでは、どのようなことを学んでいきたいですか?
起業に関することや、会社の運営を学びたいですね。あとは、長江社長の、社長としての在り方です。トライエッティングが資金調達をしてフェーズが変わったというこのタイミングで、会社をどう強くしていくのか、そういったところを見たいですね。
とにかく、知らないことがめちゃくちゃ多いので、私よりも先のステージに立つ長江社長からは、教えてもらえることはたくさんあると感じています。
―確かに、生で身近に感じられる機会はなかなかないですからね。
そうなんですよ。自分が起業して、次に目指すステージのモデルとして、勉強になると思います。あと、トライエッティングはBtoB企業なので、法人営業に強いです。そこも学びたいですね。ビジネス面だけじゃなく、長江社長の人柄からも学ぶことは多いです。
―長江の人柄をどう感じていますか?
普段は、冗談を言ったりふざけたり、飄々としている場面もありますよね。そこと真剣なときのギャップがすごく魅力的で。
去年の12月にあったイベント(『Tongali人材 × ITベンチャー Meetup』)に長江社長が登壇したときも、すごくユーモラスな人だなと思いました。あと、そこでの菅沼COOとのやりとりを見ていて、二人の関係性に、なんだか「安定感」があるなと思ったんですよ。会社の雰囲気がワンマンな感じではなくて、それが新鮮で。そこでも、トライエッティングに興味が湧きましたね。安定感があるのは、多分菅沼COOがすごいからだと思います。だって、「チーフお母さんオフィサー」ですから(笑)。
―(笑)最後に、今後の目標を教えてください。
長江社長は、私にとって師匠のような存在です。なので、“師匠越え”をするのが目標です!
―“師匠越え”!
まずは、ライバルと思ってもらえるようになって、そのあと師匠越えを目指します。私の方が長江社長より後ろにいるじゃないですか? ということは、長江社長を見れるし学べる。なので、有利な訳ですよ! だからやっぱり、越えないといけないなって思います。長江社長からは、「越えるくらいだとか、食ってやるくらいの覚悟じゃないと、代表なんて務まらないよ」と言われているので。
―長江越えを目指して、がんばってくださいね!