毎日ワクワクしながら仕事をするために | トリコ株式会社
トリコの創業メンバーの加藤さんにインタビュー。新卒で1,000人規模の会社に入社した中でなぜトリコを創業しようと思ったのか、会社やサービスへの想いを聞いてみました。 Co-Founder / Designer 加藤敏美(通称:としちゃん) ...
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こんにちは!人事の伊藤です。
今回はお散歩企画第二弾です!共同創業者の加藤さんとオフィス近くにある新宿御苑周辺でウォーキングしてきました。加藤さんには1年半ほど前にもインタビューさせていただいています。今回はそこからの心境の変化や現在の仕事について伺ってきました。それでは、レッツゴー!
加藤 敏美(CO-Founder)
多摩美術大学卒業後、LIFULLにてwebデザイナー兼PMを経験し、共同創業者としてトリコに参画。
▼前回インタビューはこちら
前回のインタビューから1年半…変化はありましたか?
もう180度変わりました。メンバーの人数も倍ぐらいになりましたし、私自身の働き方も、ただがむしゃらに働いて、とにかく自分の仕事を早く終わらせるというスタイルから、今ではチームを持つ立場になり、開発・デザインチームのマネジメントも行っています。丁度前回のインタビューの時期に細田さん(COO)がトリコに入ってくれて、1on1で今後どうなりたいかについて話しをしたとき、「絶対に偉くなりたくない」って話したのが懐かしいです。笑 当時は人に教えるとかマネジメントの経験もなく、自分が手を動かしてどんどん仕事を進めていく人でいたいから、そういうのやりたくないし、偉くなりたくないですって言ったんですよね。それが一年後こうなるとは…想像もつかなかったです。
スタートアップのスピード感半端ないですね…!その中で大変だったり辛かったこともあったんじゃないですか?
実は一度自分の中でオーバーワークしてしまって、夜普通にみんな仕事している中で突然私が泣き出すみたいな事件を起こしてしまいました…。
前回インタビュー半年後のフェイスマスクをリリースした頃、開発側の管理と、倉庫とのコミュニケーションを担当していたんですけど、同じ時期に自分と同年代の中途メンバーが入ってきたんですよね。私が経営陣と他のメンバーの中間の位置にいたから、オーバーワークで働いているのに後に入ったメンバー全員の相談役になって、ずっと話しかけられてるみたいな状態になってしまって…。
マネジメントとか教育の経験がなかったから、コミュニケーションの方法はもちろん、ちゃんとその場で資料に落として同じ質問されないようにする、といったスキルがなかったんです。とにかく質問に答える、自分もタスクいっぱいなのにそれが全然進まない、みたいな状況が辛くて色々重なって圧迫されて、感情が溢れてしまったんだと思います。
加藤さんにもそんな時期が…!今のチームを引っ張っている姿からは想像できないです。
そこから自分の仕事、他のメンバーにやってもらう仕事、自分が持ってるチームみたいなものをちゃんと整理して仕事しないといけないなと思い直して、マネジメントの勉強をするようになりました。
会社の拡大や、メンバーの増加に対する気持ちの変化を教えてください!
ドラマのシーズンのような感じですかね。私の中では細田さん(COO)が入ってきてからがシーズン2で、CSとか部署っていう概念ができてきて、自分自身の立場も少し上がって…。でもなんとなくもうすぐこのシーズンも終わりそうだなと思っています。何ていうか今シーズンも主要メンバーに残れていてよかった、みたいな気持ちですね。組織編成やサービスの拡大、新しいメンバーが続々と参加して、客観視して物凄いドラマだなと思っています!何シーズンまで自分がメインキャストとして入れるんだろう…。ドラマだと主要なメンバーにハプニングが起きるから怖いですよね。笑
でもそんな目まぐるしい変化をポジティブな気持ちで捉えられていて、常に新しい経験をできて、自分の中でも成長の壁を超えている実感もあります。今はただ楽しく走っているだけではあるんですが、去年の自分より圧倒的にレベルあげられている自信もあります。
加藤さんの現在の仕事は?
現在はPMのような動きで仕事をさせてもらっているんですが、最初はPMというポジションの正解がわからず、細田さんやエンジニアのメンバーにめちゃくちゃ相談しながら進めていました。今の働き方は隙間を埋めるというか、問題が起こったときに中心になって各所と連携して解決するとか、これがやりたいってなったときに、実現する方法を0から考えて進めるみたいな感じです。改善業務よりは新規事業が多いですね。それも、プロダクトだったりサイトだったり、割と毎回違うから作業のフローを自分自身で確立していかないといけないし、他社での経験もないから、これであってるのか?大丈夫なのか?と思いながらも、止まるわけにはいかないので、とにかく前に進めることを意識して取り組んでいます。
加藤さんが仕事していく中で自分で決めているルールはありますか?
誰よりも働く姿勢を見せることですかね。会社を作ってきた立場でもあるから、当たり前だけどメンバーの誰よりも高いモチベーションを持っていると思っています。他のメンバーに対して、もっと働いてよって言うのではなく、自分のアッパーをどれだけ高くするか次第で皆のパフォーマンスや、会社に対するモチベーションも上がると思っています。なのでまずは1番働く、会社やサービスを前に進ませるという姿勢を1番高く持つ、この2点を自分の中で決めています。でもみんな最近すごい働くから一番になるのが大変ですが…。笑
先程、細田さんが入社してからがシーズン2と伺いましたが、当時の心境についても教えてください!
正直に言うと、当時はスタートアップを運営する1人として、自分のスキルにそこまで自信がなかったんですよね。なので自分より優秀な人が入ってきて欲しいとずっと思っていました。そんな時に、ある程度の知見をもった年上のお兄さんが入ってきてくれて、人柄も柔らかくてアドバイスもしてくれるんだけど、ちゃんとこちらの話しも聞いてくれる人で安心しました。会社とプロダクトが拡大するなら誰が入ってきてもいいと考えていたので、私にとってはすごく有難いシーズン2の幕開けでしたね。ただその分自分が後から入ってきた人から見てめっちゃ仕事ができなそうとか、やる気なさそうに見えたらやばいなと思ったので、それまで以上に気を引き締めましたね。
こうやって聞いていても本当に目まぐるしいドラマですね…。会社や働き方に対する考え方にも変化があったんじゃないですか?
サービスを強くするモデルを確立できたのは去年の春頃じゃないかと思っています。そこで私自身も初めてただがむしゃらにやっていたけど、ずっと伸び続けるサービスになる基盤を作れていたんだなと実感することができました。プロダクトの良さはもちろん、サービスモデルがいかに大事かということも改めて感じましたね。いかに良いプロダクトを作るかはもちろん重要なんですが、そもそもサービス全体を伸ばすために新規プロダクトを出したり、サービス改善していくっていう意識に変わりましたね。会社で働く、会社のサービスを前進させる、会社を大きくするということを身をもって実感できつつ、スピード感を持って今の立場にいれてることに日々感謝しています。
加藤さんから見てトリコのメンバーに共通していることって何かありますか?
トリコの人たちは、上手くストレスを分散させる力が強いと思っています。決まった時間で仕事が振られているわけでもないし、一人一人の仕事量が多いから基本的にタスクオーバーな状態なんですよね…。それを捌かないといけないし、しかもその担当者が自分しかいないといった人が大半なのですが、その中でみんな上手く元気にやってくれている。凄く忙しいけど、なんとなくみんな楽しそうなのが良いなって思います。もちろん辛そうな時もあるんだけど、基本的には前向きだからなんかクリーンさがあって正義っぽくて、そういった意味でもすごくドラマっぽいと思っています。笑
それでは今後の目標を教えてください!
トリコの目標が私の目標なので、今後の目標はFUJIMIを売上500億円ブランドにすることです!そのためにまずは「FUJIMI特有のパーソナライズ体験をアップデートしてお客様を虜に、新規プロダクトを最善最速でリリースするフレーム形成、メンバー全員が起業家精神をもって働ける強靭で柔軟性のある組織作り」の3つを意識して取り組んでいきます。
ありがとうございます!トリコドラマ、シーズン3は一体どうなってしまうんでしょうか…。今から楽しみですね!
「私らしい美しさで、私をもっと好きになる」トリコはそんな世界を実現させる企業です。一人一人に寄り添うパーソナライズビューティーケア『FUJIMI』を通して、1人でも多くの人が自分をもっと好きになれるように、自分専用の特別なアイテムでケアすることで、更に自信を持ってもらえるように、そんな想いを実現するため今後も美容領域でプロダクトを展開していきます。
ミッションに共感していただける方、とことんプロダクトと向き合い、サービスを発展させていきたい方、まずはカジュアルにお話ししましょう!エントリーお待ちしております。