1
/
5

【Special Story】23歳で起業、これ以上に楽しいことなんてない 【トリコ創業ストーリー】

こんにちは!人事の伊藤です。

今回はなんと!オフィスがある新宿御苑前駅の周辺を散歩しながら藤井社長にインタビューしてきました!起業のきっかけからトリコ創業までのストーリー、その時の心情などを赤裸々に語っていただきました。いつものテキパキした社長とは違った一面もあり、、、かなり本心を語ってもらっています!それでは行ってみましょう。

藤井 香那(CEO)

横浜国立大学卒業後、ユナイテッドの子会社である(株)ミワクを設立しアプリ運営に従事。2018年4月よりトリコ(株)を立ち上げ、2019年2月よりパーソナライズスキンケアFUJIMIを展開する。

始まりは学生インターン。汚くてカオスなオフィスで死ぬほど働いた


社長がどんな学生だったかめちゃくちゃ気になるんですが…。昔から起業に興味があったんですか?

全然そんなことなくて、どちらかというと割とふわふわしてたかもしれない。普通に就活もしたし、当時はデザイナーとして内定ももらっていて、就職するギリギリまではその会社に行くつもりだったんだよね。

えー!どうして気持ちが変わったんですか?

どこから話そうかな…。でも、大きなきっかけは大学1年生のときからインターンしていた会社がM&Aしたことかな。あの時の感動は本当に今でも覚えてる。

インターンしてたんですね!

1年生の途中で、大学生のウェイ!みたいなノリに飽きちゃって、丁度そんなときに、同じサークルの起業している先輩と話しをする機会をもらったんだよね。元々ベンチャーとかスタートアップいいなー面白いなって思っていたから、当時は大学が横浜だったんだけど、六本木のシェアオフィスまで行って…。オフィスはめっちゃ汚くて、こんなとこでやってるんだ!って思ったのが最初の印象。笑 でもバイトもつまんなかったしそのままインターン働くことにして、そこから3年くらいは死ぬほど働いたんだけどすっごい楽しかったな〜。

どんな会社だったんですか?やっぱり美容系?

規模もトリコの3分の1くらいで、全然美容系とかではなく、メディアをやってる会社だった。社長の他は学生インターンしかいない会社で、当時は私も学生だけどほぼ社員みたいな働き方をしていたの。笑 社長の働き方もずっと見ていたんだけど、汚いシェアオフィスで、家もないから給湯室で頭洗って、寝袋で寝る生活で、世間の社長像とはかけ離れてたと思う。

そこからのM&Aですか?

上場企業への売却が決まって、そのとき想像もできないくらい大きなお金が動いて、M&Aのリリースをメンバーみんなで見たんだけど、その時「こんなに評価してもらえるんだ!自分もやってみたい!」って強く思った。M&Aの前、一時は本当に事業が上手く行かなくて、資金も底をついて、人を削った時期もあったのね。そこからまた再起をかけて挑んで、全く方向を変えてから毎日数字が伸びていくのを見るのが楽しかったし、何があるかほんとにわからないって思った。それがすごく面白くて、起業以上に楽しいことなんてないなって思った。

23歳で起業。上手くいくことばかりじゃなかった

なるほど…それで起業家を目指そうと?

デザイナーの内定を辞退して、M&Aで買収した会社の子会社を立ち上げる機会をもらって、そこで1年やってたんだよね。チャットストーリーアプリみたいなのを作ってたんだけど全く上手く行かなくて、エンタメ事業ってめちゃくちゃ難しいって思った。世の中のサービスは大きくエンタメ型と課題解決型に分かれると思うんだけど、私は課題解決型の方が得意だってそこでわかったのもあるし、サービスを閉じるタイミングで当時の会社も辞めて、そこから自己資本でもう一度会社を立ち上げた。それが自分の起業家としての本当のスタートだったと思う。

それがトリコですね!FUJIMIを作ろうというのも最初から考えてたんですか?

実はFUJIMIを始めたのは途中からで、設立当初は美容メディアをやってたんだよね。メディアではサプリもたくさん紹介していて、ダイエット、バストアップ、便秘改善とかが多かったかな。だけど正直全然オススメできない商品も多くて紹介するのが心苦しくなってきて、事業の転換を考えていく中でFUJIMIを作ろうと思ったんだよね。そもそもトリコを設立する前からすごく迷走していて、私自身肌もめちゃくちゃ荒れてて…。いろんな化粧品を試しても全然良くなかったけど、サプリを飲んでめっちゃ良かったっていう実体験があったのと、メディアをやる中で自然と成分に詳しくなっていたのもあって良いサプリを自分で作って広めたくなったのがきっかけかな。あとは、なにより高品質でかつ見た目がお洒落なサプリを作りたかったっていうのが大きいかな。

確かに見た目がお洒落なサプリメントって少ない気がする…(小声)

成分にもデザインにも、凄くこだわりが詰まってる!

刺激フリークなんだと思う、常に刺激を求めてる

すっごく大変そうだけど…社長はいつも生き生きしてますよね!

刺激フリークだから、刺激的で変化率の高いものを常に求めてるかもしれない。なんか恋愛とかにはあまりその感覚が向かなかったんだよね。売上が上がっていく感覚、メンバーが増えていく感覚にワクワクするし、一方で色々な問題もあって…苦しい面もあるけどそれすらも楽しいと思っちゃう。笑 だからね、そうならないようには本気で死ぬ気でめっちゃ頑張るけど、万が一トリコがどうにもならなくなっても、メンバーが全員いなくなっても、それでもまた私は起業すると思う。

むしろ大変なのが好きというか、燃えるって感じですか?

燃えるというか、純粋に楽しいって感じかな。やっぱり過去を振り返ってみて体調を崩すくらい大変だったことも、今の自分だったらなんなく乗り越えられるんだよね。会社もだけど自分の変化率が楽しい。共同創業者との別れとか、資金が底をつきそうになるだとか、伸びないメディアをクローズすることをメンバーに伝える時の気持ちとか、当時は一個一個が本当に苦しくて、その一つ一つにすごく悩んでいたけど、今は前より上手にできるなって思う。立ちはだかる壁が少しづつ高くなって、でも振り返ると自分がすごい高いところに登っていたことに気づけるのが楽しいんだよね。クエストに近いかも。もし失敗しても、失敗にいち早く気づいて方向転換するのがめっちゃ大事。リスク取って大変なのにって言われることも多いけど、リスクだと思ったことは一回もないかな。

困ったらすぐ相談するし、できないことは素直に言う

おしゃれな壁発見!ここで写真撮っていいですか?笑

え!ここ!?なんか和風だね。笑

めっちゃ良い写真撮れた!よし、話を戻して…社長は悩んだときってどうしてます?

悩んだときか〜、私は辛いことがあったときはいつも決まった3人の人に相談するかな。意見を求める人は決めていて、その人たちは色々な案を出してくれるんだけど、その中で最終的には自分でどうするか決めるようにしてる。あとは割と何でも経営メンバーに相談する。やっぱり女の子だから、人に話しちゃうかも。笑

経営陣は仲良いって言い方で合ってるかわからないけど、仲良いですよね。

そこは本当にそうで、細田さん(COO)もとし(CO-Founder)も自分が持ってないものをそれぞれ持ってて、すごくパズル感があるんだよね。例えばメンバーの中で、私がなんか無茶なこと言ったとしても、としと細田さんがフォローしてくれる。もちろんその逆で私がフォローすることもあるし。3人が根本的な部分でしっかり繋がってるっていうのは会社として安定感があると思う。自分に欠けてるところは沢山あるんだけど、素直に悪いところを感じ取って、それを埋めていくことができるのが自分の良いところだとも思ってるから、できないことはできないってちゃんと言うようにすることも心掛けてる。

経営陣2人との出会いはどんな感じだったんですか?

としはもう1人の共同創業者の知り合いで、まだ知り合って1年半とかだけど、本当になんでも相談してる。年齢も同じで、凄くパートナー感が強いんだよね。細田さんはもともと飲み友達だったの。笑 当時はフリーランスで、広告運用のノウハウが私たちにはなかったから手伝ってもらっていたんだけど、なんか退屈そうだったから「入んなよーっ!」ってオファー出したら入ってくれて。 細田さんが入ってから成長スピードが格段に上がったしすごい会社っぽくなった。それまでは年齢も私より上の人がいなかったし、私もすぐ起業したから圧倒的に社会経験がないし、とは言えマネジメント経験もないし、どうしよってなっていた時に細田さんが入ってくれて本当に感謝している。

成長するには素直であることが1番!そしてメンバー全員でFUJIMIブランドの確立を目指す

もうすぐオフィス着いちゃいますね。

めっちゃしゃべったね〜!

色々聞けて楽しかったです!ありがとうございます!あとちょっと質問していいですか?

ここまでしゃべったのは初めてかもね!もちろん、なんでも聞いてー!

経営陣の固い絆が凄く良いなって思ってんですが、他のメンバーに対してはどう思ってますか…?

トリコは仕事でも自分自身に対しても素直なメンバーが多いよね。私は仕事する上で素直さが1番大切だと思っていて、どんなに仕事ができても絶対失敗しない人はいないから、間違えた時にそのミスを素直に認められるかがその人の成長にめちゃくちゃ関わると思ってる。殻を破れない、間違いを認められないとそれ以上に成長はないし、もったいないよね。徐々にプロフェッショナルな自立した人も増えてきてるのでどんどん仕事を任せていきたい。でも1番はみんなFUJIMIっていうプロダクトが好きっていうのが大前提にあって、それは凄く嬉しい!!

うんうん。みんなこだわるところにはこだわる面もありつつ、素直さもあり、何より仕事が好きですよね。これからどんな会社にしていきたいですか?

まずはFUJIMIというブランドをちゃんと作り上げていきたいと思ってる。目指せ単一ブランドで500億円!!まずはこの500億円を目指してFUJIMIブランドの拡大に集中していきたいかな!何百人規模でメンバーを増やして組織拡大していくというより、筋肉質な会社にしたい。一人一人が成長意欲、自立心があってプロフェッショナルな集団でいたい!

なんか想像したらワクワクしますね!私もやる気になってきました!

さいごに…


あ、ここは社長の行きつけのパン屋さん!じゃあここで最後に記事を読んでくれる皆さんに向けて一言お願いします。笑

ここのクロワッサンが美味しいの。笑

2020年の手漕ぎだったボートにモーターエンジンをつけながら船員も増やしつつ、全速で進んでいる感じです。正直、2021年に仕込んでいるプロジェクトに対して人手不足すぎて体がちぎれそうです…助けて下さい!!!現在さまざまなポジションで絶賛採用強化中です!

少しでもわくわくを感じた方はぜひ、一度お話ししましょう!

ありがとうございます。皆さん、一緒にワクワクしましょう!


トリコ株式会社の募集・採用・求人情報 - Wantedly
トリコ株式会社の新卒・中途・インターンの募集が19件あります。気軽に面談して話を聞いてみよう。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。
https://www.wantedly.com/companies/tricot-inc/projects
トリコ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
33 いいね!
33 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

伊藤 芳さんにいいねを伝えよう
伊藤 芳さんや会社があなたに興味を持つかも