■プロフィール
小谷 伸吾(こたに しんご)鹿児島県の奄美大島で生まれ、大阪で青春時代を過ごした後、福岡の大学に進学。学生時代は社会貢献をしたいという想いでボランティア活動に力を入れ、卒業後は専門商社に新卒で入社。タバコメーカ―と冷凍機メーカーで営業マネージャーを得て、2019年5月に中途でトヨコーに入社。現在はSOSEI事業部九州営業所の立ち上げを行う。
<目次>
1. 3社で全く異なる業界の営業職を経て、なぜトヨコーに。
2. 建設業界ならではの難しさとは。ルールを学び、これまでの経験で勝負していく。
3. 小谷さんと九州営業所の今後のビジョンとは。
3社で全く異なる業界の営業職を経て、なぜトヨコーに。
―これまでのご経歴について教えてください。
小谷:福岡の大学を卒業後、業種を問わず、営業職として自分の力がどこまで通用するのか知りたくて色々な業界の営業職にチャレンジしてきました。15年間在籍したタバコメーカーでは西日本を飛び回りマネージャーを担当していました。禁煙ブームで業界全体の冷え込む中、40歳を迎え「このままタバコメーカーにしがみつくか、新しいチャレンジをするか。」悩みぬいた末、前職の冷凍機メーカーに飛び込みました。
冷凍機メーカーは全く辞めるつもりがなかったのですが、偶然トヨコーの九州営業所立ち上げの求人を見つけ、「面白そうだ!」というワクワクが止まらず応募しました。会社として異業種の営業マンを支店立ち上げで採用するのは怖い部分があったかと思いますが、過去の経歴を評価していただき入社が決まりました。
―これまで新しいチャレンジをし続けてきた小谷さんにとってこの上ない求人だったのですね。面接を通して印象に残った事はありましたか?
小谷:最終面接で2人の経営者と直接お話をさせて頂いたのですが、良い意味で「経営者っぽくないな」と感じ、「この人たちの下であれば裁量を持って仕事に取り組める、トヨコーなら間違いない。」と思いました。
―建設業を選ぶ事に対して抵抗感はなかったですか?
小谷:正直に言うとありました。父親が建設業で働いていたからです。父は早朝に家を出て、帰りは遅い。人付き合いも大変そうで、管理業務が多岐に渡る…。疲弊する父の影響から業界に対してのイメージはあまり良くなかったのが本音です。
ですが、トヨコーは現場の人たちを第一に考え、3K業界を3Cに変えていく。そのメッセージや豊澤社長が自身がデザイナー出身ということもあり、他の建設業とは違う面白い会社だと感じました。
ー実際に小谷さんはどんな働き方をしていますか?
小谷:私は自称「定時の男」で残業は基本的にしません。それでも営業なので数字で結果を出さなければなりません。定時で上がるけど結果は出す。そのためには、前日に翌日の段取りを詰め気味にスケジュール管理を徹底的に行います。ですので、業務時間中は頭から煙が出そうなくらい集中して仕事をしてます(笑)
同じ九州営業所でCoolLaser事業部の田中さん(右)。二人で九州を盛り上げてます!
建設業界ならではの難しさとは。ルールを学び、これまでの経験で勝負していく。
―これまでのご経験と比較してトヨコーでの営業職はどうですか?
小谷:これまでの業界とは違い、建設業界は安全第一なので細かいルールがしっかり決まっている。これまでの営業ではどこか忖度が働いたり、緩いところがあったけど建築業界ではちょっとの油断も許されないと言うところで神経を使いますね。
―他に、肌で感じる違いはありますか?
小谷:これまでは取引先の方に「小谷さんだからな〜」なんて言われて人間関係で仕事を受注していましたが、トヨコーにはSOSEI工法という独自の商材がありますので、SOSEIの商品力だけで売れてしますケースがあるのは大きな違いですね。
―良い商材なのはメリットだと思うのですが・・なんだか小谷さん、悲しそう?!
小谷:それだと営業としては嫌なんですよ〜!どこが決め手になったのか知りたいもので、現場へ赴いて「どうして当社と契約してくれたのですか?」とざっくばらんに現場の方に聞き取り調査をするんです!前職までならここで「小谷さんの人柄です」とお返事が来るのに、ここ(トヨコー)では「SOSEIの〇〇が良かったんだよ〜」と返事が返ってきます。・・・ちょっと落ち込みますがSOSEIのメリットとして知識を深掘りすることで次の営業に活かしています。そうすると自分の営業力も高まりますから!
―モチベーションがすごい・・!そういえば、小谷さんは電話に出る時もめちゃくちゃ元気ですよね!
小谷:営業において一番大切なことは人当たりです。電話もしかり。電話の受け答えはうるさいくらいが調度いいです。せっかく電話に出てくれたのに不機嫌な対応だと相手に失礼になりますよね。どんなに難しいことを言われても、顔が見えていてもいなくても、笑いながら感情を込めて話します。新人時代から20年間ずっとこの事を守っています。
小谷さんと九州営業所の今後のビジョンとは。
―入社して1年と1ヶ月経過した現在、九州営業所の近況を教えてください。
小谷:文字通り立ち上げと言う事で、まさに試行錯誤しながら進んでいる状況です。私個人にとって完全な異業種である建築業界ですから、お客様の開拓だけでなく建築の知識も身につけなければならない。営業をしながら施工・建築について猛勉強中です!
九州営業所の実績としては、まだ種まきで実績がついてこなかった去年から考えると、今年は現場を切らさず継続して仕事を受注できています。そうすると、実際に現場で工事をする施工店にも経験を積んでいただけるので、施工レベルがあがり品質もどんどん良くなっています。目標からするとまだまだ順調とはいえないけれど最低ラインの軌道には乗っているので、この状態をキープしながら、常に現場を3つくらい回せるようにしていきたいです。ここは営業の腕の見せ所です!
―今後はいよいよ人員増加ですね。どういう方と働きたいですか?
小谷:トヨコーの事業を面白いと感じてくれること。きっかけはそれくらいでもいいと思います。受け身にならずに自分から意見をどんどん出してくれる人なら言うことないです。技術や経験は後からついてきます。肩肘貼らずに考えを発信できる人はトヨコーでは重宝されると思いますよ!
―今後の目標について
小谷:S O S E I工法はかなり需要があります。今後、福岡でさらに結果を出して、人員も事業所も増やしてゆくゆくは西日本事業部を立ち上げたいです!一連の業務が西と東で済むようにして、独立採算で分けてもいいんじゃないかと思っています。
もっと近い目標は九州営業所で夏にゴキブリを出さない事。(笑) 掃除は得意なので任せてください!今後実績がついてくれば、もっとアクセスのいい所に営業所を移動したいです!
インタビュー中はこれまで色々な場所で活躍されてきた小谷さんの仕事に対するパッションが伝わり胸が熱くなりました。お家に戻れば、家事もこなす優しいお父さん。家族と過ごす時間を確保するために仕事のスケジュール管理もしっかりなさっているそうです!お時間いただきありがとうございました!