こんにちは、組織開発部の山王です。
昨年12月に、トレタのCI(corporate identity)が新しく生まれ変わりました。
新しいVISION/MISSION/5つの原則(行動指針)はこちらをご参照ください。
本記事では、以下の5点を主にお伝えしてまいります。
・なぜCIリブランディングをしたのか
・どんなプロジェクト体制だったのか
・どんなステップ、スケジュールで進めたのか
・どのように発表されたのか
・今後の浸透活動について
なぜCIリブランディングをしたのか
トレタは、外食産業の課題解決を目指す会社です。
創業から約7年、扱うサービスは単一プロダクトから複数プロダクトへと変わり、社員数も約150名の規模へ拡大するなど多くの変化がありました。
今後も外食産業の発展に寄与していくために、私たち自身が様々な変化に柔軟に適応し、新しいトレタを創り続けていく必要があります。
そこで、
私たちは何者か?
私たちの使命はなにか?
私たちはなんのために存在するのか?
私たちは何を成したいのか?
私たちはどうありたいのか?
しっかりと立ち返り、VISION、MISSION、行動指針などを再定義し指針として掲げることになりました。
どんなプロジェクト体制だったのか
今回は「トレタの未来は全員で創る」という考えのもと、社員巻き込み型でプロジェクトを進めていくことにしました。
ブランディングの知見を多く持つ外部企業様にもご協力いただきながら、経営陣、各部署から集まった社員8名で主にプロジェクトを進行していきました。
どんなステップ、スケジュールで進めたのか
CIリブランディングプロジェクトは2019年6月頃に本格的にスタートし、同年12月末に社員へ発表することを目指して約半年間活動しました。
発表機会を、ただ発表する場にするのではなく、VISION(トレタが目指す未来)の実現に向け社員全員が同じ方向を向きVISIONを叶えていく「通過点」になる様な機会にしたいと考え、イベント名は「VISION DAY」に。
VISIONDAYでの新CI発表に向け、どのように進めたかスケジュールはこちらの図をご参照ください。
ざっくりで恐縮です。
初期は、組織開発部と経営陣を中心にプロジェクトがスタート。
CIリブランディングするために必要な情報の整理を行うタイミングで、各部署から2−3名ずつ約30名の社員を集め、ワークショップに参加してもらいました。
主に以下のポイントをテーマに、部署の垣根を超え徹底的に議論しました。
・トレタの良いと思うところ
・悪いと思うところ
・それぞれが思い描く飲食業界の未来
・トレタが飲食業界のためにできることは何か
・トレタは社会においてどんな存在でいたいのか
その大勢の想いが詰まったワークショップの結果をもって更にCI制作を具体化していくべく、8人の社員をプロジェクトメンバーとしてアサイン。多角的な視点が必要であると考え、エンジニア、事業開発、セールス、デザイナーなど様々な職種のメンバーに参加してもらいました。
トレタが創業初期から大事にしてきた「挑戦せよ=ファーストペンギンであれ」という想いを乗せプロジェクトメンバーのことを「PENGUINS 」と呼ぶことにしました。
約20回のMTGを通し、経営とPENGUINSは徹底的に議論を重ねました。
決定予定日の朝まで白熱した議論が続いていたので、VISIONDAY発表に間に合うのだろうかと担当としては少々ヒヤヒヤした時もありましたが、無事に策定に至り、発表することができました。
VISIONDAYでの発表
VISIONDAYは前半にCI発表、後半に忘年会企画の2部構成で実施。
前半のCI発表内容はPENGUINSと、後半の忘年会企画は有志で集まってくれた約8名の運営メンバーと準備を進めました。
CIリニューアルの背景・意図や新しいVISION、MISSIONの発表は代表の中村から。
そして行動指針である「5つの原則」は、私たち社員1人1人が実際に体現していくべき指針であるというメッセージを込めて、PENGUINSプロジェクトメンバー全員が前に出て、自分自身の決意表明と併せて発表しました。
策定で終わるのではなく、浸透までやり抜く
無事に策定、発表できた次のステップは「社内浸透」だと考えています。
初代PENGUINSと話し合い、同じメンバーが活動するのではなく様々なメンバーが携わっていった方がより浸透が進み、新しい文化ができていくのではないかと考えVISIONDAYの発表タイミングで新しいCIの浸透を担う「2代目PENGUINS」を募集することにしました。
そして、年始に「2代目PENGUINS プロジェクト」を発足。
現在、6名の社員からなる「2代目PENGUINS プロジェクト」が始動しています。
今回も、デザイナー、事業開発、セールス、労務など様々な職種の方が参加してくれています。
様々な議論を重ねて、現在いくつか浸透施策を仕込み中です。
詳細は、また後日にお伝えさせてくださいね!
トレタのブランドを形作っていくのは、社員である私たち1人1人。
形骸化させず、2代目PENGUINSと共にしっかりと浸透までやり抜いていきたいと思います!