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本業はYouTuber?!ゼロから売り上げ50億にまで成長させた中卒社長って何者?

 「これだからゆとりは…」、「今どきの若いやつは…」そんな言葉を数年前からよく耳にします。最近の若者は打たれ弱く、根性がないらしい。しかし、当の若者たちからすれば、まさに「ゆとりですがなにか」状態。このような上司と部下の間の感覚や価値観のズレは、双方にとって大きなストレスとなると同時に、どの会社においても、特に部下を育てる使命のある上司にとっては、頭を抱える非常に大きな問題の1つなのではないでしょうか。そして、そのような問題に自ら積極的に、かつ真剣に向き合う1人の社長・・・の奮闘をお届けしているのがTOKYO BIG HOUSE代表の菊田のYouTubeチャンネルです。

①中卒社長YouTuber「菊田ひろやす」とは一体??

中学卒業後、すぐに社会に出て現場仕事や警備員など10種類ほどの仕事を経験。24歳の時、携帯電話販売店を主力事業とした会社で起業し、その後、再び不動産販売の営業職として勤務。2007年、不動産サービス業の株式会社プログレスを設立。2019年、「小さな予算で、大きな家を。」をスローガンに、会社名をTOKYO BIG HOUSEに変更。最近では、“菊田ひろやすの「遊ぶように働く」実験室”というYouTubeチャンネルを開設し、YouTuberとしても活動。「『愛と挑戦と、仲間を力づける!』ことで経営をしていったら、この社会の中で会社としてどこまで成長できるのか?」ということを軸に、社長の、そして会社のリアルを発信している。

中卒から社長。俗にいう「成り上がり」。菊田がゼロから売り上げ50億、そして10年でスタッフ数20倍にまで会社を成長させることができた、「逆転の法則」を皆さんに共有できたらと思っています。

社員への異常なまでの「愛」。

②とにかく菊田のスタッフ愛がスゴイ!!「俺はおまえのことを、とてつもなく愛している!!」

「TOKYO BIG HOUSE株式会社 代表取締役 菊田寛康」この肩書だけを見ると「代表取締役」というパワーワードに引っ張られ、なんだか距離を感じませんか? そして何より、直接接してみると・・・圧が強いw。ここに上司と部下のすれ違いが生じる原因がうまれる・・・。

『社長って自分たちの話ぜんぜん聞いてくれないじゃないですか』

これはTOKYO BIG HOUSEのスタッフから実際にあがった声。この意見に対し、菊田がとった行動は1on1のコーチング。いや、一方的なコーチングというより、なんというか社長と社員、上司と部下の間のすれ違いのすり合わせ・・・ww


とにかく、リアルにこだわっております!この動画でお伝えしたいことは、社員の立場からすると「社長」というフィルターによって見えなくなっていた社長からの「愛」。そして、社長の立場からすると、正しく伝わっていなかった社員への「愛」。

社長と社員では背負っている責任や、裁量の大きさが明らかに異なる。そのため、社員の意見をすべて受け入れることは不可能であり、またその意見が会社全体の目指す方向性とズレていたら、ストップをかけなければならないというのも社長のひとつの責任です。大前提として、その意見が「自己都合」によるものであれば、そもそも検討には値しないということになりますし、その意見が「全体最適」の観点からの意見なのであれば、社長にとっても会社にとってもこれ以上ない嬉しい意見。けれども、その意見が自己都合によるものなのか、全体最適に値するものなのか?という判断は正直難しいですよね?

だからこそ、菊田は「どんな意見でも持ってきてほしい」とスタッフに伝えています。「『NO』と言われる意見を持ってくるな」とは言っていないと断言します。これは社長と社員という括りにとどまらず、上司と部下という関係性においても同様のことが言えるのではないでしょうか?

しかし、まさに動画のように、ここで社員が「社長は自分たちの話をぜんぜん聞いてくれない」と感じてしまうのは現実ではよく起きること。一般的には「意見が通らないのであれば、こちらが納得するようなアプローチをしてこい。」と社長や上司も最もらしく片づけてしまいがち。そしてすれ違いの根本的な解決がなされず関係が悪くなり・・・なんてこともしばしば。この動画が評価されている理由は、さらにその先に踏み込んでいるという点かもしれません。

菊田は社員に言います「おまえが忘れていることがある。」と。

―売り上げのためにお前と会話をしているわけじゃない。金のためにこの会社をやっているわけじゃない。金のためだけにやるなら、もっといい方法があるのは知っている。


だけど、それじゃない。同じビジョン、同じハートをもってついてきてくれる仲間には愛しかない。おまえがどうであろうが、おまえがどんな意見持ってようが、俺はとてつもなくおまえのことを愛している。―

 菊田がまず大切にしているのは、社員という存在、「仲間」である。ベンチャーだから出来ることともいえるが、若い社員とこのように正面から向き合える社長は、現実にはそう多くはないだろう。

菊田は言う。

―「若いやつとこうやってガチで会話しながら同じ目標に取り組めるというのは、本当に嬉しいし、僕にとってはそれだけで価値がある。この会話を重ねていくことで、マネジメントの精度がより高まっていくと思う。」―

③「社員愛」を大切にする考え方はいつから??「ヒーローは金勘定しない」??

ここまで愛情深い菊田だが、若い頃はとにかく稼ぐことに注力していたといいます。

―「お客さんに貢献しようという気持ち、昔はなかった。いっぱい売って稼いで会社を大きくするぞって。」―

しかし、ある時菊田は気づく。

―「誰かに貢献することは、本来したいもの。みんなヒーローになりたいと思ってた。ヒーローになりたかったのに、いつの間にか自分の点数を取るとか、自分の評価を上げるとか、『自分の自分の』っていつの間にか悪代官と越後屋みたいな。社会に出ていくと、いつの間にかそっち寄りになっていく。でも、『それってどうなんだ』って。ヒーローは金勘定しないじゃん。『町が燃えてる!』、『助けたらいくらですか?』みたいな(笑)」―

これが菊田の言う「ヒーロー経営」。稼ぐことよりも、社会に貢献するというプライスレスな新しい価値に目覚めた瞬間(らしい)。

―「TOKYO BIG HOUSEがスタートして2年くらいが経った時、ふと社員の顔を見たらエライ怯えてるというか、疲弊してて。もちろん活気はあったんだけど、その中にも本質的ではないプレッシャーみたいなものを感じてるように見えて。」―

今では「働きがいのある会社ランキング」7年連続入賞しているTOKYO BIG HOUSEですが、当時は社員がいきいきと働いているとは言い難い環境でした・・・。

菊田は語ります。

―「ベンチャー企業は何もないところに社員が来る。あるものと言えば、創業者が『こうやるぞ』、『ああなるぞ』と、ある意味口で言っていることだけ。何の証拠もないのに、ある意味、全人生かけて来てくれる人たち。『あなたが言っていることを一緒にやります!』と付いて来てくれる人たちが、こんなに疲弊してるのは『なんか俺、間違えてないかな』と思って。それで、そのこと考えてたら、『すごいヒドイことしてるな』と。」―



―「『本当に提供したいものは何か』って考えた時に、もっと可能性があるんだっていうことだったり、愛されてるっていう体験だったり、そういうものを彼らの人生にフィードバックしたかった

なのに、『いつの間にか俺が越後屋になってるじゃん』と思って。『こんな会社はなくそう』と、『お前ら、愛してるぞ!』って言い始めて。そしたら、その時の社員1人が『社長、気持ち悪いから辞めます』って言いだした。今もいるけどね、結果的に(笑)」―

菊田が経営者として一番大切にしていることは、「人材」。人材の質や人材のオペレーションが経営の根幹だという。サービスも、企画も、情報も、資金も、全ては人が持ってくる。だからこそ、菊田は「何より会社はまず社員のために存在する」と断言する。

リアルなマネジメントの場を公開することで、学生の人にとっては、「リアルな社会人の上司と部下の会話を聞ける機会になれば」と。そして、社会人の人にとっては、「後輩や部下との接し方のひとつの参考になれば」という想いで、菊田は動画を発信し続けています。
ぜひ、ご興味持っていただけた方はご覧いただければと思います。

\菊田ひろやすの「遊ぶように働く」実験室/

https://www.youtube.com/channel/UCiWmRz7wFN4LsObtTGHNd_w

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