【社長インタビュー】“本物”を追求したペットケアサービスが生まれるまで。

小型犬～中型犬に特化したデンタルケアトータルセットの『BowDent』を展開する株式会社toiro。今月中旬に行われたMakuakeでの先行販売では、開始後わずか3時間で目標金額を達成しました。

まもなく本サービスのリリースということで、商品開発の裏側にはどんな想いがあったのか、代表の原田にインタビューさせていただきました。

ー 早速ですが、なぜペット事業をはじめようと思ったのですか？

いろいろありますが、一番大きな理由はシンプルで「愛犬に関わる仕事をしたかったから」です。

起業してから辛い時も楽しい時もいつも側には大好きな犬がいてくれてました。
どんなに疲れて帰った時も、しっぽをふって出迎えてくれる愛犬に癒されて今日まで頑張ってこれました。

そんな日々癒やしを与えてくれる犬たちのためのサービスを作れたらいいなと思ったのと、私にとってペットは「家族」なので、一生熱量を持って事業に向き合えると思ったのがきかっけです。

最後の決め手は、ペット市場が世界的に伸びているということでした。

ー ペットの中でも“デンタルケア”を選んだ理由は？

お恥ずかしい話ですが、私は愛犬の口臭が気になるようになってはじめてデンタルケアの重要性を知ったひとりでした。

「歯の病気は命に関わることもある」「毎日のデンタルケアが大切」

自分で調べてから、はじめて犬の歯を磨く大切さを知りました。今となっては深く反省していますが、私の場合、その時は犬友達もいなかったので誰も教えてくれなかったので、知るきっかけもなかったのです。

犬と暮らした経験がある方なら想像がつくと思うのですが、犬の歯磨きはとっても難しいんです。なんせ、暴れるので…。何回も噛まれて、とにかく痛かったです（笑）

▲たまにいたずらっ子になる原田社長の愛犬レジ君

噛まれて痛いのは嫌なので、最初は歯ブラシ以外の製品を試しました。歯みがきガムやフード、サプリ、おもちゃなどですね。

ー 昔に比べ、愛犬用のデンタルケアグッズも増えてきていますね

そうですね。デンタルケアをはじめ、昔に比べると種類は格段に増えています。
私は結構…というかかなりミーハー気質なとこがあり、とにかくいろんな製品を試していました。その中にはもちろん、レジが気に入ったものもたくさんありました。

でも、どれを試してもお口は臭いままだったんです…。

ー それで、歯ブラシに辿りついたのですか？

はい。
「歯ブラシは嫌がるから」「忙しいから」そんな言い訳ばかりして、この事実から私は目をそむけていたのです。

じゃあ、「愛犬も、私も、歯みがきが楽しくできるケアがあればいいんだ」と思ったんです。

そこからは、試行錯誤の日々でした。獣医さんやトレーナーさん、とにかくいろんな方のお力をお借りしました。

今となっては反省ですが（反省ばかりですね。笑）、他社さんの商品と比べると、BowDentが生まれるまで時間もお金もかなりかけているのではないかと思います。

でも、犬の歯磨きは本当に大きな課題だと思ったので、「そこまでこだわるの？」と言われるくらいやりきるべきだと思ったんです。

ー 最後に、今後の展望を教えてください。

▲先日4歳のお誕生日を迎えたレジ君。今は歯磨きのおかげでピカピカの歯に

BowDentを通して、一匹でも多くのワンちゃんが、歯みがきを楽しい時間と思えるように。1日でも長生きできるように。そんな想いをこめて、BowDentを皆様にお届けしていきます。