トドケールが募集する総合職とは?
トドケールが募集する総合職は「マーケティング、営業、カスタマーサクセス等を含むすべてのビジネスサイド業務に領域横断的に携わる」職務と定義されています。
このポジションを募集する理由としてはトドケールではまだ一つの仕事に専業してもらうほどに余裕がないという事情があります。問い合わせが多い時にはインサイドセールス、導入顧客が多い時にはカスタマーサクセス、そしてリードを増やす必要があるときにはマーケティングといった具合にその時々で優先度が高い、もしくはヘルプを必要としている人を助けるという形での業務がすでに社内で一般的になっており、会社の行動指針である「Go Beyond Boaders(境界線を越えよう)」を踏まえて、実態に合わせた職種を募集するべきだと考えたことがこのポジションを作った理由です。
このポジションはSaaS型ビジネスの総合的な理解が必要となり、The Modelをベースとした営業プロセスモデルの全体を理解する必要があります。
LDPとは?
全ての役割を担ってほしいなどと都合が良いと思うかもしれませんが、このようなポジションは業務に専門性を求める欧米にもみられるものです。一般的にはLeadership Development Programと呼ばれるもので、人事・財務・マーケティングなど広範な役割を一定期間でルーティングしてもらうものです。主に経営幹部を育成するためのプログラムで6か月×3職種の合計18か月や8か月×3職種など24か月といったプログラムが一般的です。
このプログラムの背後にある考え方として語られるのがT字型キャリアです。T字型キャリアとは幅広いエリアを浅く経験し、かつ、一つの分野に深い知見があるキャリアを指し、その一つの分野の経験値が他のエリアと比較して突出する形がアルファベットのTの形に見えることからそう呼ばれています。
経営幹部であれば部門領域を超えての経験が求められますが、まだキャリアが浅いうちは特定の機能の中でのT字型の経験を求められることもあります。例えば、営業プロセスの中でもマーケティング、セールス、カスタマーサクセスという分野を経験し、その中から特定の職種に焦点を合わせて専門性を培っていくという形になります。今回の総合職はまさしく、T字型キャリアを提案するポジションとなっています。
なぜ複数の経験が必要なのか?
複数エリアの経験が後々の高いポジションにつく人材に求められることには理由があります。つまりは「視線の高さ」を持っていて欲しいということにつきます。今後、業務を効率化するために全体の工程を見直すといった作業はどんな機能にも求められることですが、それを実施するためには業務全体を理解することができる俯瞰の目を持つことが重要です。
特定の作業を効率的にこなすことできる能力に価値があった時代もありましたが、現代ではITやAIなどの力によりルーティンな作業は自動化されていく運命にあります。必要とされる能力はそれらのツールを使いながら、いかに効果的かつ効率的なプロセスを組み上げるかが重要になってきます。この作業を実施するためには業務全体を理解する必要があり、管理職はこれを組み上げ、管理する能力を求められています。
トドケールでは総合職として入社したもらい、数年経過後に特定の分野のキャリアを選択してもらうことを想定しています。
どんな人が向いているか?
このポジションがどんな人に向いているかを考えてみると、こんな人になると思います。
- 特定部署の経験があるが、広いエリアを経験したいと思っている人
- コンサルティング業務を経験した人
- 起業してみたいと考えている人
ルーティンな仕事から抜け出した創造性ある仕事をしてみたいと考えている人や自分に合った仕事がまだわからないからいろいろな経験をしてみたいと思っている人、その他にもコンサルティング会社で働いてきたけど、事業会社のキャリアにも興味がある人、そしていつか起業してみたいと考えている人が向いていると思います。
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