なにをやっているのか
実際に使っている生産管理システム
当社は、製造業向けにセミオーダーの生産管理システムを開発、提供する会社です。
生産管理において、メーカー様は多くの課題を抱えています。
例えば...
“作業指示書や作業日報を手書きで記入し、それを人の手で集計してレポートを作成するので、手間がかかりミスも発生してしまう”
“不良が生じた時の情報が上手く蓄積されておらず、以降の生産に活用できていない”
“在庫管理や納期管理が同期的に行えず、オンタイムの対応ができない”
こういった課題をシステムで解決するニーズはとても大きいです。
しかし、従来の生産管理システムはオンプレミス型が一般的で、自社サーバーを設置する必要もあり導入コストが高く、特に中小企業にはハードルの高いものでした。
これに対し私たちの製品は、クラウド上で提供しサブスクリプションモデルを採用しているため、初期コストを抑え導入ハードルを大幅に下げることができます。
私たちのサービスの大きな強みは、お客様ごとのクラウドサーバーを当社で管理し、追加コストなしで各社のカスタマイズに対応している点です。その会社に合った生産管理システムを、運用しながらアップデートしていきます。生産管理システムの運用において、“導入したシステムに合わせて作業を調整” しなければならないケースが往々にしてありますが、そうではなく “作業に合わせてシステムを調整” するのが、本来あるべき姿であると考えています。
当初、メーカーである親会社の生産管理のために開発したシステムですが、スリーケシステムの立ち上げと共に、そのサプライチェーン上の会社様にも提供をスタートしました。
これからサプライチェーン上の一連の業務効率を改善していくことが、私たちの目標です。
なぜやるのか
業務改善、情報連携がサプライチェーン全体に広がること。
これが、私たちの事業を通じて目指す姿です。
親会社であるスリーケ株式会社では、アルミニウム加工・部品製造を長年手がけてきました。そんなスリーケの生産管理に刷新の必要性を感じ、2020年にシステムを新たに構築。
お客様の元にタブレットを持って営業に向かい、即座に生産状況を把握して納期をお伝えできる当社の体制に対し、お客様から評判をいただいたことがきっかけで、生産管理システムの開発・提供の事業化に踏み切りました。
当時システム部門がなかったスリーケ。自社の生産管理システムを開発したエンジニアの熱意でプロトタイプを作成、それが販売開始に至り、システム事業を担うスリーケシステム株式会社を創業しました。
これからは、スリーケとサプライチェーン上のメーカー様それぞれが、システム導入でより生産性を向上させ、加えて会社間での情報連携もできる状態をつくり、サプライチェーン全体での生産性向上を目指します。
どうやっているのか
新しくリフォームしたオフィス
■ お客様のニーズやアイデアを大切に
私たちの扱う生産管理システムは、お客様に長い間使っていただきたいプロダクトです。その分、より使いやすく便利なものをつくりたいという思いが根幹にあります。ちょっとしたアイデアで飛躍的に使いやすくなることもありますし、この様な改善は横展開できることも多いため、お客様からいただいたご意見にはできる限り対応するように心がけています。
■ 長年築き上げてきた信頼関係を更に強く
当社のお客様には、親会社であるスリーケ株式会社と古くからお付き合いのある企業様が多いです。長年の信頼関係があるからこそ、お客様の生産性向上に真摯に寄り添い、これからもより頼られる存在でありたいと考えています。時には製造業に直接関係なくても、お弁当の発注システム等、お客様の業務効率アップのためにお手伝いすることも。カスタマーファーストの姿勢を大事にしています。
■ スリーケシステムのメンバー
2022年に創業したばかりの当社は、親会社のスリーケ株式会社所属の社員も含め、現在4名体制で事業を行っています。皆で頭を捻って事業戦略を考え進んでいくフェーズであるため、フラットに意見を言い合い、仲間に近い感覚で取り組んでいます。社員同士で飲みに行ったりすることも多く、アットホームな雰囲気のチームです!
私たちの生産管理システムの開発は、エンジニアの岸井が発案し、プログラミングを学ぶところからスタートしたプロジェクトです。一人の熱意から事業の立ち上げまで至っただけに、当社はチャレンジに対し寛容で、各々裁量を持って働く姿勢を尊重します。
*メンバーに関するストーリーもぜひご覧ください*
(メンバーインタビュー)
https://www.wantedly.com/stories/s/threek_interview
(岸井の独学プログラミング奮闘記)
https://www.wantedly.com/stories/s/benkyou
■ スリーケシステムの働き方
当社の生産管理システムは、会社ごとに設計・開発・アップデートしていくものです。1社のシステムを構築するのにおよそ4-5ヶ月かかり、その間は担当の企業様の開発に専念します。
私たちはスタートしたばかりの会社で少数精鋭。時には一人で何役もこなす場面もありますが、社員の健康を第一に、働きやすい環境を整えていきたいと考えています。