なにをやっているのか
私たちは、最先端のデータ解析を通して生物多様性・生態系サービスのサステナビリティに関するソリューションを提案する大学発のスタートアップ・ベンチャーです。
■事業内容■
▍生物多様性分析レポーティング「TN LEAD」
事業活動の自然へのインパクトを定量的に評価・分析できるサービスです。
企業の自然関連財務情報開示タスクフォースに準じた環境情報開示をサポートします。国内だけでなくグローバルな事業拠点の評価が可能です。
▍自然関連インパクト評価サービス「TN IMPACT」
土地開発・利用ネイチャーインパクト評価サービスです。
生態系を考慮した土地開発の地点選びを可能にするだけでなく、環境共生型事業の環境負荷低減度合いを視える化。企業の施策検討や計画立案に役立てられます。
▍ネイチャーポジティブサポート「TN GAIN」
企業IR・PRに直結したネイチャーポジティブ戦略を提案するサービスです。ポジティブ効果の数値可視化、ネイチャーインパクトの時系列での把握、企業の自然共生状況のPRなどに貢献します。
■さまざまな企業との共創を実現!■
当社はベンチャーながらもMS&ADグループとネイチャー・ポジティブへの貢献を目的とした共創に関する協定を締結。そのほかにも、サントリー、積水ハウスなど、大手企業と自然共生型事業をローンチしてきました。
日本の企業は、これまで緑化事業などのCSR活動などを通して、ネイチャーを保全・再生することに少なからず貢献してきました。しかし、その成果を定量評価できなかったために、CSR活動が企業価値に反映されることはありませんでした。
これからは、当社が非財務開示情報となる自然資本を可視化することで、本来の企業価値創出に貢献していきます。
なぜやるのか
■未来社会のネイチャートランスフォーメーションの実現
▍「ネイチャー関連アクション」のデータによる可視化
企業が自然資本に投資しずらかった背景としては、主に2つの要因があります。
1)自然環境への投資の費用対効果が極めて低かったこと
2)従来の自然関連ビジネスは特定の場所に依存し、経験論的な思考で推進されるスモールスケールビジネスだったこと
これらの点を打破するのが、グローバルな自然関連ビッグデータ&AIテクノロジーです。私たちは、データドリブンなアプローチで、自然環境への介入成功度を向上させ、そのリスク・機会も計算可能にして、大規模な投融資を可能にします。
▍研究者の新たなキャリアパスの創出
現在、研究者を巡る環境は極めて厳しい状況にあります。最近では、大学の研究者のポストが削減・凍結され、若手研究者の将来も見通せなくなっています。科学研究の成果を収益化するアクションは、研究者個々人の社会的接点を拡大し、基礎研究と応用研究の両面における研究シーズを生み出すので、科学全体の生産性も飛躍させるのではないかと考えています。私たちは、研究者の新たなキャリアパスの自力創出にも繋げて、自然科学の将来に光を見い出したいと考えています。
どうやっているのか
■当社の強み■
私たちの強みは世界最大級のビッグデータを保有していることです。150以上のデータソースからナレッジを蓄積しており、データの相互補完も優れています。また、豊富な生物多様性ビッグデータを独自AIで解析して活用。これにより、予測制度90%以上を誇る対物多様性マップを構築可能です。
■働き方・働く環境■
現在当社では20名のメンバーが在籍。その多くが兼業で活躍しています。与えられた仕事をこなすだけでなく、自ら考えて課題改善に取り組める人が集まる職場です。
本社は沖縄ですが、ほぼ全員がリモートで働いています。