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なにをやっているのか

陸別町では年間1000頭以上のエゾ鹿が駆除されrています。エゾ鹿の命に感謝し、有効活用するべく商品開発に力をいれています。
日本一寒い町「陸別町」のゆるキャラ しばれちゃんとつららくん
日本一寒い町、北海道陸別町(りくべつちょう)の道の駅(オーロラタウン93りくべつ)の運営と地域資源を活かした特産品の開発、販売を行っています。 陸別町の特産品は、町内で捕れたエゾシカ肉を加工した鹿肉製品をはじめ、豊富に採れる山菜を使った山菜加工品、豚肉加工品、豆腐類、乳製品、スイーツ、農産物加工品、熊製品の加工品など様々な商品があります。 また、陸別町のゆるキャラであるしばれくん・つららちゃん(日本一寒い町らしいネーミング)のキャラクターグッズも各種販売しています。

なぜやるのか

鹿肉カレーやパスタソース。特に最初に開発した鹿肉ジャーキーは人気商品!
陸別町の道の駅で購入することができます!
近年、力を入れているのは「エゾ鹿肉」を有効活用するための商品開発です。 北海道では、近年エゾ鹿の農作物や林業への被害が拡大しており、陸別町でも、年間1000頭以上のエゾ鹿が駆除されています。 ただ駆除するだけではなく、エゾ鹿の命に感謝をし、少しでも有効活用しようと、陸別町では、様々な鹿肉製品の開発に取り組んでいます。 これまで、12種類の鹿肉製品を商品化し、事業は3~4名のパートさんを雇用するまでに育ってきています。

どうやっているのか

鹿肉製品の商品開発メンバー、陸別町ブランド推進員の秋庭(あきば)さん。
鹿肉製品の商品開発を中心隣って進めているのは、移住者であり元地域おこし協力隊の秋庭さん。 都内のIT系企業→フェアトレード商品開発を行うNPO法人→地域おこし協力隊というユニークなキャリアを持っています。 協力隊卒業後も町のブランド推進員として、町や地域の方々と連携しながら特産品の商品開発を進めています。 プライベートでは、日本一寒い町陸別町で無暖房生活を行うなどこれまたユニーク?な活動も行っています。 目指すは「寒さのカリスマ」。 「日本一寒い」というネガティブな要素を貴重な資源として捉え、まちづくりに活かす。 そこにしかない物を見つけだし、ポジティブに発信していく。そんな発想の転換やチャレンジ精神を大事にしています。