株式会社ティータイムCEO、平野雄大社長へのインタビュー。
日本が誇るホスピタリティ産業を世界へと広げたい。
そんなビジョンを持って、事業を急成長させている平野社長の考えに迫ります。
【この記事の気になるポイント💡】
【前半】
・ホスピタリティ産業への熱い想い🔥
・【地方創生×スポーツ×IT】の領域が今後大きく伸びる背景とは?⛳️
【後半】
・ティータイムが次々と新規事業を創出できる理由💃
・起業家・事業責任者に必要な3つの力とは?🤔
・20代のうちにチャレンジと失敗を重ねられる環境をどう選ぶか🤝
【地方創生×スポーツ×DX】大きな課題解決を通じて、日本が誇るホスピタリティ産業やレジャー産業をもっと盛り上げたい
Q. 平野社長は、どのような想いでティータイムを経営されているのですか?
ティータイムは現在、ゴルフなどのアウトドア産業で「テクノロジーとオペレーションの力による生産性向上」を軸に事業を展開しています。その背景には、地方のレジャー施設をテクノロジーで支えて、ホスピタリティ産業をもっと盛り上げたいという想いがあるんです。
地方では労働人口が減少しており、若手の働き手も少なくなっています。
そのためITやテクノロジーを使いこなせておらず、その恩恵を事業者が受け切れていない現状にあります。
例えば、旅館にいる仲居さんを思い浮かべてみると良いかもしれません。すごく丁寧に心遣いをして下さり、心温まる気持ちになる。そんな暖かなホスピタリティは素晴らしく、日本が誇るべき美しいものだと思います。しかし、そんな方々がテクノロジーを駆使しているイメージはあまりないのではないでしょうか。ここでテクノロジーを活用すれば、「おもてなし」をもっと広げられると思っています。
但し、ここでティータイムが大事にしているのは、「テクノロジーを一方的に押し付けることはしない。テクノロジーだけでは全てを解決できない」ということです。施設がどんなオペレーションでこれまでサービスを提供してきたのか。ここに寄り添いながら、しっかりとテクノロジーを浸透させる。そして収益が改善するところまでサポートすることが重要だと思っています。
人生を豊かにするスポーツの可能性。ティータイムはテクノロジーを活用して、ゴルフ領域からその魅力を広げていく。
【スポーツ】も、ティータイムの大きなテーマの1つで、人生をより充実させるものだと思っています。
スポーツには、プライベートのオフタイムを充実させる力があり、それがオンタイムの仕事にも良い影響をもたらしてくれます。
ティータイムはゴルフ領域から事業を始めていますが、ゴルフはプレーする度にその人の個性が非常に出やすいスポーツだなと思います。アグレッシブに攻める人や、ピンチがあっても冷静に対処する人。
ゴルフ場にいくと、各々がそれぞれの個性で勝負をしています。ゴルフは、人ひとりひとりがその人らしく生きられるツールだと思っています。
そして老若男女が楽しめるのも、ゴルフの魅力ですよね。ご年配になると、楽しく運動して、生き生きと健やか生きることが大切だと思います。一方でご年配の方でも積極的に楽しくできるスポーツは意外と限定的。若い時はテニスやフットサルなどで楽しんできたけど、この年齢でその強度のスポーツはできないという方は多いのではないでしょうか。その点、ゴルフは競技性があって面白い上、カートに極力乗らずに大自然の中を歩けば10km近く歩くことができるなど結構な運動量にもなります。ゴルフがさらに普及すればするほど、健康寿命も長くなり、36兆ほどの社会保障費にもかなりインパクトを出せるのではないでしょうか。
ティータイムでは、日本全国300コース以上のゴルフ場のDXを進め、経営支援を行っています。
素敵なホスピタリティを持っているゴルフ場のスタッフさんも沢山います。
例えばティータイムのサービスで予約システムがDXされると、Webで予約したい方はWeb予約するようになり、電話を通してスタッフから直接ぬくもりを感じたい方だけに電話予約が限定されるようになります。また、電話予約の作業に費やしていた時間を他の作業に向けることができるようになり、素敵なホスピタリティを持つスタッフが、おもてなしを重んじていくことにも繋がりますし、よりヒトがやるべき業務にシフトしていくことができます。
ティータイムの事業が広がり、テクノロジーが浸透していくことで
ホスピタリティ産業で働いている方々にも、そこでサービスを受けるお客様にも、
ハッピーが増えていくような世界に出来ると思っています。
働く方々は、細々とした作業や不得意な業務を減らし、
お客様にもっと喜んでもらえるような心配りや、コミュニケーション・おもてなしといった、やりたいことに集中して、楽しく働くことができます。
その結果、お客様1人1人も、きめ細やかなホスピタリティを感じながら、より気持ちよく、より楽しくサービスを受けられるようになると思います。
ティータイムが提供するコンサルティングやSaaSのシステムは、
ホスピタリティ産業全体を盛り上げ、喜びを増やすことに繋がるんです。
ただし、魅力ある地方のホスピタリティ産業ですが、DXに加えてもう一つ、大きな課題があります。
どのプレイヤーも軒並み、構造的な課題に今後ぶつかっていくことが予想されます。
地方のレジャー産業・アウトドア産業が直面する課題の大きさ。見方を変えれば、そこには社会貢献に繋がるビジネスチャンスが広がっている。
地方の観光施設やゴルフ場は、バブルの頃に建設されたものが多いです。
近年老朽化が酷く、設備投資の費用も今後かさむようになってきます。実際それらが要因で廃業を余儀なくされている施設も出てきていますが、そんな施設はこれからどんどん増えていきます。日本の地方のレジャー産業・アウトドア産業は素晴らしい世界に誇るべきものだけど、軒並みそういった課題にぶち当たっていく。
とても悲しいことだと思うと同時に、見方を変えれば、ティータイムによって助けられる人や施設が沢山あるということでもあります。構造的に避けられない大きな社会課題ですが、そんな施設を我々で変えていきたい。テクノロジーを駆使した収益改善によって、魅力的な地方のレジャー産業・アウトドア産業を支えていきたいと思っています。
Q. それって、ビジネスの成長可能性としてはどうなんですか?
ティータイムの現在の主力領域であるゴルフ場だけでも、日本全国に約2200もの数があります。現在、300コース以上のゴルフ場の経営をお手伝いしていますが、まだまだ支えられるゴルフ場が沢山あると思っています。
テクノロジーを駆使すべき対象は沢山あります。予約の仕組みはもちろん、コースのメンテナンス・購買・精算周り・人材管理などなど…。ゴルフだけでも1.3兆円の大きなマーケットがあり、まだまだ伸びしろがあります。さらに言えば、他の業界も含めるとホスピタリティ産業においては、まだまだDXの課題だらけです。
ティータイムではアウトドア産業でも新規事業を行っていますが、先ほど話したような社会課題をもつ業界は、ホテルや旅館・スキー場・キャンプ場のようなアウトドアなど、日本全国に沢山あります。そういった業界にも、どんどん事業を展開していこうとしています。
大きなマーケットで、新規事業の創出機会が沢山ある。プロダクトの数だけ、若いリーダー/事業責任者を増やしていきたい。
ティータイムでは、今もこれからも、新しい事業がどんどん増えていきます。だから新規事業の数だけ、事業責任者やリーダーが必要になってきます。だから事業責任者やリーダーをやりたい人は、どんどん門戸を叩きにきて欲しいです!ぶっちゃけ、(そういった新規事業の分だけ)ポジションがこれから沢山空いてくるので、チャレンジしたい人にとってはチャンスだらけです。
Q. ティータイムが次々と事業を創出できる秘訣はなんですか?
まさに、重要なポイントです。
一つは、ティータイムが実際に全国のゴルフ場の経営支援・コンサルティングを行い、お客様ひとりひとりに寄り添うことを通じ、課題を深く広く理解することで、大きなマーケットの中でシナジーが効いてくることです。
先ほど、予約・コースのメンテナンス・購買・精算機・人材管理などにおいて、様々なテクノロジーを活用したサービス展開ができるとお話ししました。これも、様々なゴルフ場の経営に実際に深く携わることで見えてきているものです。一つのサービスで、深くコンサルティングをしながらお客様の課題に取り組むことで、様々な製品ごとのシナジーを生みながら事業を展開することができます。課題やインサイトが増えるほど提供するべきサービスも広がります。そして、この業界で得られた知見を横展開し、共通する部分と違いをはっきりさせて他の業界でも活用することでさらに機会が広がってきています。
もう一つは、失敗してもいい前提でチャレンジをどんどん推奨していることです。大きな企業では、リスクがある中で新しいことを始めるのは難しい場合が多いと思いますが、うちでは若い人にどんどん新しいチャレンジを任せるようにしたいと思っています。(※投資可能な範囲は限定的なのでリスクの許容度を明確にはしながら任せていきます)
起業家・事業責任者に必要な力は3つある。
Q. 若い人が起業家や事業責任者を目指す上で、身につけるべき力は何がありますか?
まず大前提として、MissionやVisionをしっかり持って事業を動かしていくことがあります。ティータイムであれば、スポーツや地方を盛り上げていきたいという想いをはじめ会社のPhilosophy、Mission、Visionに共感してもらうことが大前提です。
その上で、重視している力は3つあります。
①中長期的な視点に立って構造化しながら思考できる、事業構想力
②フットワーク軽く事業/施策を推進していける行動力・馬力
③人から慕われ、関係性を築ける人間力
そしてこの3つの力は、ティータイムでの事業開発を共に進めていけば、着実についてくる力だと思います。
TeeTimeで事業をやれば、机上の空論にならない、本物のリーダーシップやオペレーション構築力を身に付けられる。
特に3つ目の人間力は、特にティータイムの事業で重要になってきます。コンサルで思考力を鍛えたり、セールスで場数を踏んでいくことで①・②を鍛えることはできると思いますが、事業を机上の空論にせずに推し進めていくには③の人間力が非常に重要です。そして、ティータイムの事業に携わっていると、どうしても③の人間力が鍛えられるようになってきます。
想像してみてください。地方のゴルフ場で日々、ホスピタリティに邁進している人たちは、最新のテクノロジーに触れる時間もその勉強の必要性も感じられていません。そのような研修さえもない職場環境です。そんな中で、外部からきた人間が、いきなり「今のやり方じゃダメです。テクノロジー入れませんか?」と口を出してきたら…?
最初は自分も含めて、ティータイムでもいわゆる「コンサルティング」をしていました。「これをすれば伸びますよ」とシンプルにわかっていることを伝える。しかし、現場は忙しくてなかなかできない。その他の業務に追われている。経営支援は机上の空論で終わります。
そこで、その施設のひとりひとりに寄り添うようにして関係を構築していく。その施設のオペレーションの状況、組織や人材が経験されてきたこと。そういったことに歩み寄りながら進めていくことで、本当にテクノロジーの活用が始まるんです。
どこの業界でもあることだとは思いますが、地方のレジャー施設をお客様としている弊社では、特にIT・Techに慣れていない方々も多いです。我々のようなDXをやろうとしているところに対し、信頼してもらえるような人間力を持つことが、本当に事業を動かしていくことに繋がります。
加えて、(個々人の状態やサービスの内容にもよりますが)よりインパクトを出すために、一人当たりが担当するコースも相当量のコースを担当してもらったりもします。それぞれの施設との解像度・繋がり・課題・特徴をスピーディーに理解し課題解決を行っていく。キャパシティの大きさや、スピーディーな行動力が求められるので、総合的な事業開発力がついてくる仕事だと思います。
若手は小さくまとまるな!日本には若手のチャンスが少なすぎる。いくら失敗してもいいから、どんどんチャレンジすればいいじゃない!!
Q. ティータイムでは、どうしてそこまで若手にチャンスを与えようとしているのですか?
自分も若い時に、小さいベンチャーで、事業責任者として事業をやりました。そこで多くの学びを得て、沢山成長した経験があります。同時にその時に、もっとうまくやれたのになという気持ちが自分の中にあり、それも含めて今の自分があります。自分が経験してきたことを踏まえて、そういった機会を若手にもっともっと提供したいんです。
というか、日本って若手のチャンス少なすぎませんか?
日本社会全体が、若手にもっと機会を与えて失敗させるべき。そうすれば若手も社会ももっと成長できる。社会全体にとっても、思いを持って事業をドライブできるリーダーが増えることが、素敵な日本の未来を、ひいては良い世界を創ることに繋がると思っています。
しかし、日本にはどうも石の上にも3年文化があります。
大企業であれば、50歳超えていないと部長にはなれない。
そんなに待ってたら人生もったいない!!!
大企業で10年後に大きなことをやろうと思っている人。
そのような人に限らず、どんどんチャレンジして成長したいと思っている人。
今すぐうちに来て挑戦しよう。
人生はあっという間。失敗したって構わない。成功するまで挑戦を続けよう。
今すぐ一緒にチャレンジをしよう!!!
次回、平野社長はなぜそんなにも若手育成が好きなのか。幼少期にどんな子供だったのか?から、何故起業したのかまで、平野社長の人生に迫るインタビューです!
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