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ispecのeNPS(従業員満足度)は日系企業平均と比べて高い?低い?その理由とは?

はじめに

ispecでは、メンバーにとって働きやすい環境を整えられているかを調査するために、「eNPS」を定期的に実施しています。

eNPSとは "employee Net Promoter Score" の略で、“職場に対する従業員のエンゲージメント指標”として活用されています。「職場を自分の居場所と感じる気持ち」「会社に対し自発的に貢献しようとする感情」など、見えにくい従業員の気持ちを把握する方法の1つとして役立てられています。数値が高い企業は離職率が低く、やりがいを感じられる職場であり、社員の生産性も高い傾向があるそうです。

今回はispecで計測した6月のeNPSの結果についてご紹介してみようと思います!

アンケート内容

メンバーには以下の形式でアンケートを展開しました。

  • 期間:2022年6月1日〜6月6日
  • 対象:社員、アルバイト、役員、計22名
    本調査では役員メンバー4名も対象に含めるティール組織の実現に向けて、階層を設けない組織構造を採用していることに配慮し、従業員同様に役員も現組織からどのような影響受けているかを調査する。
  • 回答方法:選択式の設問で展開/すべて匿名回答
  • 質問1 現在の職場を親しい友人や知人にどの程度おすすめしたいと思いますか?
  • 質問2 上記の質問に回答するにあたって、以下の項目をどの程度プラスもしくはマイナスに影響しましたか?【項目一覧】
    • 仕事内容
    • 労働時間と業務量
    • 自分の裁量
    • 勤務環境(リモートワーク・オフィスなど)
    • 日常的に顔を合わせるメンバーとの関係
    • 上記以外のメンバーとの関係
    • 組織構造・ロール周り
    • 給与
    • 評価と昇給
    • 福利厚生
    • 研修・社員教育
    • 個人の成長に向けた環境
    • 会社のビジョン
    • 会社の業績・伸びしろ
    • 社会に対して与えるいい影響


結果

回答者のスコアを、9~10を推奨者、7~8を中立者、0~6を批判者と分け、推奨者の割合から批判者の割合を引いた分をeNPSの数値として結果を算出しました。

2022年6月測定時のeNPSは、推奨者が多い!「41」

現在の職場を親しい友人や知人にどの程度おすすめしたいと思いますか?


回答スコアから数値を算出したところ、今回の結果は「41」となりました。
どれほどの水準なのか把握するため、国内のeNPSの平均数値を調べてみたところ、なんと、-40〜-20程とのこと…!比較すると、ispecの結果は「推奨者」が多く、高いエンゲージメント水準にあることが分かりました。


プラス影響が多い項目

上記の質問に回答するにあたって、以下の項目をどの程度プラスもしくはマイナスに影響しましたか?

ここからは、2つ目の質問「各項目に関する影響度」より、プラスの影響を多く集めたトップ3について、ispecのカルチャーを交えて説明していきます。

1.自分の裁量

今回のアンケートで1番目にプラスの影響を集めていた項目が「自分の裁量」です。
ispecでは「ティール組織」を実現するために、部署や肩書きで縛る階層構造を設けず、役割や権限が明確になった複数の「ロール」を、メンバーにアサインする、という働き方をしています。

権限を分散させながら、個々の裁量を守るため、下記の3つを大切にしています。
1.メンバー自身が、持っているロールに従って自分の意思で物事を進められていること
2.意思決定の質を保つために、メンバー間で相談や助言が頻繁に行われていること
3.1と2が自発的に行われるために、組織やチームの目的が常に共有されていること

組織構造や各ロールの運用については、まだまだ課題がありますが、「OKRを活用した目標の設定」「フルフレックスフルリモートの仕組み」等、並行して施策を実行することで、個々の裁量を維持しています。


2.勤務環境

2番目にプラスの影響を集めていた項目が「勤務環境」です。
ispecは全メンバーがフルリモート勤務の会社です。円滑に仕事ができる場所であれば、自宅からでもカフェからでもお気に入りの場所で働くことができます。

遠隔オフィスとして活用しているGatherの風景はこんな感じ◎
就業中にMTGを開催する場所としてはもちろんのこと、「ちょっと教えて…!」と気軽に声をかけあったり、隙間時間にふらっと集まって、お茶をしたり趣味の話に花を咲かせたり…なんてことも、居場所を問わずに実現できます。

こんなふうに、メンバーがどこにいても快適に、楽しく働ける環境を整えているispec。
さらにリアルな勤務環境や普段の社内コミュニケーションを覗いてみたい方は、こちらの記事を是非読んでみてくださいね◎
フルリモートで働く!ispec流、机のススメ|みんなのデスクを紹介します#1 | 株式会社ispec

3.日常的に顔を合わせるメンバーとの関係

3番目にプラスの影響を集めていた項目が「日常的に顔を合わせるメンバーとの関係」です。

メンバー同士の関係性が良好であることは、同じ目標を目指してプロジェクトを推進する上で非常に重要であると考えています。特に遠隔環境下であることやテキストコミュニケーションが多い業務の特性上、本音を伝え合える関係性が日々の業務の完成度を保つ大切な要素になっています。

例えば今回の調査は、メンバーのプラスの声だけでなくマイナスの声も数値化される、会社にとっても人事にとっても、少し緊張が走る業務でした。
そんな中でメンバー間の関係性を感じられたコミュニケーションをちょこっと紹介しますね!

Slackでアンケートを展開するやいなや続々と回答が集まり、あっという間に回答とスタンプが集まりました。これはどの社内でもある、よくあるワンシーンかもしれませんが、ほんのちょっとしたことでも手を止め、小まめに協力してくれるメンバーがいることは、当たり前じゃないなと感じます。組織を良くしていきたいという、個々の姿勢が垣間見えました。


アンケート末尾にコメント欄を設けたところ、こんな投稿が…◎こうしたアソビゴコロあるコミュニケーションがあると、シビアな業務の中でも、ほっこりとした気持ちになったりしますよね。
目にした人が、ふふっと、笑顔になるような軌跡を、ラフに、気まぐれに残してくれるメンバーがいるところもispecらしさであり、関係性の良さを感じられる景色だなと思います。


メンバー間の良好な関係性は、個々が組織を良くしていくための率先した行動に反映されます。
シビアなプロジェクトに挑戦するための後押しや、息が詰まりそうな瞬間の支えにもなる…そんなispecのメンバー同士の関係性は、カジュアル面談で体感していただければ嬉しいです◎


おわりに

eNPSのアンケート結果を通して、ispecの「自由と成長を叶える環境」や「メンバー間の良好な関係」に働きやすさを感じるメンバーが多い傾向にあることがわかりました。

結果を社内に共有した時、数値を目にした一人一人がとても喜んでいたことが印象的でした。それはきっと「会社のコト」ではなくて「ジブンゴト」として捉えているから溢れた嬉しさなのかもしれないな…なんて思うと同時に、実施して良かった〜と感じました◎

eNPSは、あくまで指標のひとつです。ispecでは今後もジョインするメンバーや、一緒にプロダクト開発を行うチームの皆さんが気持ちよく働ける組織を目指し、できることからコツコツと取り組んでいきます。

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