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1年目社員の提案によって実現した書籍購入補助制度のご紹介

当社では、社員のスキルアップや業務に必要な書籍を購入するための制度があります。この制度は当時入社1年目だった社員が提案して実現に至った制度です。この記事では書籍購入補助制度について、提案をした社員のインタビューも交えて詳しく紹介します。

書籍購入補助制度の概要

当社の書籍購入補助制度は、社員が自己研鑽やスキルアップに必要な書籍(製本・電子を問わず)を購入する際に会社が一定額まで費用を負担するという制度になっています。
もともと当社では業務と関連する技術・知識に関わる書籍等の購入を会社経費として精算していましたが、この場合は書籍を会社の書棚で保管する必要があり、在宅勤務との相性があまりよくありませんでした。
そこで、当時入社1年目だったKさんがこの新たな書籍購入補助制度を提案してくれました。

制度を提案したKさんへのインタビュー

ー 書籍購入補助制度を発案した理由はなんですか?

以前から業務で必要な書籍は経費で購入できる制度がありましたが、自分が使用する書籍を自由に購入できる環境を整えたいと思っていました。特に、在宅勤務が増えている中で、会社で保管する必要がある書籍は、自宅で作業することが多い私たちにとっては不便だと感じていました。そこで、書籍購入補助制度の導入を提案しました。

ー どのような形で提案しましたか?

最初は、同じ案件を担当しているメンバーに「会社のお金で自分の勉強用の本が買えるようになったらいいな」という話をしていました。すると「提案してみたらいいんじゃないか」と背中を押されたので、企画書を作成しました。メンバーにもレビューしてもらい、中身を精査しました。企画書の中で、書籍購入補助制度のメリットや必要な予算、制度の運用方法などを詳しく説明しました。その後、会社に提案書を提出しました。

ー 発案からどのようなプロセスを踏んで制度になりましたか?

提案書を提出してから、1ヶ月後に会社から「議論の末、(現在運用している形で)書籍購入制度を制度化する方向で決まりました。制度として運用していくのは来期からになります」という連絡がありました。その後、制度の詳細を詰めていく会議が行われ、私たち社員の意見も取り入れられました。現在では、社員が必要とする書籍を自由に購入できる制度ができました。

ー 制度導入後、社員はどの程度利用しているのでしょうか?

制度導入後、多くの社員が書籍購入補助制度を利用しています。私の周りでも、多くの人が書籍を購入しているように感じます。購入した書籍の感想を任意で投稿してシェアするコミュニティがあるのですが、投稿を見ていると多くの社員がこの制度を活用しており、提案してよかったなと感じます。社員によって購入している書籍もだいぶ異なり、各社員の興味やスキルを知ったり自身の視野を広めたりするきっかけになっています。

ー 制度を実際に導入する上での課題はありましたか?

制度を運用する上での課題としては、適切な書籍の選定や、社員が書籍を購入する際の手続きなどが挙げられます。前者については、社員が必要とする書籍であれば、基本的に承認していただけています。後者については、既に弊社内には承認ワークフローのシステムがあったため、制度化にあたっては特に問題はありませんでした。

ー 制度を利用して、どのような本を購入しましたか?

私は、データサイエンスやプログラミングといった技術関連の書籍に加えて、ビジネス寄りの本も購入しました。例えば、リーダーシップやプロジェクトマネジメントの本など、自己啓発や今後のキャリアパスに沿う本も購入しています。

ー 制度導入が決まった時にどのように感じましたか?

提案した内容が実現に至ったことに喜びを感じました。自分が提案したことが、会社全体の制度として採用されたことで、自分のアイデアが形になったという実感がありました。また会社や社員にとってより役立ちそうなアイデアが浮かんだら積極的に提案しようと思いました。

まとめ

書籍購入補助制度について、発案者のインタビューから制度導入の背景や詳細を知ることができました。実際に多くの社員が制度を利用しており、購入した書籍を通じて学んだことを業務効率の改善やスキルアップに役立てています。

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