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本日は、初・役員対談を公開!業界の常識を覆してきた ”普通じゃない人の集合体” であるTAPP経営陣。創業から300%という驚異のスピードで成長し続けたTAPPでしたが、その道のりは真っすぐなものではなかったはず。これまでの振り返りと共に、役員の想いをそれぞれの視点から語っていただきました。
ー 創業からここまでの道のり、率直にどうでしたか?
山:ここまでの道のりは概ね想定内。振り返ると2年目くらいのとき一瞬『ピンチだな』と苦しんだ時期もあったけれど、それも半年くらいで乗り越えられたのが事実。今、こんな状況下で大変な会社が多い中、致命的なダメージを受けていないのは採用と集客の2軸がしっかりと固まってるからだと思います。
・・とは言ってももうちょっとやりたかったなというのが本音だよね。
ー さすがにコロナは想定外でしたよね・・?
山:そうだね!でもコロナが発生する1.2年前から、僕らが主とする業界の景気が少し悪くなるんじゃないかという流れを読んでいました。いつでも攻め続けている自分も、気持ちの何割かは”守り”に入った時期だったんですよ。有名企業の200坪くらいの跡地に移転しようと思ったのを一旦思いとどまったりね(笑)
乾:ありましたね~!(笑)
山:そうそう。事業を固めていく上での方向性が状況とマッチしたこと、あとは乾さんに任せている採用がものすごく上手くいっていることや、苗さんに牽引して頂いてるマーケティングの集客がこれまで通り、むしろそれ以上のパフォーマンスであることが、厳しい状況下を乗り越えられて成長を続けられてる1番のポイントです。
ー セミナーをオンラインに切り替えた判断、すごく早かったですよね。
乾:それでいうと、苗さんに前々から提案されてはいたんですよ!たしかにそれができたら強いよねという話はしていたけれど、世の中の流れが追いついてないこともあって会社としてはまだ早過ぎるという段階だったんだよね。山地さんなんか想像つかなすぎて聞き流してたから(爆笑)
山:いやいや!(笑)・・うんでも半分聞き流してた(笑)
苗:たしかにコロナ前まではリアルセミナーの開催でも十分好調でしたし、世の中的に ”オンライン” というものが今ほど浸透していなかったのも事実です!ただこれが実現すれば拠点選ばずに集客できるイメージは自分の中でずっと持ってました。
乾:でもそれが結果良かったんですよね。世間の状況は悪化する一方で自社セミナーの開催もいよいよ厳しくなった時、『良し来た!やるしかない!』みたいな感じで以前に話をしていた構想をもとに最短でウェビナーのスタートができた。役員全員の中にイメージがあったのが幸いだと思ってます。提案して頂いてた当初は早過ぎると感じていたものが、”今でこその普通” をいち早く実現できましたよね。
山:本当に。世の中とこんなに早くマッチする日が来るとは思ってなかったね。
ー マーケティング、人事の観点から見た成長はいかがでしょう?
苗:自分が入社した2年前は広告運用するメンバーが3人しかいなかったので、入稿メインの業務でした。LPもバナーも作れず外部に委託していた時期を考えると、今はエンジニアからデザイナー、運用に至るまで専門性の高いメンバーが集まり社内で完結できるようになっているのは大きな成長ですよね!
ただ、今の市況を乗り越えていけてるだけの成功もあれば、自分が ”こうしたい” と思うことに対してチームとしての実力がまだ追いついてないタイミングのときもある。社長が冒頭で仰っていた通り、自分ももう少しやりたかったという思いは正直あります。
乾:タイミング・・・たしかに難しいポイントではありますよね。人事の面でいうと、数年前のどベンチャー期は今ほど勤務体制などの細かい部分が確立していなかったですし、みんなががむしゃらに働くケースも少なくなかった。でも会社の成長スピードを考えたら足踏みしている暇も到底無かったんですよ。メンバーも、正直なところでいうと3回くらいに分けてある程度入れ替わっているのかなと。
ー そうですね。創業からいた私もたしかにそれは感じます・・
乾:たしかに振り返るとこれまでたくさんの方を採用してたくさんの方を離職させてしまったようにも見えるよね。ただ、要所要所で確実にキーマンとなる方の採用ができているのも事実。それこそ苗さんを採用できたことを僕は未だに ”奇跡の採用” だと思っていますから!
苗:ふふふ(照)
乾:でも本当に、今の事業において必要不可欠でしょう。そういった人財がTAPPにはたくさんいるんです!
ー そういった方たちがjoinしてくださったのは何故でしょうか?
乾:え、もうね、これは完全に引き寄せの法則ですね(笑)事業拡大するのは決めていたので、とにかく突っ走ってたら会社に共感してくれる人が増えたのは1つある。
苗:はい。僕も引き寄せられました(笑)
乾:ほら、こういうこと!(笑)あとは、採用において出会う方に対して “活躍できるか” を大前提に “どれだけの可能性を秘めた人財か” を重視してきた。だから今、経営企画からエンジニアをやってるメンバーもいるし、未経験アルバイトから3年足らずで課長職になったマーケターもいるし、人事で応募してくれてたけど適正を考えた結果 営業採用をして今すごく勢いのある数字を出していたり。
ポテンシャルを見極めて面白い人財を採用することが会社の拡大に繋がってるんじゃないかなあとも思うね。
ー 会社を経営していく上で大事にしていることはありますか?
山:経営って ”人・物・金” で分かれているというので、まず人に関していうと ”社員が誇れる会社” にしていきたいというのが根底にあって。メンバーであるうちはもちろん、仮にここから独立をしたりキャリアチェンジをしても『TAPPの一員で良かった』『ここで培ったことで活躍できている』と言っていただけるような会社を目指してます。
乾:リク〇ートのようなね!
山:そう、ずっと言ってるよね!TAPPのメンバーにも月初会とかで何回か話してる。”物”(事業)に関しては、とにかくスピード、とにかく最速。その場で選択と決断をし続けることを1番大事にしてますね。
苗:意思決定でいうと、実行していくまでのスピードがとてつもなく早いというのは側近にいるからこそダイレクトに感じますね。マーケティング部門においても事業拡大していく上で ”新しいこと” を始めやすいです。どんなに上層部が話を持ち上げてもやりたいことが実現しない会社って本当に多いので。
山:絶大なる信頼をして、完全にお任せしていますからね!
乾:山地さん、単純に首突っ込めないだけでしょ(笑)
山:(笑)(笑)いやでも人事はともかく本当に苗さんの領域には突っ込めないよね~
苗:でも自分的にはお任せいただいてるのが本当にやりやすいところで、 ”欲しいものは何でも揃う” という状態なんですよ。専門職を採用したいとなれば乾さんが会社のフェーズに合った優秀な人財を採用してくれますし、社長もすぐに意思決定して先行投資していただくことも多いので。
乾:金については『思い切っていく!!』・・ですよね?(笑)
山:金は・・ないよ・・?(笑)
(全員爆笑)
山:でも今だから言えるけれど本当にお金は無かったよね(笑)その苦しかった当時を反省すると、『やりたいことはどんどん進めたい』と人にフォーカス当てずに強行突破しているような部分が多少なりともあって。その結果採用した人がついてこなくなるような時期もあったし、そのタイミングに付随してもちろんお金も・・毎月5、6千万くらい払わないといけないところ残高2千万しかないとかね。数か月は本当に苦しくて、自分自身を見つめ直したりもした。
事業で言えば全部を攻めることはやめて守ることも大事にし始めたのはそこからですかね。人財においても、会社で働くのは結局 ”人”なんだから、もっと心身共に向き合わないといけないと失敗から教訓を得た。今は社員も顧客もみんながハッピーでいる ”当たり前” を大事にしています。
ー 事業に見切りをつける決断も早いですよね。
山:がんがんチャレンジする分、そこは気を付けてますね!まあ『誰でも最初から上手くいかない』という考えもあるとは思うんだけど、出だしが好調で無いときは修正が難しいし長々続けているとみんなのダメージが大きくなるので見切る決断もスパっとしてます。そこに梃入れをして役員の時間を割くことで既存事業をおろそかにしたくないという気持ちもあるしね。
時代のタイミングや会社の体力、現場で実行する人全てがマッチしたときに事業として軌道に乗るんだなと思います。これまで資金繰りで失敗して退いてきたり、一旦は諦めた一部の支社展開もまたやろうかなと考えているところ!何度でもやり直せばいいというのが根底にあるからこそ、”今は見切る” という選択は早めにしています。メンバーからしたら情報展開するたびに『なんじゃそりゃ』ってなってるかもしれないけどね~(笑)
ー 経営において共感されたりやりやすい点などあれば教えてください
乾:共感でいうと、何かを決めるときに僕自身の認識とズレたことが1度もなくて。『それやめちゃうんですか?』とか『え、それ始めるの?!』とかそういう細かい不一致が無いのは大きいのかなと思いますね。各領域完全にお任せしてもらってますし、その点は苗さんもやりやすいんじゃないですか?
苗:そうですね!あとはスピード感がとにかく心地いいですね。Webマーケティングって寝ている間も運用されている流動的なものなので、情報とか数字などその瞬間、その一瞬での判断が非常に大事になるんです。社長が意思決定するまでって本当にものの数分なので、その日から新しいことを始める準備もできますし、閃いたときにいち早く実行できるというのが嬉しい。突き進むのか、撤退して新しいことを始めるのか、最短で結論を出して動いていけるところが自分には合っているなと感じますね。
ー 今後、どんな会社にしていきたいかを聞かせて下さい
山:僕は長年この業界にお世話になっていて、得意分野とする不動産事業の経営者になったからこそ、TAPPの事業が、メンバーが、業界にいい影響を与えられるような会社にしていきたいという恩返しのような気持ちもあります。
でもさっき ”人”の部分で話した通り、色んな事業を手がけて社員が誇れる会社にしていきたいというのがやっぱり1番かな。TAPPでずっと活躍していただけるのももちろん嬉しい話だけど、独立しても『TAPP出身』と自身を持って言えたり、仮に会社を変えても、仕事を辞めて家庭に入っても『TAPPで学んだことが自分の財産になっている』『あの時働いた時間はすごく良い時間だった』と胸を張って言える会社にしていくということですね。
物事とか事業は人が創るものなので、苗さんのようにそのとき出会った面白い・楽しい・優秀な人から広げていきたいなと考えてます!”何をやる” って初めから決めず、こだわりも持たず、面白いことを追求していけたら最高です。
ー マーケティングの観点から、会社を発展させていくイメージはありますか?
苗:そもそもマーケティングの役割って、どこの会社も大半が『広告・宣伝・集客』っていう認識なんですよ。でも自分はそれに加えて『売れ続ける仕組みを創る』というのが根底にあって、社長も日本では数少ないCMOという役職で事業をお任せしてくださってるほどマーケティングを重要視しています。AIの活用であったり技術といわれるものがどんどん増えている中で、最新のテクノロジーを ”いかにシンプルに自社に融合していくか” が1番大事なんですよね。セールスへの集客で業務を効率化したり、新しい事業を始めるにあたって意思決定が早くできるように指標となる情報を蓄積していくことが現段階でのミッション。他社がやり始めたことを推進していくのではなく、1歩2歩先のテクノロジーをTAPPにどう取り入れていくかが鍵です。この精度をどんどん上げていけば、働くメンバーがもっとワクワクしたり最速で成長できるので、社長の言う ”社員が誇れる会社” に近づいていくと考えてます!
ービジョンを叶えるために、どういった人財を求めますか?
乾:採用においては ”いかに面白い人を採用していくか” に尽きますね。会社としては不動産事業以外も発展させていこうとしているので色んな可能性がある会社だと思っているし、そういった可能性にワクワクしたりチャレンジしたいと思える人と出会いたい。既存社員においても、今置かれてる環境で足踏みしないで欲しいと思うし、天井はない中で限界とか満足を決めてつけてしまってるメンバーがいたとしたら、それは本人次第なのかなと。打開していった先のキャリアは挑戦で自ら勝ち取っていく気持ちで仕事してほしいです!
一言で言うと、”クレイジーな異端児”。尖ってるくらいでちょうどいいです(笑)
苗:僕もまだやったことないことにワクワクできる方、『やりたい!』と言える熱量のある方と一緒に働きたいですね~!
山:そう。ビジネスにおいて必ず成功したいという熱量がある人って一緒にいてワクワクするしね。あとは多くの人が考えること、行動することと違うことを考える ”異端” な人財と仕事してみたいというのは、自分も常に考えてる。役員陣とか普通じゃない人たちの集合体だと思ってるんで(笑)そういった人たちが面白い事業を形成していくんじゃないかな。
ー 最後に、社長から見たTAPPの新卒は・・?
山:いやもう可能性しか感じない!僕はもうすぐ40歳になるけど、みんな今20代前半でここから大いに ”変わっていく” でしょう。それだけでも十分財産だよね。自分も20代でこの業界に飛び込んで最初からなんでもできたわけではないし、何も知識がなかったところから成長させてもらって今ようやく1人立ちできるまでになったので。それでいうと新卒って可能性の塊だし、どう化けていくのかも楽しみにしてる。今の彼らから学ぶこともたくさんあるので、一緒に働いていて自分も ”ワクワク” していますよ。
\ カラン・・(氷の音)/
いかがでしたか?
リクルートサイト2023にも展開中のこちらの対談、役員陣のダークな雰囲気を醸し出すべく雰囲気のいいBarで撮影してみました。(※感染対策の上、お茶での撮影をしております。そして皆様お気づきかと思いますが葉巻には火がついておりません。爆)
アルクール様撮影のご協力ありがとうございました~!
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次回の投稿もお楽しみにっ!!