The Chain Museumの募集・採用・求人情報 - Wantedly
The Chain Museumの新卒・中途・インターンの募集が15件あります。気軽に面談して話を聞いてみよう。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。
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アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」を軸にアートビジネスを展開するスタートアップ「The Chain Museum」に、2023年5月から新たなメンバー・「今野ふう子(こんのふうこ)さん」がジョインしました。
これまでのキャリア、The Chain Museumへの入社の決め手や、今後チャレンジしていきたいことなどをインタビューしました。ぜひご覧ください!
アートや文化施設好きの両親の影響で幼い頃からアートに触れ、大学で現代アートの自由さやアーティストの社会課題に対峙する姿に惹きつけられる。
一方で自身のバックグラウンドや就活時期に3.11を経験したことで、「はたらく」という切り口から人と社会の繫りをより良いものにしたい・社会貢献でお金を稼ぎたいという思いで人材業界へ就職。営業職として人と組織の課題解決に努める。
コロナ禍を機にこの先の自分の人生を何に賭したいか立ち止まって考えた時に、アートが持つ世界を肯定する力をもっと社会に還元したい、アートのバックグラウンドを持たない自分でもアートと人と社会を繋ぐ機会作りはできると考えThe Chain Museumに参画。
前職は大手総合人材ビジネスの会社に務め、採用課題解決を目的とした法人営業、転職支援を目的としたキャリアアドバイザー(個人営業)をしていました。
担当顧客は一貫して製造業だったので、当時日本の電機産業が世界の市場ルールに乗り遅れ大手総合電機メーカーを中心に大量リストラが行われた中での仕事は色々と思うところがありました。
3,000名近くの転職希望者の方々へのキャリアコンサルティングを行う中で、自らキャリア形成をすること、納得解を自分で見つけ出すこと、何歳からでもチャレンジはできることなど、本当にお客様から多くのことを学ばせていただいたと感じています。
その後、個人営業組織のマネジャーとして担当チームの売上拡大に向けた営業戦略と戦術立案、組織運営、チームエンゲージメント、人材育成を経験しました。
チーム作りや決断においては最善解がなく、不安や葛藤を感じたり自分の力不足に打ちのめされたりすることも多々ありましたが、組織には人格があり、その価値観を源泉に仲間と突っ走っている時の楽しさはなにものにも代え難く、組織の在り方次第で個人の在り方も大きく変わることを学びました。
そうして、自分とは何者でどこに行きたい人なのかについて、自分と対峙する経験をしてきたことが次のステップに進むきっかけを呼び込んだ気がしています。
前職では働くという切り口から「人と社会の繋がりをより良いものにする」、先行きが不透明で正解が分からない世の中だからこそ「納得解を自分で導き出す力を持つ機会を作る」ことに努めてきましたが、それでも尚、自分のことなのに相対比較した最善解を選ぼうとするあまり方向性を見失う人々に課題感を持っていました。勿論その問題解決の手段の一つとしてキャリアコンサルティングがあるのですが、もっと番狂せ的に何かできないかという想いが高まっていきました。
そしてコロナ禍を機に、この先の自分の人生を何に賭したいか立ち止まって考えた時に「アートが持つ世界を肯定する力、物事の見方を180度変える力をもっと社会に還元したい」「自分はアートのバックグラウンドはないけれど、アートと人と社会を繋ぐ機会作りはできるんじゃないか」と考えるようになりました。
そしてアートと社会を繋ぐという無茶なことをしている会社はないかな…と探していたところThe Chain Museumに出会い、運命を感じ入社を決めました。
The Chain Museumの魅力は、ビジネス×アートという、一見垣根がありそうに思われていることを両方取り扱おうというチャレンジ精神と、その上でアートの持つ力を信じビジネス展開をしているように感じたところです。
何かを成す上でもっと登りやすい道や近道もあろうかと思いますが、敢えてそうした道は選ばない姿勢に、新しい価値を世の中に生み出すポテンシャルを強く感じました。
アートは機能的なものではないにも関わらず、何万年も昔から存在し、今もなお、なくなっていません。それは人の根源的な欲求が生み出すものであり、便利さや心地良さだけを与えるものからは得られない気づきを私たちに強烈に与えるからなんだと思います。
だからこそ、そうした存在により多く触れることで私たちの人間性がより豊かになり、私たちにとっての社会もより良いものになっていくと感じるので、そうした我々とアートをもっと身近にする機会作りをしていきたいです。
現在の日本では美術館に行く人は多いが購入する人は決して多くないという現状があるなど、鑑賞のその先の体験までしている人が少ないことは勿体無いなと感じるので、ArtStickerを通してアートとの間にある距離を縮めていきたいです。
また前職で長くキャリアというものに関わってきたことから、中長期的にはアーティストのキャリア支援や文化・芸術組織の成長支援にも寄与していきたいと考えています。