なにをやっているのか
シンクパワーは、2006年5月に創業した音楽系ITベンチャーです。
現在は、「プチリリ」というサービスブランドを中心にして歌詞サービスを行っています。
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シンクパワーの歌詞データは、カラオケのように音楽にあわせて色変わりして表示できるのが特徴で、歌詞データは、創業以来、社内のスタッフがCD音源と歌詞カードを基に1曲ずつ制作しています。
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これに加えて、「プチリリ」では一般の「プチリリ」会員の方々やアーティスト様ご本人に歌詞データを投稿していただく仕組みがあり、社内制作と投稿を合わせると邦楽・洋楽の合計は100万曲超と、国内最大級の品揃えです。
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歌詞データは、自社サービス(アプリ・WEBサイトなど)での利用だけでなく、自社で開発したSDKおよびAPIをご利用いただく形で他社様にも提供しています。
既存の音楽再生アプリに非常に簡単に歌詞表示機能を追加できるSDKは、提供先の企業様からも、とても好評をいただいています。
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今年8月に六本木で開催された「Music Hack Day Tokyo 2015」では、スポンサー企業として参加し、ハッカソンの参加者にプチリリAPI(歌詞検索用のAPI)を提供しました。
たくさんの参加チームにプチリリAPIをご利用いただき、優秀な作品には「シンクパワー賞」を贈呈させていただきました。
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<自社サービス>
https://www.syncpower.jp/service.html
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<他社様での採用実績>
https://www.syncpower.jp/service_cooperation.html
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2015年4月からは、新たに「音楽レーベル事業」を立ち上げました。
「PETIT CAFE RECORDS(プチカフェ レコーズ)」という自社レーベルで「くつろぎタイムの演出」をテーマとした、アコースティック楽器中心のインストゥルメンタル音楽を提供しています。
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CDは、全国のCDショップ・オンラインストア等で販売しており、iTunes・レコチョク・music.jp・LINE MUSIC・AWAなどで配信もしています。
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私たちは、この新規事業にも大きな可能性を感じています。
なぜやるのか
なぜ、歌詞のビジネスを始めたか。
これについては、創業社長である冨田の言葉をそのままお伝えします。
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<代表 冨田からのメッセージ>
代表の冨田です。
約10年前、韓国で3行程度しか表示のできないMP3プレーヤー(小型携帯音楽プレーヤー)で、音楽にあわせ歌詞が同期して表示されているのを見て、大きな衝撃を受けたのが起業の発端です。当時まだ日本では、音楽配信サービスはようやく携帯電話などでも始まったばかりでしたが、サンプルを眺めていると、もちろんカラオケの練習にも使えますし、またそれ以上に自分が知っている曲でも改めて歌詞が見えることで、その曲の魅力が何倍にもなるのを感じ、この機能は今後「必ず流行する」、というより「必ず必要!」と感じました。
その後、日本で音楽の関係者にそのサンプルを見せると、鼻でフンっと笑われて、「こんなもの流行ると思うの? 音楽配信ですらまだ流行っていないのに...」と言われた時、自分の中では、であれば逆にやってやろう、という気持ちにスイッチが入りました。
その後、色々な苦労はありましたが、メンバーにも恵まれ、そしてその苦労の甲斐もあり、今はウォークマンやスマートフォンなどで、当社の同期歌詞技術が使われている画面をみつつ、時々起業当時のことを思い出しますが、単に懐かしむだけではなく、こうやって無から有を生み出す事ができた当社のスタッフのパワーをもってすれば、今は無理と思われていることもまた実現させることができる、と新たなパワーが湧いてきます。
まずは、この同期歌詞技術、サービスを日本から世界へ、そしてあらゆる音楽機器への普及を目指していますが、同時に今夢見ているテーマがいくつもあり、それが具体化できた時のことを想うと毎日ワクワク感がつきません。
そのワクワク感を共有できる人、待っています!!
どうやっているのか
シンクパワーは少人数の会社なので、フロアを見渡せばメンバー全員の顔(頭?)が見えます。
社長からアルバイトの若いメンバーまで、役職に関係なく、皆「~さん」付けで呼び合っています。何か相談したいことがあると、直接その人の席に行き、 気軽に話しかけている場面をよく見ます。誰かの席の周りに何人かが集まり、即席ミーティングが始まることも。
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部署は、大きく分けると技術、歌詞事業の企画・営業、歌詞制作、レーベル事業、経営管理に分かれています。
人員構成としては、技術グループと歌詞制作チームのメンバーが多くなっています。
現在の男女比率は、男:女=6:4ぐらいです。
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仕事はそれぞれの部署ごとにタスクを持って進めていますが、定期的に全体ミーティングを開き、「今、どんな仕事が進んでいるか」を皆が把握できるようにしています。
時には部署を横断する形でプロジェクトを組んで仕事を進めることもありますので、会社の目標は常に共有し、同じベクトルで仕事ができる環境づくりを心がけています。
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私たちは、これまで誰もやってこなかったような新しいサービスの提供にチャレンジしてきました。やるかやらないか。どちらの方向に進むか。未知のことだけに、メンバーの間で意見が分かれることも珍しくありません。が、そんな時は真剣に意見をぶつけ合い、妥協せずに話し合います。
議論を尽くして決まったことに対しては、一致団結して仕上げるというスタイルで進めてきました。
メンバーが増えても、このスタイルは変わらないと思います。