今回は、株式会社swimmyのディレクターの大槇美穂さんのインタビューをお届けします。業界未経験の新卒入社からディレクターになるまでの経緯、会社の魅力やこれから挑戦したいことを伺いながら、swimmyで働く魅力についてお伝えします。
■「こういう人達のいる会社なら大丈夫」人柄と姿勢に惹かれて入社を決意
ーーまずは、入社した経緯を教えてください。
もともと、ものづくりに興味があって、大学ではデザイン学科で雑誌やフライヤー制作など、主にグラフィック系のデザインを学んでいました。就職活動は幅広くいろいろな企業にあたっていたのですが、その中の1社としてswimmyに出会いました。
面談で代表や取締役の方達とお話をした際、とてもよさそうな会社だなという印象を受けましたね。保守的というよりも、トライ&エラーを繰り返しながら新しいことに挑戦していく、そんな会社の姿勢に魅力を感じました。それに、私が将来的にはディレクターを目指したいと伝えたら、親身に話を聞いてくれて、ディレクターになるまでのキャリアプランを提案してくれたんです。人のことを大事に考えてくれる、こういう人達のいる会社なら大丈夫そうかなとその時思いましたね。
ーー入社した当初は、どのような業務を行っていたのでしょうか。
入社してからすぐは、デザイナーとコーダーとして仕事をしていました。それまでWEB制作はほぼ未経験の領域だったので、とにかく独学+実践で学んでいきました。私がコーディングをしたものを上司からフィードバックをもらって直す、その繰り返しの中でいろいろな知識と経験を蓄積していきました。仕事をし始めて学生時代と違うと感じたのは、やはりクライアントを意識しなければならないという点。クライアントの期待に応えないといけないプレッシャーは、いつも感じていますね。
2019年に新卒でswimmyに入社して、今年で入社2年目になりますが、現在はディレクターとして業務に携わっています。
■クライアントと近い距離で、制作の根幹から関われるのがディレクター業の魅力
ーー現在のディレクター業務について教えてください。
まずは、クライアントとの打ち合わせに参加して要望をヒアリングします。そして、聞き出した内容を基に要件定義なども含めて具体的に企画に落とし、提案をします。企画が決まったら、情報設計とワイヤーフレームまでを作り、社内外のエンジニア、デザイナーに情報共有をして納品までの進行管理を行います。
ーーデザイナーとコーダーからディレクターになって、大変だったことは何ですか。
想定よりも制作に時間がかかり納期が延びるなど予想外のことが起きるので、臨機応変に対応しなければならないのは大変ですね。クライアントへの交渉も必要ですし、基本的に怒られるのも仕事の内と割り切って確実にいいものを納品できるように努めています。
また、swimmyはまだ創業2年目の新しい会社なので、体制や制作のフローが完璧にできているわけではないんですね。だから、失敗を繰り返しながらやっていく状態で、それが一番大変ですね。基本的には、過去の案件を振り返り、改善の余地がある部分については、週1回のペースで実施している社内ミーティングで提案してメンバーで話し合って変えていったりしています。
ーーどんな所に仕事の面白みややりがいを感じていますか。
実は就活の時は、デザイナーになりたいと思っていたんです。でも、思ったよりもクライアントとの距離が遠かったり、制作の根幹の部分にあまり携わることができないという話をまわりから聞いて。でも、ディレクターというポジションだと、コンセプト作りなど根幹から関われますし、クライアントの想いを汲み取り、形にしていくことができる。この点は一番面白いと感じています。
業務内容の幅も広くてむずかしいことも多いですが、お客様に近い立場にあるので、意見がダイレクトに入ってきます。「予想以上のいいサイトを作っていただいて、ありがとうございます」と言っていただけた時は、この仕事をやっててよかったなと思える瞬間ですね。
ーー仕事をする上で、大事にしていることは何ですか。
コミュニケーションを丁寧にとることです。コミュニケーションに齟齬が生まれると、スケジュール自体が覆ったり、クライアントとの足並みが揃わず要望とは違うものができてしまうなど、大きな問題に発展しかねません。どれだけ忙しくても、コミュニケーションは丁寧にとるように心掛けています。
■挑戦したい気持ちがあれば、裁量の大きな仕事も任せてもらえる風土がある
ーー現在、どのような働き方をしていますか。
今は基本的にテレワークです。毎朝9時に30分の朝会を行って、お互いの進捗状況や共有事項を確認し合い、その後は各自が作業を行います。私の場合、ワイヤーフレームや資料作成、進行管理の業務が中心なので、クライアントと制作メンバーと連絡を取り合って、それぞれの進行状況を確認しています。
社内メンバーは6名と少人数なので、コミュニケーションはDiscordなどのボイスチャットツールを使い、必要な時にお互い呼びかけ合って話をしています。文字だけのやり取りだとコミュニケーションが滞ることもありますが、肉声で会話をしているのでそれほど齟齬を感じることなく、スムーズにコミュニケ―ションを取りながら働けていると思います。また、平日でも自分で仕事に支障を与えることなくちゃんと管理ができていれば、病院に行ったりすることもできます。そのあたりの裁量は個人に委ねられている点も、働きやすい職場環境だと感じる部分ですね。
ーー職場環境として魅力を感じる点を教えてください。
社内の人間関係のトラブルがないことは、自分にとって大きな魅力だと感じています。メンバーは20代と30代のみの若い年代が多い職場ですが、基本的に穏やかなタイプの人が多く、何か問題があった時に相談しやすいです。新卒で入社したのは私だけですが、他の方は同じ業界の別領域で働いていた人が多く、swimmyへの入社をきっかけに新しいことに挑戦しようというチャレンジ精神旺盛な方が多い気がします。
ーー裁量の大きな仕事も任せてもらえるそうですね。
自分が挑戦したい、ステップアップしたいことに対して会社も前向きに捉えて、何でも挑戦させてくれるという良さはあります。私自身、右も左も分からない中でまわりのサポートを受けながら試行錯誤をして大きな案件を動かしたことがありますが、かなりの自信がつきました。今の自分の年齢で経験できること以上のことを経験させてもらっていると思います。
ーーswimmyに入社して、自分が成長したと感じるのはどんな所ですか。
成長したのは、すべてですね(笑)。特筆すべきとしたら、自分で考える力がついたことだと思います。会社自体が確立し途中の段階でもあるので、多くのことを自分で構築していかなければいけないので、自ずと考えることが求められるんですね。
あとは、多種多様な業界のクライアントと仕事ができるので、いろいろな業界の知識が得られるのも自分の成長を促してくれていると思います。
■新たなことに挑戦し、経験値を高めたい人には魅力的な会社
ーーswimmyでこれから挑戦したいことを教えてください。
今まで、制作して納品したら仕事完了となることが多かったのですが、最近は制作後の結果にコミットしていく動きも会社では出てきています。個人的には、例えばECサイトであれば売上向上のサポートをするなど、マーケティング部分も意識して制作を考えらえるディレクターになりたいです。
それから、将来的に自社開発製品を出そうという話も出てきているので、今後は点ではなく、サービスの流れ全体に関わる知識が得られるのではないかと思います。今まで以上に幅広い部分に携わることができる可能性があることについては、とても楽しみにしています。
ーーこれから、どんな人にメンバーになってほしいですか。
コミュニケーションをとるのが好きで、積極的にチームに関わっていけるような人ですね。個人プレーというよりは、みんなで創っていくということを大事にしている会社なので、新しい風となりつつもまわりと協調性を持って物事を進められる人にぜひ仲間になってもらいたいです。swimmyは、ポジションに関わらず、幅広い業務領域を任せてもらえて多岐にわたる経験ができる会社だと思います。何でも幅広く経験したいという人は、入って損はないと思いますよ!