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多角的に「顧客のビジネスモデル」と「顧客の顧客」を正確に分析する能力。

MARKETER
三沢 光義 MITSUYOSHI MISAWA
マーケティング事業部 統括部長
理工学部卒
4,000社以上の顧客に対するマーケティング事業部の統括責任者として、自身も前線でインサイドマーケティング行うことで、新たなサービス開発を担っています。

ーー今までの経験を教えてください。

18年間のマーケティングの成功体験や
失敗談などを発信する責務。

元々経営コンサルタントの会社のマーケティングリサーチの部署で仕事をしていました。様々な企業の分析者やマーケターが手に負えないような難問の解決を依頼されていました。糸口が全く分からない状況下で、数学や統計を使って要望に応えていく。結果的に、億単位のコスト削減、収益アップのお手伝いができました。



学生時代は理工学部で数字にはめっぽう強い自信がありました。次第に、大手広告代理店、メディアのデータ分析の要望が増えるようになり、分析や統計学が机上の空論になってしまうような局面に数多く出会いました。

幾通りもある数字上での分析だけでは無く、消費者目線や時代が求めるニーズを正確に把握する力が何よりも重要だと、改めて気付きました。

ーー今後の課題について。

専門的な情報リテラシーが無いばかりに
投資対効果を出せない中小企業が多い。

最近は多くの企業でデータサイエンスの導入が進んで、データサイエンティストのような人が増えていますが、本当の意味で成果をあげている会社は少ないと思います。「導入はしたがうまくいかない」という企業や、何が最適かが分からない状況下で選択した部分が間違っていたために、投資対効果を出せない企業が数多く見受けられます。

特に中小企業の経営者は本業ではプロフェッショナルですが、そこを世に広め拡大させる方法に疎い方が数多く見受けられます。大企業では広報、マーケティング、経営企画室のようなチームがありますので、どんどん差が開くばかりです。

2017年度の倒産した中小企業数は8,405件となりますが、その中でも従業員数別5人未満の構成比が74.1%にのぼり、過去20年間で最高となっています。



例えば、顧客のカスタマージャーニーマップを作成する際、顧客の顧客=ターゲットとなる消費者のリアルな目線、顧客のビジネスモデルや構造について誤った予測を立ててしまうことにより、タッチポイントや課題に対して無意味なKPIを設定してしまうということが起こります。

対象となるゴールを見誤るわけなので、どれだけPDCAを回しても、投資対効果を高めることはできません。

アトリビューション分析に関しても、あくまで予め立てる仮説であって、後付けで広告を過大評価する取り組みでは決してないです。仮説の正確さ=最適なKPI設定は、担当するマーケターの経験と知識量に他ならないと思います。

ーーメッセージをお願いします。

サングローブには何を作れば未来が
良くなるかを考える習慣があります。


未来を担うということは、将来子ども達のためになるかどうかという判断基準を持つこと。僕自身も、特に子どもができてからは、この世の中を少しでも良い方向に改善する仕事やプロジェクトに貢献していきたいと改めて思うようになりました。

そのためには、多角的に視野を広く持つ中で、常に優先順位を付けて最適な選択を提供すること。アルゴリズムや統計手法だけに溺れることなく、本質を見極めたリアルな分析を目指します。

データから自分なりの仮説を考え抜ける人、その上で、状況に応じて新たな手法を開発したり、高度でマルチな分析に挑戦したりする人と協働できれば幸いです。

以上、サングローブでマーケティング事業部の統括部長として働く三沢に話してもらいました。少しでもご興味を持っていただいた方は、お気軽に「話を聞きにいきたい」ボタンを押してください!
みなさまのご応募、お待ちしております。

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