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「若手が有利」TikTok主軸の広告代理店・クリエイター事務所を展開するstudio15代表岩佐が語る、ショート動画市場の展望と求める人材
ショート動画の企画立案、制作・編集からプロモーションまでを一気通貫で提供する、studio15(スタジオフィフティーン)。2019年の創業以来、TikTokを中心にのべ2000件以上、累計取引社数300以上の案件を手がけてきました。今回は代表の岩佐に、業界を取り巻く環境や事業拡大に向けたビジョン、求める人物像について話を聞きました。
岩佐 琢磨 プロフィール
早稲田大学政治経済学部を卒業後、大手金融機関での勤務を経て、2017年9月インターネット広告事業等を行う株式会社セレスに入社し、経営企画室に所属。その中で、クリエイターエコノミー領域やSNS領域のスタートアップへの投資等を行い、複数企業の上場を実現。それらの活動を行う中で、TikTok・クリエイターエコノミー領域に大きな可能性を感じ、2020年にstudio15に参画、2021年に代表取締役に就任。
▼ショート動画市場は拡大の初期段階。大きなビジネスチャンスがある!
ーー創業の背景と、これまで取り組んできたことについて教えてください。
当社は、2019年1月に「夢をカタチにする」をビジョンに掲げ創業し、TikTokを中心としたショート動画領域で広告代理店事業・プロダクション(事務所)事業を展開しています。
2021年には、国内ナンバー1のTikTok広告代理店・クリエイタープロダクションを目指すために、国内最大級のポイントサイト「モッピー」やアフィリエイトプログラム「AD.TRACK」等を運営する株式会社セレスにグループ入りしました。
創業以来、TikTokの国内の市場の伸びと共にTikTokプロモーションにて多くの実績を積んできており、美容・コスメ、ファッション、食品、アプリ等、業界を問わず多くの企業のTikTokにおけるプロモーションをサポートしてきました。
そして、クリエイタータイアップなどのプロモーションのみならず、TikTok企業アカウントの運用代行についても、「Chuune(チューン)@少女漫画(KADOKAWA)」の他、「資生堂ビューティージャーニー(株式会社資生堂)」、「モンテール【公式】(株式会社モンテール)」「UDトラックス」、「湘南乃風(株式会社テレビ朝日ミュージック)」等、ナショナルクライアントを含む累計300社以上のPR案件をはじめ、企業アカウントの運用代行やTikTokコンサルティング、SNSマーケティング支援を行ってきました。
2024年4月時点で、TikTok(Byte Dance社)の公認MCN(TikTokerをサポートする広告代理店)として、所属クリエイター数約170名、総フォロワー数約5,000万人を擁する規模まで成長しています。
ーーTikTokを中心としたショート動画市場の可能性について、どのように感じていますか。
ショート動画はビジネス面においては、本格的に拡大していく初期段階にあると感じています。TikTokは2017年に上陸しましたが、若年層を中心にユーザー数が急速に伸びたものの、企業のプロモーション活用はなかなか進みませんでした。ですが、広告機能の拡充やユーザー層の拡大とともに、ここ2〜3年で一気にビジネス活用が進んできたように思います。
とはいえ、全体で見るとまだまだTikTokを活用できている企業は多くありません。
しかし、タイムパフォーマンス(時間対効果)を意識した「動画コンテンツの短尺化」の流れや、認知・拡散に高い効果を発揮する「レコメンド」機能を背景に、この先市場が拡大していくのは必然だと感じています。
実際に当社でもお問い合わせをいただく件数が増えてきており、2023年には年間で600件以上のショート動画の案件に対応してきた実績があります。
ーー各企業が自社でショート動画を制作・活用していくことは難しいのでしょうか?
ご相談をいただく件数が増えた大きな理由としては、ショート動画自体が最近できあがった市場のため、ショート動画の知見がある人材自体が少なく、内製する人員体制を整えられないことです。さらに、内製できたとしてもノウハウが少ないため、ショート動画向けの企画や、制作そのものに苦戦している企業も多いと感じています。
企業のブランディングやPRの長期的な施策として、当社のような外部の専門家に委託することが、当たり前になってきつつあることも自然な流れだと思っています。
▼「ショート動画の本丸であるTikTok」を活用した広告戦略を支えるstudio15の強み
ーーショート動画のなかでも、TikTokを主軸に支援を行っている理由を教えてください。
TikTokこそが、「ショート動画の本丸」だと捉えているためです。ほかのWEB広告に比べて、TikTokの「レコメンド」はブランドの認知や商材のPRなどで、高い効果を発揮します。このことから、TikTokがビジネスを加速させるのは間違いありません。
一方で、ショート動画はYouTubeショートやInstagramリールなど、ほかのプラットフォームにも存在しています。それぞれでユーザー数・ユーザー層が異なるため、最近はクライアントの用途や目的に合わせて、選択・併用する必要性を感じているところです。当社はプラットフォームごとの特性をしっかりと理解し、ノウハウを蓄積し続け、クライアントに最適なソリューションを提案していきたいと考えています。
ーーstudio15ならではの支援の強みは何でしょうか?
当社の強みは大きく3つあります。
1つ目は、豊富な実績とノウハウです。
ショート動画はトレンドの移り変わりが早く、継続的にヒットするコンテンツを作るのは難しいものです。ですが、当社はTikTokの黎明期から特化してビジネスを行ってきたため、豊富な実績とノウハウがあります。そのため、他社と比べてもヒットコンテンツの再現性は高く、クライアントの期待に沿ったサポートが提供できています。
2つ目は、ソリューションの幅広さです。
当社は広告代理店事業のほか、170名のクリエイターが所属する事務所事業を展開しています。そのため、企業アカウントの運用代行やインフィード広告(TikTokアプリのおすすめ欄に表示される広告)の配信だけでなく、企画に沿ったクリエイタータイアップの提案も可能です。さらに、社内にはクリエイティブ部門があるため、エフェクトを使ったチャレンジ企画なども提案・実施しています。
3つ目は、高い信頼性です。
おかげさまで、当社はこれまで300社以上のクライアントとお取引をさせていただきました。これまでの実績が信頼へと繋がり、大手企業や官公庁などからも案件を任せていただいています。
ーー具体的な制作事例を教えてください。
ソリューションの広さを体現した事例としては、森永製菓様の「ハイチュウ」キャンペーンが挙げられます。若年層へ全米No.1(※)を獲得した商品の認知を広げる企画で、クリエイタータイアップや広告配信・エフェクト制作を手がけました。(※ 2022年全米CVS POSランキング キャンディ新商品部門 1位)
実は、エフェクトを制作できる企業はまだ少なく、ローンチするまでには煩雑な工程を踏まなければなりません。当社に多くの制作実績があったからこそ、トータルでご提案できた事例ですね。
また、意外性がある事例としては、商用車メーカーであるUDトラックス様のアカウント運用が挙げられます。TikTokは「コンシューマー向けのツール」というイメージが強いですが、ブランディングと採用を目的に運用したところ、うまく活用できました。
企画立案や撮影、動画編集を行うだけでなく、企画にマッチするクリエイターのアサインまでできるという当社の強みが活きた事例ですね。
官公庁からのご依頼ですと、群馬県が運営する動画サイト「tsulunos」様にて、一部コンテンツの制作・クリエイタータイアップも手がけています。前述した通り、これまでの当社の実績を評価していただいた結果、お任せいただけた事例ですね。
▼ショート動画市場は「若手こそ有利」。studio15で得られるスキルやキャリアとは?
ーーなぜ「若手が有利」と言えるのですか?
若い人の方が新しいものへのキャッチアップが早く、柔軟な発想を出しやすいと感じているためです。ショート動画はここ数年で広まったサービスのため、必然的に全員が初心者。ベテランと若手が同じスタートラインに立てる状況下では、若い人がベテランにも優位性を発揮しやすい市場です。
さらに、若い世代はショート動画に慣れ親しんでいる人が多いです。クライアントへ提案する際は、その人自身のユーザー目線や流行感度を活かしつつ、柔軟な発想で企画が立てられるのではないかと思います。
ーーstudio15で働く魅力は何でしょうか?
当社では社員本人が素早くノウハウをキャッチアップできれば、社歴に関わらず、大手企業の案件に関われる可能性も高いです。前述した事例のような大きな案件を担当することで大きく成長できると思っていますし、この市場でそういった環境を準備できている会社はまだ少ないです。
また、サービスの主軸であるTikTokだけでなく、今後はYoutubeショート・Instagramリールなどに挑戦する構想もあるため、各プラットフォームのショート動画を極められる点も魅力だと感じています。
冒頭でもお伝えした通り、ショート動画市場はこれから本格的に伸びていくフェーズです。キャリアを形成する上で「どこに身を置くか」は重要だと思いますが、ポテンシャルを考えても、ショート動画市場は選ぶに足る業種だと実感しています。特に、若手がキャリアを築いていく上では、魅力に溢れている業界だと言えるでしょう。
ーー更に事業を伸ばしていく上で、今後はどのようなビジョンを描いていますか?
TikTokの広告代理店事業をベースとして伸ばしていく一方で、新たにクリエイター起点のビジネスを増やしていきたいと考えています。現在はクリエイタータイアップがメインとなっていますが、クリエイター自身が商品を作るなど、新しいことにもチャレンジしていきたいですね。クリエイターエコノミーの領域で事業を拡大していくためにも、直近では採用に力を入れる予定です。
ーーstudio15が求める人材について教えてください。
ハングリーに仕事に取り組みたい人です。社内ではチャレンジする機会が平等に与えられており、本人次第ではありますが、スピード感をもって成長できます。さらに、当社は実力主義・成果主義なので、継続発注や大型案件の受注など、結果を出せばきちんと評価されます。
実際、昇級昇格のスピードは早く、なかには1年強で一般社員からマネージャーへ昇格した人もいます。
組織づくりの途中ということもあり、まだまだポストには空きがあります。また、今後組織が拡大していくにあたり、新たなポジションが増える可能性も大いにありますね。
現在動画業界に携わっている方で、キャリアに悩んでいる方や規模の大きな案件に挑戦したい方は、ぜひ応募していただきたいです。チャンスを掴みたい人が挑戦できる環境が、studio15には整っています。
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現在、studio15では業界不問でのポジションも多数募集しています。他業界からの転職で応募が不安な方もいると思いますが、自身の経験を活かして更にキャリアを積める環境です。新しい挑戦に飛び込める稀有なチャンスでもあります!
今後もストーリーで弊社の新しいメンバーや詳しいことについて、積極的に発信していきます!
この記事を読んで、少しでも私たちstudio15にご興味をお持ちいただけたら幸いです。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしております!
■studio15事業概要
TikTokを中心としたショートムービー(短尺動画)領域で広告代理店事業・プロダクション事業を展開しています。2019年1月に設立し、現在、所属クリエイター数約170名、総フォロワー数約5,000万人のTikTok 公認のMCNに成長し、創業以来、美容・コスメ、ファッション、食品、アプリ等、多くの企業のTikTokにおけるプロモーションをサポートしてまいりました。TikTok企業アカウントの運用代行についても、ナショナルクライアントを含む300社以上の企業アカウントの運用代行やコンサルティング、SNSマーケティング支援を行っております。
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