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ブルーとブラック

当社には、勝手にブルー系と呼んでいる仕事と、ブラック系と呼んでいる仕事があります。

ブルーは川とか海関連、ブラックは島嶼や安全保障に近いテーマのお仕事です。ブラックというのは印象が悪いかもしれませんが、ずっと応援しているイタリアのサッカーチームにちなんでそう呼ぶようになりました。(身の回りのものもブルーとブラックばかり)

どちらもたくさんお仕事をいただいていて、いつも協働相手を探している、そんな状態です。

ブルーは、水害のリスクを自分のこととして捉えよう、備えていこうと呼びかける、それこそ社会に気づきを促す取組だったり、自治体の長期ビジョン作成のお手伝いだったり、そのための調査だったり、会議の裏方、広報物の企画制作など様々な仕事があります。テーマとしてはニッチですが、ブルーは仕事の内容が比較的イメージしやすいかもしれません。

一方のブラックは、テーマがニッチなこともさることながら、仕事の内容もなかなか特殊です。これは有識者のご指導のもとに進んでいるもので、形としては広報物の企画制作や調査となりますが、業務が様々に細分化されていて、30個のことを同時に進めて、それをまたパッケージ化するような感じです。先生方にメンバーになっていただく委員会の運営もずっと続いています。

ブルーとブラック、私(代表者)は1人なので、リソースの配分を考えれば、本当はどちらかに集中すべきなのかもしれません。現に、完全にキャパシティ越えの状態ですが、どちらも大切な仕事だと思うので、二正面作戦を展開しています(戦っている訳ではありませんが…)。

ブルーはこれから、気候変動が進んでしまって、水害だけでなく、水不足や食への影響など、もっとダイレクトで大きな影響が人々に出てくることが予想されますし、現に、ファイナンスの力が働いて緩和や適応の対策が進んでいるので、仕事がこれからも活発化するだろうなと考えています。また、海に現れる影響は見過ごせず、まだあまり話題になっていないことがこれから顕在化していく気がしています。

ブラックはもう、目に見える形で日に日に圧力が高くなっていて、かなり淡々とした仕事の中でも、さらに危機感を持って取り組む必要があるでしょうし、会社としてもインナーのメンバーがいて頑張っています。島嶼以外の領域で調査や情報集約、発信の機会も増えていくでしょう…

こう俯瞰して、少し先のことを考えれば、今後も仕事の機会は増えていくように思いますし、何よりも、今の仕事の質を高めていくことが重要だということが容易にわかります。

というわけで、つながりを広げて、もっと社会に気づきを促す取組を拡大していくことが大事で、そこでいろいろなチャレンジの機会が創出されると思います。興味を持たれたら、気軽にコンタクトしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。





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