当社Stella Pointは、人材紹介・研修・採用コンサルティング・採用イベントなどの新卒採用支援事業を展開しています。『半径5m以内の人を幸せにする』を理念に、一人ひとりが「ココロ弾む」選択肢を広げる社会を目指しています。新卒学生向けのエージェントサービス「X-career」をはじめ、学生主体の研修プログラムである「X-base」を提供し、企業や団体の経営戦略・人材戦略の実現に貢献しています。
米川凱 / ㈱Stella Point 代表取締役社長
1997年生まれ。東京都葛飾区出身。株式会社Stella Point の代表取締役社長を務めている。幼少期より水泳に勤しみ、最終チーム経歴は法政大学体育会水泳部に在籍。就職活動では金融系を中心に多数の内定を得るも、経営者の間近で仕事ができる不動産ベンチャーへ。しかし、入社1年足らずで退社し同年2021年3月にStella Point(ステラポイント)を設立。創業の想いである『半径5m以内の人を幸せにする』を体現中。
ご挨拶
はじめまして、株式会社Stella Point 代表の米川凱(ヨネカワカイ)と申します!
今後、会社としてwantedlyを運用していくにあたり、僕「米川」について知っていたただきたいと考えて書かせていただきました。僕は23歳の時に起業をしました。「新卒就活」と「会社の成長」に今、最も向き合っているのでこの2つを絡めて自己紹介をしていきます!
体育会学生として挑んだ就職活動
僕は法政大学 体育会水泳部に4年間所属しておりました。水泳も2歳から初めており、正直これまでの人生は陸よりも水中にいた時間の方が長いと思います。笑
法政大学といえば市ヶ谷にあるボアソナードタワーというビル型のキャンパスが有名ですが、僕は体育会ということもあって多摩キャンパスという八王子のド田舎で青春を捧げていました。正直に言うと、就活自体は非常に順調で苦労はしませんでした。
当時は保険、証券、クレジットカードなどの金融系、そしてお金の稼げる不動産業界を中心に受けており、結果として内定を合計25社いただけました。内定をたくさん獲得できたのには、2歳から始めた水泳を大学卒業まで続けた実績があったこともプラスにはたらきました。特に金融や不動産系では、体育会出身者は就活で有利な傾向があると思います。
また、僕自身、就活エージェントを6社ほど活用していたかと思います。体育会出身の方はわかると思うのですが、毎年ある時期になると体育会特化の就活エージェントがレース会場や練習場に現れるのです。それは毎年のことであり、代々先輩方もサポートを受けていたということで何の疑いも無く、キャリア面談に入っていきます。
新卒就活で見えた大人の裏側
キャリアアドバイザーによって言うことが違う。
キャリア面談をしてくれるのは有り難いのですが、ふと思ったのが「人によって言ってることが全然違う」ということでした。
特に顕著なのが「求人紹介」です。A社で紹介してもらった求人の話をB社に話すと「あ、その求人はやめた方がいい」「米川くんのやりたい事ではないよ」「そこはブラックかもしれない・・」といった具合にお互いがお互いの求人否定合戦が始まるのです。
ここで改めて、就活エージェントのビジネスモデルを説明します。
「紹介を依頼した企業から成果報酬を受け取る」エージェントは依頼を受けた企業に人材を紹介し、入社が決まると報酬を受け取れます。成果報酬型であるため、企業から人材の紹介を依頼された段階では報酬は発生しません。「選考まで進んだものの不採用になった」「内定を辞退された」などの理由で入社が決まらなかったときも同様です。裏を返せば「マッチングしないと売上は無い」ということです。
実は学生時代にとある就活エージェントでインターンのようなことを半年ほどやっていたので、人材業界のことは理解していました。そして、エージェントの仕組みを知ってしまったことで「この人たちは本当に僕の人生の選択肢に関わってくれるのか」「僕らをお金としかみてないのでは」という不信感を抱きました。(求人否定合戦があまりにも強く印象に残っていたのもあります)
この時の思いが後の起業に大きな影響を与えることに。
わずか1年未満で退職(クビ)
学生時代から起業に関心があり、お金を稼ぎつつ経営者を間近で見れる環境という軸から投資用不動産のベンチャー企業に入社することを決めます。
オフィスは銀座の一等地にあり、厳しい競争環境でやれる日々に充実感を覚えていました。1年目という事もあってひたすらに営業活動をして、仕事終わりには顧客を捕まえるために、都内のbarをはしごして、とにかく名刺を配り歩きました。そして気がつけば、入社3か月で社内トップの成績を叩き出し、控えめに言って上手くいっていました。
ではなぜクビになったかというと・・
同期から嫉妬され、ハメられました。笑
正直、ここで全部は書けないのですが…端的にいうと社内の人間を僕が他社に転職斡旋しているという容疑でした。競争が激しい環境の会社だったので、確かに早期離職する人は多かったと思います。しかし、それは自分の意思で辞めているのであり、僕が斡旋をしてるなんて事実無根です。
前述したように当時の僕は日中は営業活動、終業後の夜は営業飲み会に行きまくる、という生活で忙しくしていた事に加え、インセンティブで十分稼いでいたため、転職斡旋などという激リスク高い小銭稼ぎをするメリットがありませんでした。
もちろん証拠は無く、同期のたった1人の証言により、話はどんどん進んでいきました。そして、一方的な社内裁判は進み、判決は「解雇」good-by First career
現物です。懐かしい・・・
母の死から起業まで
新卒の会社を1年未満で辞めることを超短期離職と呼ぶそうです。僕の場合は形式上、解雇ですが・・・ただ不思議と焦りは無く、学生時代から「ある程度経験したら起業しよう」と考えていたこともあり「ちょっと早まっただけや」くらいにしか思っていませんでした。もちろん、何をするのか。どういう事業をやりたいか。を色々考える訳ですが、実はクビになる数ヶ月前に人生を変える大きな出来事がありました。
最愛の母の死。
すみません、かなり重いのですが僕の起業経緯を語るのにこの出来事は避けて通れません。僕は控え目にいってもマザコンでした。決して「ママ〜」ってほどでは無いのですが、それでもお母さんが大好きでした。これを話すと結構驚かれますが、母と2人きりで海外旅行に2週間とか平気で行ったりしてました。
この母の死について僕には一つだけ後悔してる事があります。母に病気が見つかり、最初のうちは入退院を繰り返していました。次第に病状が悪化してくと入院続きになるのですが、それでも当時の僕は行ける時は必ずお見舞いに行っていました。
そして、仕事の話や当日付き合っていた彼女の話、自宅の犬の話などたわいも無い話をするのがお見舞いの日課みたいなものになっていきます。もちろん病室で会っているのですが、それが当たり前になるとなんだがリビングで話してる気がしてくるのです。元気に話せる姿が当たり前へとなっていくことにその時は深く考えていなかったのですが、その日は突然起こります。
「もしかしたら今日が峠かもしれない」
父からそう言われ、そわそわしていた。でもどこかで「また明日会いに行けば、いつものように楽しく話せる」とも思っていました。というのもそういった連絡はこの時が初めてではなく、この時期は同じような事が何度かあったことも僕を油断させたかもしれない。
だっていつも会いに行けば、笑顔で元気に話せてたから。その日は仕事で疲れていたこともあり、父から「母が危ない」と言われておきながらも僕は疲れて普通に寝てしまった。もちろん不安な気持ちもあったがそれでも寝た。
そして翌朝、母は死んだ。今何を言っても仕方ないが、この時の後悔は今後も消えないであろう。もちろん、あの時、寝なかったとしても何が出来たわけでもない。
でも、普通に寝れてしまったあの時の気持ちがどうしても許せない。この出来事があったことで、僕は母のためとまでは言わなくても何か社会に還元をして、母に立派な姿を見せたいと強く思った。そして自らの原体験を振り返った時に「新卒就活の業界体質を変えよう」このように思いました。
あの日、あの時、求人否定合戦をしていたエージェントの人や僕をクビにした前職の同期や上司。ファーストキャリアというかけがえのない選択で悩んでいた時、本気で寄り添ってくれた大人は母だけだった。今度は僕がそれを担うべきだと思った。学生に本音で語れるキャリアアドバイザーとなり、一般的な人材会社の印象を覆したい、旋風を巻き起こしたい、そんな想いからStella Pointを創業しました。
僕たちはデザイン会社である
デザイン会社というのは語弊があるかもしれませんが、それでも就活エージェントとして「その人の選択肢をデザインする」と本気で思っています。
未だ本人さえも気づかない道、選択肢や適性を示すことでその方が広い視野を持って、納得いく決断をしてもらえると思っています。そうやって日々、キャリア面談をしています。もちろん、目の前の学生様だけではなく、一緒に働いてくれてる社員にも同じことが言えます。
Stella Pointという名前の由来は、僕たちは人の縁を結びつける点でありたい。Stella(イタリア語で星)→スター→スター人材を生み出す→それらを繋ぐ点でありたい、といった思いが社名にはあります。その昔、レアル・マドリードが「銀河系軍団」と呼ばれていました。僕たちは、僕たちのサポートを通して社会にスター人材を生み出す、という考えを本気で持っています。
業界に変革を
エージェントって何か胡散臭い・・そういった声を学生様から聞くことがあります。確かに一部のエージェントのせいでそう思うのも無理もない。ただすべてのエージェントがそうでは無いという事を証明するために僕たちは業界におけるトップ5まで駆け上がろうと思っています。そのくらいまでいかないと影響力は付かないだろうし、何より独立した意味が無いと思っています。必ずやってやろうと思います。
自社採用も絶賛強化中です!業界を変えるためにはStella Pointが大きくなり、影響力を付ける必要があります。そのためにはまだまだ仲間が必要です。一風変わった人材会社ですが、自薦他薦は問いませんのでぜひお待ちしております!