「感動が咲き続ける世界を創る」に込めた想い 〜株式会社 STARMINE PLANNING 代表インタビュー〜
スターマインプランニングで働く人をインタビューする企画の第一弾で、
代表の長井にいろいろ話を聞いてみました。
▲代表取締役社長 / CEO / Producer 長井 ジュン
1986年兵庫県神戸市生まれ、同志社大学文学部哲学科卒。「感動が咲き続ける世界を創る」をミッションに、花や緑を活かし、感動体験の総合演出を得意とするプロデューサー。「花贈り男子」の立ち上げに始まり、ブランディング、イベントプロデュース、ディスプレイデザインなどを中心に事業を展開。
生い立ち
生まれは兵庫県神戸市でしたが、大手メーカーに勤めてた父の転勤が多く、静岡に行ったりして、今はずっと大阪の茨木市に実家があります。アイデンディティは神戸の人としてありますが、中学から大学まで同志社にいたので京都にもゆかりはあります。
「帰省」っていうと京都に帰りたくなるような気持ちです。関西弁は喋りませんが、「広く関西人」って感じですね。
極めて、シェアして、人を喜ばせたい
幼稚園の頃から一貫して、自分が楽しいと思ったものを極めて、シェアして人を楽しませたい性格でした。
自分が好きなことで、磨いたスキルで人を楽しませたいっていう感じです。(もちろん幼稚園や小学生の時は磨いてるとかいう感覚ないけど。)とにかく好きになったら極めにかかるみたいな。やり込みがすごかったです。一人だけで楽しむというより、やり込んだ先にシェアがありました。
楽しみ方を決めよう、役割を決めよう、そこまで到達してシェアするのが好きって感じです。
例えば、こんな感じです。
- 幼稚園
ドラゴンボールごっこや競馬ごっこなど、◯◯ごっこのルールを決めて友達と遊ぶ
絵を描くのが得意で、友達にゲームやアニメのキャラクターを頼まれて、描いた絵をよくプレゼント
- 小学生
漫画班をつくって、月刊で発行(先生には目をつぶってもらって職員室で印刷)
- 中学生
バンドマンとしてプロを目指す(学校で話題のイケメンをボーカルにスカウトしたり、どんな演出で演奏するか、どんな曲順でやるか、どんなMCするかみたいな、今のイベントプロデュース業務に必要な要素を経験)
- アルバイト
パスタ専門店で真剣に働く。言葉が話せないのに1人でイタリアに行ったり、京都のイタリアンをひたすら食べ歩きしたり
- 社会人
入社後初任給が出るタイミングで同期150人のパーティーを主催したり、社内外関係なく人生に悩む25歳が集まって将来を語り合う大規模イベントを開催
▲中学2年生の時に初めて作ったバンド
なぜ起業したのか
元々、バンドをしてた時から学校をやめてバンドで生きていきたい!と思っていたり、独立意欲はあったんですけど、きっかけは、就活中に存在を知ったトランジットジェネラルオフィスの中村社長みたいなプロデューサーになりたい、と思ったところからですね。
実は就活時に、トランジットジェネラルオフィスの内定をいただいたのですが一度コンサル会社に就職して、3年後、やっぱり諦められなくて、ヒカリエができたタイミングでシアターテーブルというレストランでレセプションとホールを担当していました。
▲コンサルティングファームを辞めて、シアターテーブルで働き始めたとき
1年間、楽しく働いてたんですけど、トランジットジェネラルオフィスの宮本部長に、「うちの中村みたいにプロデューサーやりたいんだったら、なんでもいいから何かのプロデュースをやってみなよ」と言われたことを思い出して。
何をプロデュースするか考えている時に、花業界の研究をしてた友人から、
「若い男性が花を買わないから、これを変えられると花業界が伸びる」と聞いて、当時⚪︎⚪︎男子というのが流行っていたこともあって、「花贈り男子」という言葉を思いつきました。
男性が女性に花を贈ると全員win-winになるぞ。みたいな。
そこで、FLOWER GIFT STORYっていうfacebookページを作って、女性が花をもらって嬉しかったエピソードをシェアして花を贈る男性を増やし、かつ花業界に喜んでもらおうって決めて独立した時に、屋号も合わせて作ったのが、スターマインプランニングです。
▲facebookページ「FLOWER GIFT STORY」
スターマインプランニングにこめた想い
家族や社員を大事に
起業当初、見積もりの作り方も経営の勉強もしたことがなく、お金を生み出す能力がゼロだったので苦労しました。今だから笑って話せますけど、貯金が0になりそうな瞬間を2回体験してます(笑)
しばらくお金が全然貯まらない時期があって、それはなぜか真剣に考えた時に、「自分自身が次々と新しいことを追いかけるのは得意だけど、自分にお金を払ってくれる人たちをあまり大事にしてない」って気がつきました。
それから、まずは家族や身近にいるお客さん、社員を大事にしようという考えに変わって、その結果、徐々に仕事の縁をたくさんいただけるようになりました。
やりがい
感動の波を、起点となって最初に起こせるのがやりがいですね。
弊社のミッションは「感動が咲き続ける世界を創る」を掲げています。
周りにいる人と一つの夢を共有して、その中にいる人たちも楽しい状態で、楽しいことをお客様に与えて、そのお客様からさらにその先のお客様を楽しませている、というイメージです。
5年、10年先のビジョン
今の気持ちの良い状態をゆっくり高めながら、一緒に関わっている人たちの幸せをもっと高めていきたいですね。
上場させている知人をみて本当に尊敬するのですが、すぐに上場!と金銭第一でやっちゃうと、人生が豊かかどうか、という視点で見るとあんまりうちには合ってない気がしています。
また、働きやすさという意味では、リモートワークメインなので通勤するストレスも少なかったり、「体験費」という世の中のいろんな楽しみを体験できる福利厚生もあったりします。家族や人生を大切にして欲しいので、育児してるメンバーは休みやすい雰囲気ですね。あと、裁量権が大きいので、どんどん成長できる環境でもありますね。
ちなみに将来、個人的な夢としては、いつかホテルのプロデュースをしたいです!
イベントプロデュースが得意な会社へ
「人をワクワクさせている = 人の瞳がキラキラと輝いている」という状態だと思ってて、
「(新しさや斬新さを伴った)ワクワクするようなイベントは、スターマインが一番だよね」と言われるようにしたいです。
▲「MIMOSA FESTA」のオープニングセレモニー
一問一答
Q今まで一番感動したこと
ディズニーシーのファンタジースプリングスのピーターパンのライドは本当に素晴らしい体験設計で感動しました。乗ってる間ずっと感動して叫んでました(笑)
海外のディズニーにも幾つか行きましたが、世界一のライドだと思います。
Q今まで一番ワクワクしたこと
「ワクワク」って体験する前のことですよね。
そういう意味だと、2024年パリオリンピックの開会式のチケットを取るときは結構ワクワクしました。
ただ、現地に行ったら、ちょっと雨が降ってたりで微妙でしたけど(笑)
Qどんな人に仲間になって欲しいですか。
「人を喜ばせたい/ ワクワクさせたい」っていう気持ちを持ってる人にきて欲しいです。
人を喜ばせたいけど、もし足りない力があるんだったら学べば良いです。
今できなくても頑張って身につけようよ、というスタンスです。
そういうのを応援する土壌は弊社にはあると思います。
ちなみに、私はデザインの学校にも行ってないし、イベント会社で働いたこともないです。
「人を喜ばせたい / ワクワクさせたい」気持ちがあれば、できないこともできるようになるので、そういう人と仲間になれば良いチームになるんじゃないかな、と信じています。