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こんにちは。スタッフライフ採用広報です🌱
早いもので2021年も3月。
暖かい日が増え花粉を感じ始めた方も多いのではないでしょうか。
私はというと花粉とはまったく無縁で
昼休憩にオフィスの近くの公園で
ひなたぼっこをしながら読書をするという至福の時間を見つけました。
▼日比谷公園の大好きなベンチ
今回は代表に借りたおすすめの本のなかから
ある経営者の『生き方』を描いた1冊をご紹介したいと思います。
伝説の経営者の追体験をして学ぶ、人間力
『思い邪(よこしま)なし』 著:北康利 毎日新聞出版 (2019)
”新・経営の神様”と呼ばれる京セラの創業者・稲盛和夫氏の半生を
本人へのロングインタビューや関係者への取材から臨場感を持って描いた評伝です。
京セラを創業し世界の大企業へ成長させ、
電気通信事業の自由化の際に第二電電(DDI)を設立し利用料金の引き下げに寄与、
さらにJALの経営再建に導いた名経営者は一体どのような人物なのか。
幼少期から姿を追っていくことで、
私たちはその背中を感じ、彼の『生き方』から学ぶことができます。
立場が変わっても利他の心を持ち謙虚に努力を
この本には経営の手法だけでなく、参考になる行動や考えが多く記されています。
そのなかでも稲盛氏を象徴する『利他の心』はどんな人も欠けてはいけないものです。
〈ともすれば人間は、自己中心的な発想に基づいた行動をしたり、つい謙虚さを忘れ、尊大な態度をとったりしてしまう。また、他人に対し、嫉妬心や恨みを抱いてしまうこともある。しかし、このような邪な心では、正しい判断はできない。「自分にとって」都合のよい判断ではなく、「人間にとって」普遍的に正しい判断を、私たちは心がけるべきなのである。〉
彼は事業を大成功させ人が羨むすべてのものを得た後も
毎朝洗面所で顔を洗う際に
昨日の自分の行いはどうだったか、反省タイムを設けているそうです。
〈成功した結果、地位に驕り、名声に酔い、財に溺れ、努力を怠るようになっていくのか、それとも成功を糧に、さらに気高い目標を掲げ、謙虚に努力を重ねていくのかによって、その後の人生は天と地ほどに変わってしまうのです。つまり、点は成功という「試練」を人に与えることによって、その人を試しているのです〉
著者はこれについて
成功することも難しいが、成功し続けることはなお難しい。
成功した後も驕らず謙虚であり続けた姿勢にこそ、姿勢を正して学ぶ必要がある
と述べています。
リーダーシップ、企画力、マネジメント力、行動力…
様々な能力を兼ね備えていたことは言うまでもありませんが、
ここぞというタイミングで仲間に恵まれたのは、
きっとこの利他の心が根底にあったからこそ。
常に謙虚に努力。
この言葉に非常に感銘を受けました。
弊社にも流れる稲盛イズムと『人柄採用』
代表におすすめの本を聞くと 「あまり本を読む方ではないけど…」とこの本を貸してくれました。
読み終わった後、私は
「本当にこれで良いのか自分を振り返ったり見直さないと。ある意味自分への戒めでもあるんだよ」
と少し照れて本を手渡してくれた代表の顔を思い出しました。
本の中に「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」
能力は一つの要素にすぎず、考え方や熱意は足し算でなくかけ算できいてくる
という稲盛氏の話があります。
ここには代表が引いたであろう線と付箋が。
もちろん人材サービスを主要事業としている弊社では
能力(スキル)は重要視しなくてはならないものの、
経験が浅くても面談で考え方や熱意を聞き採用に至るケースも少なくありません。
弊社のビジョンや代表のマインドに共感し応募しましたと
お話ししていただけることがありますが、本当に嬉しく思い聞かせていただいています。
熱く謙虚に、そして弊社が掲げている
ひとを大切にし、ひととのつながりを大切にできる方、きっと弊社にぴったりですよ!笑
ぜひご連絡を。
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失敗してもいい。
今は自信がなくてもいい。
課題にぶつかり挑戦し成長し勝ち進む。
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