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VR接客クラウド「ミニクル」開発エンジニアにきく開発秘話&仕事術【ナカノヒト:Vol.1】

「スプレッドオーバー働く人はどんなひと?」「何をしているの?」。スプレッドオーバーで活躍するメンバーを紹介する連載「社員インタビュー:ナカノヒト(仮)」。

記念すべき第1回目は、2021年8月にエンジニアとしてジョインした直井さんにインタビューしました。スプレッドオーバーでの一日や働き方のコツ、開発秘話や今後の目標などを聞きました!

▽プロフィール 直井貴志
栃木出身。大学卒業後、新卒でニュース制作会社へ就職。その後「映像」の仕事に携わるため転職しようと試みると同時に、独学でプログラミングスキルを取得。SES会社へ転職を果たし、その後スプレッドオーバーへ出向することとなる。1年ほど経過したころ、社長から直々に入社オファーを受ける。
2021年8月からスプレッドオーバーに正社員として入社。
2021年1月にリリースした「VRクラウド接客サービス【ミニクル】」の開発に従事。

直井 貴志のプロフィール - Wantedly
今年はグランドマイスターをめざす 適職診断 http://vcap.vone.co.jp/test_end.php?cp=32&np=32&a=39&fc=47&ac=30
https://www.wantedly.com/id/takashi_naoi_a


とりあえず『動くもの』をつくったら、ほめてもらえた

ーースプレッドオーバーに入社する前のご経験と、スプレッドオーバーに入社を決めた理由を教えてください

プログラマーとして最初に入った会社では、機能ごとの細かい修正や、特定のファンクション内だけをいじる作業がメインでした。自分が今なにをしているのかはわかっているが、全体像が見えにくい環境だったかもしれません。

スプレッドオーバーに出向することになってすぐ「システム1個つくって」と言われました(笑)
自社プロダクト「SOVE」をベースにした業務システムの開発を、入社したての僕が任されたのです。
今まで経験したことがないことで最初は戸惑いましたが、まずは形にしてみようと必死にとりかかりました。そしてとりあえず動くモノを作って社長にみせたらほめられたので、やったー!って(笑)

SES会社からの出向というかたちでスプレッドオーバーに関わっていましたが、1年くらい経ったころ社長から直接入社のオファーをもらいました。すぐに入社を決めたのは、裁量が大きく、自分のアイディアを形にできた時の達成感があったことが大きな決め手でした。

そういった社風は正社員として入社後約1年たった今も変わっていないですね。


SOVE インタラクティブ動画制作、動画広告配信サービス
SOVE(ソーブ)はインタラクティブ動画の制作、及び動画広告、拡散、集客ができるサービスです。動画広告のDSP機能で、ターゲットユーザーを絞った広告配信も可能です。豊富な配信先とインプレッションボリュームを抱えている為、数時間で数百万再生も可能! (株式会社スプレッドオーバー)
https://l.sove-x.com/contents/sove/


ーー現在スプレッドオーバーではどんな業務をされているんですか?

「VR接客クラウドサービス【ミニクル】」や、「インタラクティブ動画制作・広告配信サービス【SOVE】」など、自社プロダクトのエンジニア統括をしています。何かシステムに不具合があったり、「こういう機能が欲しい」と言われたら随時直したり。あとはスポットでの案件も入ってきますね。
自社プロダクトの事は自分が一番詳しいので、案件ごとに何かあると都度対応しています。

ーー今年1月リリースの【ミニクル】。開発秘話を教えてください。

実は【ミニクル】は最初から3DVR空間を利用したサービスになる予定ではなかったんです。

【ミニクル】プロジェクトを始める1年前に、360度画像を組み合わせてGoogleMAPのように動けるショールームの特設サイトを作っていました。
それとは別にテレビ局の案件で、視聴者がリアルタイムでスマホからクイズに参加できるシステムをつくっていて、そこでのクイズのキューだしや回答送信を「リアルタイムメッセージ」という機能を利用していました。

この2つ別案件で利用した機能をもとに、映像と音声の双方向の通話、それと元となるシステム側のカスタマイズを利用した3DVR空間内でサービスをつくろう!という流れに。
そうやって【ミニクル】のベースが出来ていきました。

そこから「こういう機能が欲しい!」というクライアントや社内メンバーからのアイディアをもとにアップデートを繰り返して現在のかたちになっていきました。

ーー直井さんもアイディアをだしたりするのですか?

私は新機能のアイディアをだすというよりも、今動いている機能をより早く、安定したものにするために「どういう風にやろうかな?」と考えていますね。
私が考えなくても社内の方々から機能面でのリクエストが絶えないですよ。笑

ーー確かに。色々な部署の方が直井さんのデスク横に集まっているのをよく見かけますね。


ーーそんな日々様々なプロジェクトをかかえている直井さんですが、お仕事のやり方やタスクとの向き合い方で普段から心掛けていることは何ですか?

言い方は良くないかもしれないのですけど「飽きたら、次へ」ですかね(笑)。常にマルチタスクではあるのですが、「今日はこれをやる!」と目標をたてたりすることは特にないです。
ただ、自分のなかでなんとなく「頭を使う開発系の仕事は午前中、作業系は午後にする」という分け方はしています。午前中の方がアイディアを思いつくことが多いので、思いついたことをとにかく試すという時間になっていますね。午後は眠くなるので手を動かしたいなと(笑)。

「やらない」という引き出しがあるのが、心強い。


ーースプレッドオーバーにジョインして2年ほど経ちましたが、現在の満足度は5点中何点でしょう?

4.2点です。

ーー高得点ですね。理由は何でしょうか?

自分への裁量が大きく達成感があるのはもちろん、代表(近藤)がエンジニアファーストの気質を持っていることが大きいですね。そして、それが会社の色になっているというか。
どの業界でもそうですが、クライアントの要望を全て叶えたいという気持ちがあります。特にお客様を目の前にすると「できない」ことも「できる」と言いたくなるところ。
でもクライアントと自社を対等にそして双方が最大限に良さを出すために、スプレッドオーバーとして「あえて、やらない」という引き出しも持っている。
そういった方針がエンジニアとして嬉しいし、とても心強いです。

ーーでは、あと0.8点足りない理由は何でしょう?

もっと自社サービスが広まって欲しいからですね(笑)。
サービスとして伸びしろがあると思う分、悔しい部分でもあります。

ーーエンジニアとして、1年後はどうなっていたいですか?
チームをもっていたいですね。
私自身、開発が好きなので、自分と同じように開発が好きで0→1を楽しめる人が増えたらいいなと思っています。そうなったら上流の仕事にもチャレンジしてみたい。
1年後にCTOになっているとは思いませんが、そこに近づけるようになっていたい。そしてスプレッドオーバーではそれが実現できる環境はあると思います。

ーー最後にスプレッドオーバーに興味をもってくれている方々にメッセージをお願いします。

スプレッドオーバーは良くも悪くもすごく細かい指示を出されることはないので、おおまかな指示で自分で考えて「自走できる人」はとても合っていると思います。
エンジニアの中ではよく使う言葉で「1人称で開発が出来る」というものがありますが、自分がそうであるかはやってみないとわからないし、やる機会がないとチャレンジできない。
急に「〇〇作ってみて」と言われてワクワクできる方は是非チャレンジしに来て欲しいと思います。

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