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リスキリングとAI英会話の親和性がみえてきた

※会社公式noteより転載

2022年、この10月に政府が「リスキリング」の支援に5年で1兆円を投入すると発表したこともあり、皆さんの周囲でも「リスキリング(・学び直し・リカレント)」というキーワードを聞く機会が増えたのではないでしょうか?

当社でも、これまでに企業や学校法人内でのリスキリング・人材育成にAI英会話スピークバディをご提案してきた結果、現在までに大手不動産や都市銀行、メガベンチャー、国立大学をはじめとした60社超に導入いただいています。今回のnoteでは、様々な組織内育成のご担当者と話す中で見えてきた「リスキリングニーズとAI英会話の親和性」をご紹介します。
*前置き、少々長いですので、お時間ない方は"「リスキリング」対象の上位に「語学」"からぜひ。

1. 「リスキリング」を取り巻く状況

まず最初に「リスキリング」を取り巻く状況に関して、あらためて整理をしたいと思います。
リスキリングは、一言で言うと「学び直し」を意味するワードで、経済産業省のレポートによると、

リスキリングとは - 経済産業省新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること

と定義されています。2022年に入ってから少しずつ注目され始めてきたこのワードですが、先月10月の政府の発表で更なる加速が見込まれています。Googleトレンドで「リスキリング」の人気度を見ると、この数ヶ月〜半年で急激に検索結果が増えていることからも、実際に注目度合いが高まっていることが伺えます。

2.高まるグローバル人材育成のニーズ

同時に、ビジネスの現場たる国内企業においても、海外展開や組織のグローバル化・グローバル人材の育成の必要性が叫ばれています。
特に高度IT人材の不足が露呈しており、2030年には約80万人が不足すると試算されており、海外出身の高度IT人材の雇用促進も強化される見込みです。

しかし、企業側の英語学習環境は整備されているとはいえず、多くの企業において社員の英語力の成果創出が課題です。これがネックとなり、海外出身の優秀な人材を積極的に採用できていないことが実情となっています。

また高度IT人材の採用だけでなく、昨今の円安もあって海外事業を強化する企業が増えています。また、コロナ禍で海外への渡航が制限された結果、オンラインで海外とやりとりする機会が増え、むしろ一般的なスキルとしてコロナ前よりも必要になってきているという声も聞きます。今後、あらためて海外渡航が再開されたり、インバウンド需要も再開すると予測される中、英語力の必要性は高まる一方です。それにも関わらず、国内のビジネスパーソンの7割近くが、いまだに英会話に苦手意識を抱えていると言われるなど、「英会話」は日本の競争力強化のための足枷・大きな課題となっていることが伺えます。

3.「リスキリング」対象の上位に「語学」

リスキリング文脈で主に言及されるテーマは、「プログラミング」や「マーケティング」「DX」といったIT分野ですが、前述のような状況もあり、必ずと言っていいほど「語学」も上位にランクインします。

ではなぜ、企業の社員育成において英会話力の強化が課題であり続けるのでしょうか?諸説あると思いますが、私たちが多くの企業の人事・育成担当の方とお話ししてきた結果、原因は大きく分けてこちらの2つではないかと考えています。この後1つずつみていきましょう。

<社員の英会話力が高まらない2大理由>① スコア重視の英語学習→「スコアが高くても話せない」という実態② 効率性と投下できる予算→できるだけ効率よく、低予算で

4.英会話リスキリングの課題①スコア英語

この20年ほど、英語能力を測定する基準としてTOEICが主流となっていました。企業においても「TOEICのスコアを求める」ことで学習を促してきた企業は多いのではないでしょうか。しかし、ビジネスの現場では、TOEICの点数が高くても、思い通りに話せない(ことが多い)というのが実際です。

スピークバディが実施しているレベルチェックテストの結果(期間:2021年9月1日〜10月4日)によると、過去の英語の試験結果を「TOEIC®945点以上/英検®1級以上」と回答した方のうち、半数以上(54.6%)がビジネスレベル未満の英会話力であることが判明しており、「たとえ検定スコアが高くても、思い通りに話せない」、いわゆる“スコア依存の学習者”が多くいることが明らかになっています。

確かに、文法もある程度頭に入っているし、読んだり聞いたりは出来るのに、いざとなると話せないというのは非常によくある話です。しかしこれでは現場で使えるスキルとは言い難いですよね。

5.英会話リスキリングの課題②時間と予算

加えて、会社側の目線でいうと「いかに、かける時間を少なく、投下する予算も少なくできるか」も重要な課題なようです。

「英語研修に関する課題」をヒアリングすると・・・・ 社員の英語力を強化したいが、業務もあって時間は限られている・働き方改革の影響もあり、社員の拘束時間を長くするわけにはいかない・ 直近で必要に迫られている人は意欲高く取り組めるが、長い目で見ると、いますぐ必要というわけではない人にいかにスキルを身につけてもらうかが課題。そうなると長期間にわたる対象社員のモチベーションの維持に加えコスト確保が課題

6.リスキリングとAI英会話の親和性

こうした「スコア依存の英語学習」と「効率性と投下できる予算」という課題に対し、私たちはAI英会話「スピークバディ」の親和性は高いと考えています。というのもこんな特徴・メリットがあるからです。

・講師がAIなので人件費を伴うサービスと比べて安価。円安など為替にも影響されない・講師がAIなので、大勢の受講者に対しても講師の質がブレない・通う必要がなく1日15分〜効率的に学べるので、拘束時間が短い・学習ログを追えるので人事が進捗を把握できる・仕事現場で使うフレーズを現実的なロールプレイングで学べる・レベル別コンテンツが豊富で、長い目で見た人材育成にも活用

キーワード的にまとめると「安い!一律!時短!」。「人件費を伴わないため比較的安価」で「大勢に対しても講師の質を高く保てる」そして「拘束時間が短い。さらには「実用的ですぐに使える英語」。これらは全て対人ではなく「AIでの英会話」だからこそ得られるメリットです。AI英会話と企業のリスキリングの親和性の高さを感じていただけるのではないでしょうか。

事例:三井不動産株式会社

事例として、三井不動産株式会社様(以下「三井不動産」)では、2020年より社員のスキル向上のためにAI英会話スピークバディを活用した英語学習の導入を開始。常時150名程度が受講しており、大きな成果を上げていただいておりますので、お声をご紹介したいと思います。

導入していただいている三井不動産株式会社 人事部人材開発グループ 内村 竜也様にコメントをいただきました。

長期経営方針VISION2025にてグローバルカンパニーへの進化を掲げているように、当社社員のグローバル化が急務となっております。そのような背景の中で英語学習の研修メニューを充実させており、また社員の英語学習への意欲も高まっております。スピークバディについては、常時150名以上の社員が利用していますが、隙間時間で楽しく学習できているのが特徴的です。実際に、アプリを継続して使っている社員のうち、全体平均でレベルが5.9(CEFR A2-2相当)→7.6(CEFR B1-2相当)へと上がるなど成果も上がってきました。

7.さいごに

いかがでしょうか。コロナ禍を経て、日本のこれまでの年功序列的な職能給の時代から、一人ひとりのスキルや能力によって給与が変動するジョブ型の職務給への移行が加速していくといわれているなか、個人のスキルを磨くこと、リスキリングの重要性は日々増していきます。中でも、英会話はどのような職業においても求められる事が多いスキルであり、英会話を習得することで事業も個人も選択肢が拡がり高い成果を挙げる可能性も高まります。

これまでお金も手間(時間)もかかっていた英会話も、いまやAIの進化により「いつでも・どこでも」「お手頃な価格で」スタートさせることができます。企業のリスキリング・また、さらなる活躍を求める個人でのリスキリング、両方にとって、AI英会話は有効な選択肢ではないでしょうか。今後も多くの企業様に導入いただくことで広く日本の企業発展にも貢献していけたらと思います。

(スピークバディ PR)

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