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アウトドア業界のトップリーダーが集結!産学官700名が集いつながるアウトドアサミットの裏側大公開!

こんにちは。採用担当の小野です。スペースキーの一大イベント「OIS(Outdoor Innovation Summit)」が2019年も開催されます!(2019年12月11日(水)開催)どのような目的をもって運営をしているのか、どのようなことを期待されているのか、実行委員会の古幡さんに話を聞きました。一般には公開されていないイベントの裏側をお見せします!


-OISとはどのようなイベントなのでしょうか。

ひとことで言うと、アウトドア業界に向けた年に一度のカンファレンスです。アウトドア業界に関連する様々なトピックスについて、複数のセミナーを実施しています。

-来場されるのは、どのような方ですか?

アウトドア事業者(キャンプ場運営、小売など)をはじめ、自治体や行政の方もお越しになります。そのほか、メディアや他産業の方も興味を持っていただいています。

-皆さんは何を期待してOISに参加されるのでしょうか。

大きくは2つありまして、ひとつは「それぞれの立場から、興味のなかったことも含め、発見や気付きを得ること」。もうひとつは「普段出会えない人とのネットワークづくり」だと認識しています。

前者の「気づき・発見」において、OIS2018では8のセミナーを実施。テーマは環境保全やインバウンド誘致など多岐にわたります。一見関係ないように思えますが、聞いてみるとアウトドア業界にも大きな影響を与えています。実際にセミナーを聞いた事業者さんからは「インバウンドはホテルや観光業界の話だと思っていた。キャンプ場でもできるなんて考えもしなかった」という声をいただいています。

後者の「ネットワーキングづくり」はまさにその通りで、アウトドア事業者にこれだけ集まっていただけるイベントは他にありません。また、地域を管轄する側や学識者の話も聞くことができ、つながることもできる。気づかないから出会えなかった人ともつながることができる、OISは非常に稀有な場であると言えますね。

-参加者の声が挙がっていましたが、そのほかにはどのような反応があるのでしょうか。

そうですね、やはり「気づき・発見」の声をよくいただくことがあります。登壇者の話が心に刺さり、著書を読んで学んでいるという声や、環境問題などへの理解が深まったという声ですね。テーマに取り上げたマイクロプラスチック問題は、ニュースでも報道されるなど世間的な関心は高まっているものの、自分ごとには捉えにくく実態が見えないという現状がありました。それを有識者が実態も交えて話してくれることで、本質の理解ができたという声もいただいています。

理解へつながるのはもちろんですが、まずは問題意識をもつ、興味を持つことが大事だと考えています

-OIS2019について伺います。今年のテーマは何でしょうか。

2019のテーマは「Outdoor X -アウトドア クロス-」です。昨今はアウトドアブームと言われています。ブームであれば、いつか終わってしまうものなのか。私たちを含め、アウトドア業界はそうはさせたくはありません。ブームを終わらせないために、今アウトドア業界が向かうべきはどこなのか。テーマに掲げた「クロス」は“かけ合わせる”の意味を込めています。他産業や異業種とかけ合わせることで、アウトドアに新たな価値を見出したい。その答えを見つけることを、OIS2019で挑戦したいと考えています。

-どのような方が登壇される予定でしょうか。

アウトドアウェア新業態店「WORKMAN Plus」が日経トレンディの2019年ヒット予測ランキングで1位を獲得、「マーケター・オブ・ザ・イヤー2019」大賞を受賞するなど、産業全体から注目を集めている株式会社ワークマン土屋様。水循環を用いた次世代の分散型水インフラの研究開発・事業展開を手がけるWOTA株式会社前田様。アパレル業界×キャンプ場運営で新たな価値を提供する株式会社アーバンリサーチ齊藤様などです。そのほかの登壇者は追って公開していきます。(詳しくは公式HPを参照ください。)

-OISを通じて、スペースキーが達成したいことは何でしょうか。

OISは業界内・業界ごとのつながりをつくる場だと捉えています。業界のつながりにより、未来が生まれる。その未来とは何かというと、「持続可能なアウトドア業界」としての姿です。

ひとつ補足しておくと、OISは実行委員会形式で運営しており、その1社にスペースキーが入っています。(2019年の実行委員会:一般社団法人コンサベーション・アライアンス・ジャパン、株式会社R.project、株式会社ピカ、株式会社スペースキー)持続可能なアウトドア業界の実現は1社だけで達成するのは、至難の業です。もちろん1社でもやらなくてはいけない問題なのですが、どうしても時間がかかります。それを共通認識のもとに、みんなで行う。その場がOISなのかなと。

また、環境問題についても持続可能性についても、アウトドア事業者や行政を巻き込んで問題意識を持つことで、私たちのビジョンである”すべての人がアウトドアレジャーをより長く豊かに楽しめる社会を創る”ことへと繋がっていくと考えています。

-「業界のつながりにより、未来が生まれる。」素敵な言葉ですね!ではOISは「持続可能なアウトドア業界の実現」を体現する場ということでしょうか。

はい、そういう認識で運営しています。

ただ、「持続可能」って難しい言葉じゃないですか?すぐにどのような世界なのか、イメージできますか?2018年のOISの大テーマも「Sustainable(持続可能性)」だったのですが、自分ごとに落とし込んで理解しないと難しいテーマなのではと思います。

-そうですね、言われてみると…。「持続可能なアウトドア業界」って具体的にどのようなことなんでしょう?

つい先日も、台風19号により各地で大きな被害が出ました。アウトドア業界でも、多くのキャンプ場が半壊するなど、被害が甚大だと聞いています。これって持続可能な状態ではないですよね。キャンプが続けられない状態。このような事態を防ぐことがひとつ考えられます。

(※画像は白浜フラワーパーク様「2017年10月」ブログより転載)

自然環境の保護はみんなにとっての課題ではありますが、捉えがたい問題でもあります。より身近に考えなくてはいけない。そのために、事業者も生活者も、業界問わず自分事として意識しないといけないと思います。例えばアウトドアフィールドである自然環境をみんなで守っていくことなど。それが一番身近な持続可能性の実現なのではないでしょうか。

-自分の視点で捉え、考えるきっかけを与える場。それがOISなんですね。ぜひ多くのアウトドア関係者の方にこの想いが伝わり、「持続可能なアウトドア業界の実現」に向けて、みんなで動いていければいいですね。当日楽しみにしています。ありがとうございました!

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今年も東京国際フォーラムで開催!OIS2019(https://www.ois2019.com/

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