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【社員インタビューvol.6】接客が得意な販売員が「非対面サービス」に転身した理由とは

こんにちは、採用担当の小野です。社員インタビュー第6弾!今回は、アウトドア用品中古買取サービス『買うトドア』登山店でバイヤーとして活躍している小林隆大さんにお話を聞きました。販売を経験し、アイテムの知識も豊富な小林さんですが、『買うトドア』ならではの課題も感じているそうです。販売の楽しさとやりがい、今後の目標について熱く語っていただきました!


キャリアのスタートはお笑い芸人

吉本の養成所を卒業後、お笑い芸人を2年ほどやっていました。当時は芸人としての収入は低かったのですが、急に仕事が入ったりするのでバイトも入れられないという難しい状況を経験。なかなか厳しい日々を過ごしていました。ただ、この過酷な日々は今の自分の基礎となっており、この経験をしたことで精神的に強くなれたなぁと思います。ちょっとやそっとではへこたれなくなりました!

ですが、この生活を続けるのは難しく転職を決意します。エルブレスというアウトドア用品店で販売の仕事にチャレンジしました。元々、アウトドアアパレルやギアが好きだったこともあり、「カッコいいウエアやギアに関わりたい!」という単純な動機でスタート。担当したのは、登山用のアパレルやギアです。お客様はもちろん登山用品を探しに来られているのですが、登りたい山や目的が皆さん違うんです。当然、提案内容もお客様ごとに全く変わってきて、そうしたやりとりがすごく面白かったですね!この仕事を始める前はそんなに登山はしていなかったのですが、知識を増やすためにも登るようになりました。また、気になるギアもどんどん増えていきます。自分の知識や体験を取り入れながら接客するのは、面白くやりがいに感じていました。

「登山」を通じたつながりが嬉しい

もうひとつやりがいに感じていたことが、お客様とのつながりです。初心者として来店されたお客様に商品を提案・購入していただくと、後日、登山の感想を伝えに来てくださる方もいらっしゃいました。おすすめした商品が合っていたこと、山からの景色がよかったことなど、楽しそうに話していただく様子を見るだけでこちらもすごく嬉しくなりました。「次はここに登りたいんです!」とさらに相談いただけたり。長期でお客様とお付き合いでき、且つ、リアルな声を直接聞けるのがとても嬉しくやりがいでしたね。山で偶然お会いしたお客様もいました。つながりを感じましたね(笑)

エルブレスには5年ほど在籍。仕事では商品管理や開発など、接客以外の業務も任せてもらえるようになりました。ただ、自分がやりたいのは接客であり、たくさんのギアに触れていたいということ。もっと商品に詳しくなりたい。もっと踏み込んだアイテムに携わりたい。僕を信頼してマネジメントを任せてもらえているのに、そこの意識の差が葛藤になってしまいました。自分のやりたいことを貫きたい。それを実現できる場を探すため、転職活動を始めました。

「対面」から「非対面」での販売へ

弊社のアウトドア用品中古買取サービス『買うトドア』を最初に見たとき、サービスとしての可能性を大きく感じました。ちょうど倉庫も移転し、ここからという時期。このタイミングで初期メンバーとしてジョインできることにとてもワクワクしたのを覚えています。ただひとつ気になったのが、大好きでやりがいだった「対面販売」が「非対面」になること。それだけは少し心にひっかかりました。しかし、面接で話をしていく中で、「バイヤーとしてじっくりギアに関わりたい」という想いが大きくなり、転職を決めました。

現在は『買うトドア』の登山店で、バイヤーとして商品の査定や出品に携わっています。実際にスタートしてみて、登山用品の奥深さに驚きと楽しさを実感しています。エルブレス時代から、いろいろな販売店を巡るなどしていたので商品知識には自信がある方でした。それなのに、まだまだ知らないアイテムがたくさんあるんです。初心に戻って調べたり勉強したりするなど、まさに追及したかったことが実現できてとても満足しています。

「非対面」の難しさを実感

一方で、難しいと思うのが「非対面」であること。エルブレス時代では、「必ず試着してもらうこと」を自分のルールとして接客していました。登山靴であれば、2~3足は試着し比較してもらい、納得して購入いただくように徹底していました。でも、今はそれができません。試着はできないものの、納得して購入いただけるように最大限の配慮をしています。例えば、商品の汚れやキズは購入するお客様に迷惑がかかってしまうので、どんなに小さいものも見逃さないように丁寧に査定しています。また、出品情報も試着ができない分、イメージを膨らませてまとめています。登山用品は命に直結する商品です。以前から無責任に販売することはできないと考えていました。この部分は今も変わっていません。命に直結するものですので、お客様が安心・満足して購入いただけるように工夫しています。将来的には、試着ができるサービスにできたらいいんですけどね(笑)

いろいろな形で『買うトドア』と「登山」を盛り上げたい

『買うトドア』は商品を送ってくれるお客様がいて運営できているサービスです。もっとサービスを大きくするため、より多くのお客様に『買うトドア』を知ってもらいたいと思っています。『買うトドア』の拡大は、ひいては登山人口の増加にもつながると考えています。サービスの認知拡大のため、そこに自分が関われたらいいですね。例えば、エルブレスのような対面店舗を増やしたりイベントに出展したり…。『買うトドア』の中でも靴のような対面販売に強いアイテムもあるので、今後はぜひ挑戦してみたいですね!『買うトドア』はまだまだ発展途上です。伸びしろも大きく、可能性が十分にあると感じています。『YAMA HACK』との連携もできたら面白そうですよね!様々な形で、『買うトドア』と登山全体を盛り上げるお手伝いができたらいいなと考えています。

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