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なにをやっているのか

①衛星打上げサービス
②国際宇宙ステーション実験プラットホーム利用サービスⒸNASA
Space BDは、人類最後のフロンティアとして急成長している宇宙産業の発展を目指す衛星打上げサービスや宇宙利用サービスのリーディングカンパニーです。 2017年の創業以来、宇宙分野における事業開発の専門家としてあらゆるお客様に最適な宇宙の利活用プランのご提案と技術サポートを含む実行まで一貫型サービスとして提供してきました。 人工衛星の打ち上げや科学実験のご支援のみに留まらず、ライフサイエンス分野のご支援、地方自治体様の地域活性ご支援、企業ブランディングやマーケティング、教育プログラムなど、宇宙を題材にした多様なプロジェクトを展開しています。 ① 宇宙インフラビジネス 当社は、JAXAとのパートナーシップやSpaceXなどの海外の打上げ手段の調達を通じて多岐にわたる打上げオプションを構築し、お客様が宇宙を広くご利用いただける機会を提供しています。 <ローンチサービス> 衛星の仕様、価格、軌道、打上げ頻度、希望打上げ時期などの様々なご要望に対応し、最適な打上げ機の選定から放出までの技術調整を網羅的にサポートしています。 <宇宙×ライフサイエンス> 国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の船内実験室で、JAXA 唯一の民間パートナーとして選定された微小重力環境での高品質タンパク質結晶化実験のサービス開発と民需を開拓しています。高品質なタンパク質を使った実験の準備や審査手続きの負担を減らす IT(情報技術)システムを開発し、医薬品や農薬を研究開発する企業などにサービスです。宇宙という微小重力環境下での企業などの研究開発を後押しする新たな宇宙の活用機会をライフサイエンスの領域からも提供しています。 ② 宇宙利用ビジネス これまで宇宙を利活用してきたお客様だけでなく、様々な企業・団体が宇宙利用に参入していただくために、基幹事業である衛星打上げサービスを展開していく中で培われたエンジニアリング・ロジスティクスのノウハウやネットワークを活用して、宇宙を利活用したビジネスの創出を支援しています。 <技術プロジェクトマネジメント> 総務省「令和3年度 情報通信技術の研究開発に係る提案」の公募結果により「テラヘルツ波を用いた月面の広域な水エネルギー 資源探査」の委託先として当社が選定されました。当プロジェクトは、国立研究開発法人情報通信研究機構 (NICT)、東京大学、大阪府立大学、JAXA との共同プロジェクト「TSUKIMI( ツキミ )」として実施しており、当社は月面の広域な水エネルギー資源探査プロジェクトのマネジメント業務を担っています。 <企業マーケティング・ブランディング> 当社の多岐にわたる打上げオプションを利用し、宇宙を活用した企業マーケティング・ブランディングのサポートをしています。 ③ 宇宙×教育事業 人類が宇宙に挑む歴史の中で蓄積されたナレッジを活かした、教育プログラムの企画・開発・運営を行っています。実際に宇宙飛行士の能力開発プログラムに使用されている「非認知教育」は、知識・教養の広さに加えてと未知で不確実性の高い宇宙空間で課題解決・意思決定をする人間力を育みます。グローバル時代を生きる未来の若者たちに、将来のキャリア形成や人生の価値観形成に大きく役立つ教育プログラムを準備しています。

なぜやるのか

宇宙を産業化するため、日々ビジネスの種を仕込んでいます
JAXAへの打上げ機器引き渡しの様子
Space BDの目指すもの 「日本発で世界を代表する産業・企業をつくる」 これまでの宇宙産業は、政府や宇宙機関等の「官需」によって宇宙開発が行われてきましたが、ロケットや衛星の製造コストの低下等により、「誰でも宇宙を利用できる」時代に差し掛かっています。 Space BDは分野を問わず、より多くの方へ宇宙でビジネスをしていただき、将来的には宇宙産業を、日本を代表する産業にしていきたい、そんな思いを持って様々な事業を展開しています。

どうやっているのか

ミーティングの様子
本社オフィスの様子
現在の従業員数は約60名で、衛星打上げサービスのマーケティング・セールスを牽引し、宇宙を活用した新規事業を企画・主導する「事業開発部」バックオフィスを支える「コーポレート部門」で構成されています。 30代のメンバーが中心のエネルギッシュなチームです。 【事業開発部】 事業開発の専門集団が新規事業を企画・主導しています。また、衛星開発経験や技術調整のスキル、プロジェクトマネジメント能力を備えた技術チームも所属し、顧客と共に衛星打上げ等のプロジェクトを進めています。 JAXA・NASAで使用されてきた「宇宙飛行士訓練プログラム」を分析し、学校教育から企業の人材採用・研修に至る全年齢を対象にした教育プログラムの開発を有識者と共に進めています。 【コーポレート部門】 企業運営に欠かせない、人事総務、経理といった役割を担っています。