一人ひとりの「やりたい」が、SOZOを創る
Photo by Duong Ngan on Unsplash
目次
言葉だけじゃ伝わらない。だから“目で見える”形に
ビジュアル
私たちが目指すのは「関わるすべての人を幸せにする」こと
パッと見て伝わる。「道」と「人」で描いたSOZOのあり方
多様な個性で構成される、SOZOの“チーム感”
経営理念とMVVの関係を「情報設計」で表現
テキストも「伝える」ための工夫を
MVVは“完成形”ではなく、“これからの共通言語”
おまけ:制作過程
最後に:この道の先を、一緒に創りませんか?
言葉だけじゃ伝わらない。だから“目で見える”形に
SOZOは創業間もない会社です。
その中で「どんな会社なのか」「何を大切にしているのか」を語る場面も増えてきました。
けれど、理念やカルチャーを“言葉だけで伝える”ことには、限界があると感じています。
伝えたい想いがうまく届いていなかったり、メンバー間で受け取り方にズレが生じたりすることもある。
その結果、方向性が噛み合わなくなってしまう場面もゼロではありません。
そうしたすれ違いを防ぎ、SOZOというチームが同じ方向を向いて歩いていけるように、今回Mission・Vision・Value(MVV)と経営理念をひと目で伝わるビジュアルとして制作しました。
この記事では、そのビジュアルに込めた意図とデザイン設計の裏側をご紹介します。
ビジュアル
私たちが目指すのは「関わるすべての人を幸せにする」こと
SOZOの経営理念は「関わるすべての人を幸せに」。
この“あるべき姿”に向かって、日々の意思決定や行動の軸となるのがMVV(Mission / Vision / Value)です。
Mission:挑戦するなら、SOZO
Vision:「やりたい」を見つけ、叶えられる場所を提供する
Value:会社のルールと、メンバー一人ひとりに向けた行動指針
パッと見て伝わる。「道」と「人」で描いたSOZOのあり方
このデザインで最も大事にしたのは、パッと見た瞬間に意図が伝わること。
私たちは「MVVを“意識”することで理想に近づいていける」という考えを、道を登っていく人の姿で表現しました。
- 手前は大きく、奥に行くほど小さく描くことで、奥行きとストーリー性を演出
- 登っていく道に見せることで、一人ではなくみんなで理想に向かって進んでいるということを伝えています
- そして、道そのものがSOZOの文字に絡むように設計されており、SOZOという会社そのものが、MVVの上に成り立っているということを象徴しています
多様な個性で構成される、SOZOの“チーム感”
SOZOの強みは「一人ひとりが違うこと」。
ビジュアルでもその多様性を表現するために、登場する人物の服の色やポーズをすべて変え、賑やかで多様性のある印象に仕上げました。
また、登場人物のそばには、エンジニアを象徴するアイテムを配置しています。
これにより、技術を中心とした集団であることや、それぞれの得意分野を持つメンバーが協働している姿を自然に伝えています。
経営理念とMVVの関係を「情報設計」で表現
このビジュアルでは、単なるデザイン性だけでなく、どうすればメンバーの中にMVVと理念が自然に浸透するかを考え抜いて情報設計を行いました。
- 経営理念は「あるべき姿」として、画面上部=道の終着点に配置しました
- それを実現するための具体的な行動指針がMVVであり、ページ下部に整理して配置
- 当初は、道に絡むようにジグザグと配置していましたが、可読性を優先し、視線が自然に流れる下部にまとめる構成に変更
- この構成により、ストーリーが直感的に伝わると同時に、文字としても頭に入りやすくなっています
テキストも「伝える」ための工夫を
文章や構成も、ただ並べるのではなく、「伝わるか」を軸に細かな調整をしています。
- 「経営理念」「Mission」「Vision」「Value」といったラベルは小さめに
→ 本当に伝えたいのはその“中身”なので、本文のフォントサイズやウェイトを上げて、自然に目が行くように - Valueは「会社として(Company’s Rule)」と「メンバー個人に向けて(To Members)」に分け、理解しやすいように明確に構造化
- それぞれに視覚的なアイコンを追加することで、直感的に理解しやすくなるように配慮
- VisionとTo Membersはテキスト量に差があるにも関わらず、開始位置を揃えてレイアウトの安定感を保ち、読みやすさを損なわないように設計
MVVは“完成形”ではなく、“これからの共通言語”
このMVVビジュアルは、現時点のSOZOを表す“今の理想”であり、これから先、メンバーと一緒に育てていくための共通言語でもあります。
メンバー一人ひとりの「やりたい」が集まることで、SOZOというチームが少しずつ形づくられていく。
その姿勢を、今後も大切にしていきたいと考えています。
おまけ:制作過程
最後に:この道の先を、一緒に創りませんか?
もしこの記事を読んで、
- 「こんな価値観の会社で働いてみたい」
- 「自分の“やりたい”を持って入っていいんだ」
- 「自分もこの道のどこかに立っている気がする」
そう思ってくださった方がいたら、ぜひ一度お話できると嬉しいです。
挑戦するなら、SOZO。
あなたの「やりたい」が、ここで叶うかもしれません