こんにちは!
株式会社ソリューションの採用担当の川口美音です。
私たちは中小企業様を中心に、人間関係・コミュニケーションの課題に特化した、コンサルティングサービスを提供している会社です。
さて、Vol.7も先月、更新したフィードの続きになります!
株式会社ソリューションでは、「情熱社長倶楽部」という経営者様向けのメールマガジンを配信しています。
その中のコンテンツに『代表、長友威一郎の「理念がある日々」』というコーナーがあります。
ここでは代表の長友が経営者ならではの挑戦や葛藤、そして、その経験から得られた気づきや学びを、執筆させていただいています。
経営者が語る本音のVol.7では、企業における「ビジョン」を策定した後、社内で感じた効果について、長友が語ります!
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ソリューションの長友です。
今年は、今後お客様にセミナーにお越しいただかなくても
ご視聴いただけるようにと思い、
スタジオをお借りしてセミナー動画の撮影をしました。
誰もいない個室でカメラに向かって話し続けるという経験をし、
緊張と誰にも反応されない不安と寂しさを感じて、
日頃お客様に私の話を聴いていただき、
さまざまな表情や反応をしていただけることは、
当たり前ではなく、
非常に有難いことだと感じさせていただきました。
もしよろしければ、こちらよりご覧ください。
さて、“当たり前のこと”というキーワードにおいて、
今週は、ここ最近の私の失敗というか、
悪い癖が出てしまいそうになったことについてお伝えできればと思います。
それは、新入社員を見ていて、
「ソリューションの強みが薄れているのでは・・・」と感じた瞬間のことです。
いつもの私の悪い癖で、育成担当や先輩社員に対して
矢印を向けてしまいそうになったのです。
弊社の強みの1つである、新卒社員として入社した若手人材です。
新卒採用の選考等の基準でもあります
「明るい・元気・素直」は新卒社員に求める部分でもあり、
それぞれ、下記のように定義しております。
「明るい」
∟立ち振る舞いや表情など、相手に対して笑顔で好感を与えること
「元気」
∟大きな声や機敏な行動など、相手の予想を超え、期待を上回ること
「素直」
∟物事の考え方や姿勢など、 相手に対して真剣に向き合い感じたことを正直に伝えること
これは今まで13年間、事業をしていく中でも大切にしてきた部分であり、
若手社員が多くの企業様に対して
コンサルティング事業をさせていただけているのも、
弊社の若手社員に対してやその育成方法に対して、
ご興味やご関心を持っていただいているからだと感じています。
弊社も今期から社内体制において大きな改革を実施し、
過去の先入観や固定観念等を払拭する取組みをしていています。
ただ、今まで積み重ねてきた自社として大切なことは変えずに
大切にし続けることも重要視しています。
私も新入社員の育成に関わる時間や社内にいる時間が減っているため、
些細な、新卒社員の行動や言動
(氷山の一角モデルで話すと、水面上で見えている部分)を気にして見ると、
「おや?」「なぜ?」と危機感を抱いてしまうことがあります。
今までの私なら、すぐに育成担当や関わっている先輩に対しては、
「何でこのようなことが起きているの?今年の新卒大丈夫?」
「どんな育成方法でやっているの?カリキュラム見せて?」
「もっと、○○のようなことをしないと、いつまで経っても一人前にならないよ!」
などと、このままいくと違う方向で
育成してしまうのではないかという不安や焦りで、
すぐ介入し、育成担当や先輩たちに対して矢印を向けたり、
相談しないまま、指示を出したりしてしまうことが多々ありました。
ただ、今期から理念・ミッション・ビジョンを
メンテナンスし、育成に関しては、
「“人を育てる人をつくる”ためのフィールド(環境)を創り続ける企業となる。」
という弊社のビジョンが頭の中に浮かび上がります。
そして、
「人を育てる人をつくる」ことができているのか?
「人が育つフィールド」が創れているのか?
と、常に自ら目指すべき理想の状態を
“今”創り上げているのだろうかと自問自答するようになり、
決めつけで伝えることがなくなってきました。
そして、グッと堪えて育成担当や先輩社員たちの声に耳を傾けると、
しっかりと考えていることや、
私が考えもしなかった
現場ならではの育成方法やスタイルを実践していることに
気づかせてもらうこともあります。
現場のメンバーを信じ、
疑問に感じたことは私自らが、直接訊くことを心がけ、
現場メンバーに押し付け、
いきなり指示を出すということは
極力無くしていきたいと改めて感じることができました。
ただ、言うのは簡単ですので、
今後も社員を信じて、実践し続けていき、
しっかりと今後もいい事例を創り上げていきたいと思います。
皆様もぜひ、社員様との関わり方に
「変化」を持たせる挑戦をしてみてはいかがでしょうか?
案外、「今まで」よりもいい関係を築き、
いい変化を起こすことができるかもしません。
次回も、引き続き弊社の変化や私の気づきをお伝えできればと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
長友 威一郎
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