なにをやっているのか
介在療法のプログラムを病院に提供することにより、小児がん、重い病気の子どもたちとその家族を心の面から支援します。活動は、すべて個人、団体および企業からの寄付金で成り立っています。
2012年12月7日 東京都より認定NPO法人格を取得しました。
なぜやるのか
日本における医療レベルは世界で最も進んだものといえますが、患者のサポートという面ではまだ立ち遅れています。日本における患者のサポートを問い直し、告知から治療、退院後まで全面的に患者をサポートするシステムを整え、患者や家族のQOLの向上を目指します。
どうやっているのか
1.ビーズ・オブ・カレッジ (R) プログラム
このプログラムはアメリカの医療現場から生まれたもので、2009年にシャイン・オン!キッズが日本に導入し、現在では日本全国の12病院で実施されています。重い病気と闘う子どもたちが自らの回復力や抵抗力を高められるように考えられた、人間の持つ治癒力に根ざした介在法で、数々の種類の治療を乗り越えるたびに、それぞれの治療を象徴する何種類ものビーズが医療従事者などから手渡されます。子どもたちはビーズを使って、自分の乗り越えてきた治療を振り返り、勇気や希望を実感するようになります。
シャイン・オン!キッズは、日本においてビーズ・オブ・カレッジ (R)プログラムを展開できる唯一の組織として本国アメリカのビーズ・オブ・カレッジ (R)から承認されており、現在14病院に無償で提供しています。
2.ファシリティドッグ・プログラム
日本のこども病院初の、病院に常勤する動物介在療法プログラムです。アメリカで子犬の時から専門的な訓練を受けたファシリティドッグと、病棟で勤務経験のある看護師をハンドラーとしてトレーニングし、静岡県立こども病院、神奈川県立こども医療センターに派遣しています。