今回は、関西支社長の中内さんへのインタビューをお届けします。
入社して9年、常にチームを牽引してきた中内さんのお人柄、仕事で大切にしていること、そしてメンバーに期待していることなどをインタビューを通じてお伝えできればと思います。
ぜひご覧いただけますと幸いです。
※2024年9月に実施したインタビューです。
※インタビュアー:小澤(人財開発室)
|自己紹介
名前:中内 雅也(なかうち まさや)
役職:執行役員 兼 関西支社長 兼 西日本営業部長 兼 経営管理室長
略歴:2012年:GrouponJapan入社
2015年:ソフトブレーン入社
2017年:西日本営業部 係長昇進
2019年:西日本営業部 課長昇進
2020年:西日本営業部 部長就任
2024年1月:関西支社長 兼 西日本営業部長就任
2024月7月:執行役員就任
l 関西支社長の中内さんってどんな人?
ーー中内さんはソフトブレーンに入社して9年たちますが、前職ではどんなお仕事をされてきたのか、ソフトブレーンに入社しようと思ったきっかけや理由を教えてください。
前職では、「Groupon Japan」という会社で大阪のなんば・心斎橋エリアのエリアマネージャーとして、美容系の広告営業を担当していました。
当時は、外資系広告会社で、他社のCRM(顧客管理システム)を使って営業活動を管理していて、チームで営業活動を可視化し、効率よく進めることができたおかげで、日本市場で何度もMVPを受賞することができました。
しかし、仕事に飽きを感じるようになり、次のステップを考え始め、新しい仕事を探す中で、業界や業種にとらわれず、挑戦しがいのある営業を続けたいと思っていました。
そんなときにソフトブレーンの求人を見つけ、CRMやSFA(営業支援システム)の仕組みが営業全体の課題解決に繋がると感じ、これは飽きることのない仕事だと思い、入社を決意しました。
ーーこれまでソフトブレーンで働かれた中で、一番大変だった事はなんですか?また、それをどのように乗り越えましたか?
一番大変だったのは、部長1年目の時に、自分が関わっていない案件で発生したクレーム対応のプロジェクトを任されたことです。今ではこの経験が大きな成長につながり、部下との信頼関係も築けて財産となりましたが、当時は状況を把握するのに遅れをとり、とても苦労しました。
最終的には、お客様やプロジェクトメンバーと、とにかく多くの対話を重ね、初動を速くすることを心がけることで、この難局を乗り越えることができました。
ーー 逆に一番うれしかった事は、どんな事ですか?
一番うれしかったのは、案件でお客様を訪問した際に、部下を褒められたことです。
当社のサービスは、極端に言えば、なくてもすぐに会社の運営が止まるようなものではありません。そのため、なぜこのサービスが必要なのか、導入することでどんな効果が期待できるのか、「価値」を明確に伝える必要があり、お客様をよく理解することが大切です。
お客様から「〇〇さんが担当だったから御社に決めました」と言われたとき、部下の努力が認められたように感じて、本当にうれしかったです。
ーー仕事以外の時間をどのように過ごしていますか?リフレッシュするための趣味や活動はありますか?
仕事以外の時間は、子供と一緒に昆虫採集をして過ごしています。今はクワガタやカブトムシを12匹育てていて、子供と一緒に世話をするのが楽しいです。
※2024年社員旅行でのお写真。写真の一番左の方が中内さんです。
l 関西支社長という仕事(仕事のやりがい)
ーー 現在は関西支社の支社長でいらっしゃいますが、普段はどのようなお仕事をされていますか?
支社長として、主に組織の運営と収益の最大化を図るためのマネジメントを行っています。関西支社には、新規顧客を担当する西日本営業部と、既存顧客を担当するアカウントマネジメント部の2つの部門があり、これらの部門は静岡から西の31府県をカバーしています。
私の役割としては、組織と人員のマネジメントに加え、収益を生む可能性のある案件を前進させるために、商談に同行することも重要な業務の一つです。
ーー支社長として、ソフトブレーンの仕事に対して感じているやりがいや楽しさは何ですか?
支社長として感じるやりがいは、31府県にわたる広い地域で営業活動を行う中で、効率と網羅性が求められる点です。
特に「地方攻略」を掲げ、各地域に合わせた戦略や営業活動を展開し、その結果として地方の有名企業から発注をいただいたときは、大きな達成感と楽しさを感じます。
ーー関西支社の今後の展望や目標があれば、教えてください。
現在、オフィスが移転し、より良い環境で仕事ができるようになりました。広くなったオフィスには、より多くの仲間を迎え入れる準備が整っています。
今後の目標としては、西日本の営業部門をさらに拡大し、新たな支店の開設を目指しています。また、ソフトブレーン内で最大規模の営業組織に成長させることを展望としています。
※2024年9月に移転したオフィスのリフレッシュスペースでのミーティング風景
l 支社長という仕事(組織のリーダーとして)
ーー中内さんのリーダーシップスタイルを一言で表すとしたら、どのように表現しますか?その理由も教えてください。
私のリーダーシップスタイルは、「サーバントリーダーシップ」です。
組織のトップとして意思決定は迅速に行うことが必要ですが、それだけでは現場の信頼を得ることはできません。現場の状況を理解し、プレイヤーとしても支援できることが重要です。そのため、メンバーが困難に直面したときに「ちょっと見せてみ。俺がやったるわ」という姿勢でサポートすることを常に心がけています。
ーー関西支社には大勢の社員が所属していますが、チームを率いる上で、特に大切にしていることは何ですか?
特に大切にしているのは、組織全体の目標を明確にし、共通の言語として伝えることです。
具体的には、チームや組織のゴール(予算、テーマ、課題)を毎週しっかり伝えています。全員が同じ方向を向かないと、成果にムラが出たり、迷子になるメンバーが出てしまうからです。だからこそ、発信する内容は常に組織内で共通言語となるよう心がけています。
ーー関西支社に所属する社員とのコミュニケーションで心掛けていることがあれば教えてください。
分かりやすく伝えるために置き換えや比喩を使うことです。
理解してもらえないと意味がないので、例え話を活用して、伝わるように意識しています。また、社員が業務に集中できるように、プライベートな相談にも積極的に乗るようにしています。
l ソフトブレーンの文化について
ーーソフトブレーンのミッション【顧客の生産性の最大化】について、支社長としてどのように考えていますか?
顧客が生産するものにおいて「向上や改善」と言えば、一般的には売上や利益の増加、または残業の削減などが思い浮かぶと思います。私たちは、提供するソリューションを通じて、顧客が現在取り組んでいる「向上や改善」のテーマを解決し、支援する組織でありたいと考えています。それによって、顧客の生産性を最大化し、より良い成果を生み出す手助けをすることが私たちの目標です。
ーー弊社が掲げる7つの行動指針で一番大事にしていることと、その理由を教えてもらえますか?
「向き合う姿勢・やりぬく力」です。
営業の仕事は、顧客があってこそ成り立ちますが、不確実性が高いことが多いです。私たちのサービスは業界を問わず幅広く提供しているため、顧客のニーズを深く理解するためには多くの努力が必要です。
しかし、努力がすぐに成果に結びつくわけではありません。だからこそ、常に目の前の顧客や仕事に真摯に向き合い、最後までやり抜くことが営業として最も大切だと考えています。
ーー社員がどのように成長できるかを教えてください。
業界や業種に縛られずに、市場価値の高いビジネスパーソンとして成長できる機会があります。
具体的には、幅広い業界に対してヒアリングや提案を行う営業活動を通じて、業界のトレンドや課題、ニーズについての知識や経験を得ることができます。これにより、広範な市場の理解が深まり、より高い解像度で市場に対応できるようになります。
l 求職者へのメッセージ
ーーソフトブレーンで働く上で、また関西支社で働く上で、どのようなマインドセット、スキルを持った人材を求めていますか?
ソフトブレーンで働く上で求めるマインドセットは、ポジティブでチャレンジ精神を持ち、自ら進んで新しい課題に取り組む姿勢です。
関西支社で働く上では、特定のスキルは現在不要ですが、広い視野と業界のトレンドに敏感で、柔軟に対応できる能力を持った人材を歓迎します。
ーーこれからソフトブレーンに入社する方々に、どのような期待をされていますか?
入社いただく皆さんには、若い力がビジネスの中心となる今の時代に合わせて、積極的にたくさん挑戦し、失敗を恐れず、失敗から学んで成長し、中心メンバーとして活躍してくれることを期待しています。
ーー学生さんや転職活動中の皆さんへ一言お願いします!
就職活動や転職活動を進める中で、将来の自分がどう活躍するかを考えながら「成長できる企業」を探していると思います。
当社では、若手が挑戦できる環境が整っており、その中でしっかり成長を実感できます。好奇心旺盛な多くの方とお会いできることを楽しみにしています。
※写真の右の方が中内さんです。