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地方在住の子育てママでも、キャリアを諦めずに済む。「ふつう」でもキャリアを目指せることを、自分が働く姿で体現したい。

SO Technologies株式会社(以下、SOT)AG-Boost事業本部に中途入社し、運用メンバーのリーダーを務める瀬野裕子。愛媛で子育てをしながらキャリアを積み重ねていけるのは、フルリモートフルフレックスというSOTの労働環境があってこそです。首都圏から愛媛への引っ越し、子育てとの両立などから、幾度となく会社を辞めざるを得なかった瀬野が、SOTに入社して感じる働きやすさ、リーダーとして意識していることとは?

入社1年でリーダーに。子育てと両立しながらキャリア構築中

AG-Boost事業本部には、営業、ストラテジックプランナー、そしてディレクターと呼ばれる運用を行う主に3つの職種があり、私はストラテジックプランナー、ディレクターメンバーのリーダーと主に2つの立場の仕事をしています。

AG-Boostとは?
ネット広告に課題を持つ広告代理店向けに、仕入から提案、運用までを支援するサービスです。
自社開発の提案補助ツールを無償で提供しており、ノウハウや運用組織のない代理店のネット広告の事業拡大を支援します。

ストラテジックプランナーは業務範囲が広く、営業と運用の間のような立ち位置で、お客様である広告代理店のご支援を行っています。案件のクロージング前から携わる役目で、必要であればミーティングに出ることもありますし、媒体選定やご提案書の作成を行うこともあります。

入社時はディレクターとして入りました。ディレクターの面白さは、お客様の数値目標を達成したとき、改善施策の結果、成果が出たときに感じます。ストラテジックプランナーの業務はまだ携わり始めて日が浅いのですが、お客様のご要望や悩みを聞いてプランニングをした結果、受注につながったときには「やった!」と思いますね。知らない業界の提案書を作ることもあり、新たな世界を知れるのが難しさであり楽しさでもあります。

リーダーとしてのキャリアは現在構築中。だから、正直難しさを感じることばかりです。私が思うリーダー像は、自分に自信があったり、すごい成果を出していたりする人のイメージがあります。そうした観点で見ると、私に該当する要素って本当になくて……。「これが強みです」と自信をもって言えることが1つもないので、「こんな人間がリーダーでいいんだろうか」と迷いながら向き合っているところです。


リーダーになったきっかけは、上長とのキャリア面談でした。今後のキャリアについて、運用を極めていくかマネジメントに挑戦するか道を示されたとき、ピンとはこないながら「人と話すのが性に合っています」とお伝えしていたんです。その流れがあり、「リーダーをやってみない?」と声をかけていただきました。

実は、前職でもマネジメントに挑戦してみないかと言ってもらったことがあったんです。でも、そのときは幼い子どもを育てながら挑戦できる自信が持てず、「すみません」とお断りをしました。今回「やってみます」と言えたのは、自身も子育て中の上長と何度も会話し、背中を押してもらえた事と、子どもも少ししっかりしてきたから挑戦したい気持ちになりました。

SO Technologies、ネット広告提案に役立つ無料ツールの登録社数1,000社を達成 ~広告会社向けネット広告仕入・提案・運用支援サービス「AG-Boost」にて提供~ https://www.sold-out.co.jp/news/topic_20230228

地方で子育てしながら働ける。フルリモートフルフレックスが入社の決め手

私のキャリアのターニングポイントは、結婚して愛媛に引っ越したことでした。出身は神奈川で、「海外に携わる仕事がしたい」と新卒で海運会社に就職しました。そこでは、輸出・人事関連の仕事をして充実した生活を送っていたのですが、愛媛への引っ越しを機に泣く泣く辞めざるを得ないことに。当時はリモートワークという選択肢もなかったので、仕方のないことでした。

愛媛では、「せっかくなら好きな船に関われる仕事に」と船関係の保険会社に転職。ただ、慣れない土地で小さな子どもを抱えていてはやはり大変なことも多く、その上家の引っ越しで通勤が困難になってしまいました。

そこで出会ったのがWeb広告会社でした。時短勤務ができ、育児と両立が可能なことが転職した理由で、Web広告に興味を持っていたわけではありません。ただ、何か1つ好きな部分がほしかった。文章を考えたりプランニングしたりするのが好きで、それらをWeb広告の仕事に紐づけられるのではと思いました。未経験ながら採用していただいたので、ゼロから知識を身につけていきました。しかし、子どもの小学校入学のタイミングで転職を考えるようになりました。平日に行事があったり、下校時間が早かったりするなかで、毎回午前休や1日有休を取らなければならず、両立の難しさを感じていました。子どもともう少し一緒に過ごしたいなという思いもあり、退職することにしたんです。

ソウルドアウトグループは前職の取引先だったので、存在は知っていました。入社してみようと思えた決め手は、フルフレックス、フルリモートがあったこと。学校から帰ってきた子どもに「お帰り」と言えるのはうれしいと思いました。当時、愛媛県内にはフルリモートが少なかったんですよね。

あと、前職の仕事は好きだったので、広告運用の経験が活かせるんじゃないか、そして、首都圏から地方に移住している経験者として、地方支援をしている会社なら自分の経験を活かせるんじゃないかという思いで入社を決めました。



フルリモートフルフレックスへの懸念点は杞憂だった

入社前に不安だったのは、「フルリモートとは書いているものの、実は割と出社しなければいけないのでは?」ということ。そういう会社が多いと聞いていたので、子どもがいるなか、「いきなり東京出張を入れられたらどうしよう」と思っていました。実際には、そんな心配はいりませんでしたね。本社に行くこともありますが、事前に家庭と調整できますし、心配していたような頻度であるわけでもありませんでした。

あとは、そもそもフルリモートで働けるのか。当時は、地方在住でフルリモートで働く経験がなかったので、働き方のイメージが湧かないままドキドキしながら入社日を迎えたのを覚えてます。でも、こちらも杞憂でしたね。わからないことがあれば、Slackですぐに聞ける。働く場所が異なっても、距離感を感じさせないほどの助け合う親切心に救われました。

テキストコミュニケーションであっても相手の人柄がわかるやり取りができているといいますか、非常に聞きやすい雰囲気があり、助けられたなと思います。人となりがわかるにつれ、だんだんと人間関係も築けていきました。会社として子育て中の方も多いので、その点も働きやすさの理由だと思います。

ガス抜きの場を設け、フルリモートでも働きやすい環境を

リーダーとして、メンバーと週1回30分の1on1を大切にしています。業務上の話なら隔週でもいいと思うのですが、働きやすさのためにも毎週時間を取るようにしているんです。ここは愚痴を言う場でもOK。フルリモートだとなかなか些細な愚痴を吐く機会がなく、知らず知らずのうちに溜め込んでしまうので、ガス抜きをしてもらっています。これは私だけではなく、SOTとして大切にしているところかなと思いますね。

「口が悪くなってもいいよ」「勝手に外部には洩らさないので全部言って」と伝えるようにしています。そこから改善策が見えてくることもあるので、そのときは許可を得た上で話を上げています。



場所を問わず働ける。前向きに挑戦したいあなたを待っています

SOTで働き始めてから、子どもに働く背中を見せられるのっていいなと思っているんです。ビジネスシーンでの言葉遣い、電話の応答など、何となく子どもたちが耳で学べることが多いなと。話せる範囲で子どもたちに仕事の話をすることもあります。思っている以上にしっかり聞いてくれ、アドバイスをくれることもあるんですよ。

これからも全力で挑戦していきたいです。そのなかで、運用かマネジメント、どちらを極めていくほうが自分にとってやりがいがあるのかを見出したいと思っています。メンバーには、「カリスマ性がなくても、目立った成果がなくてもキャリアを構築していけるんだよ」と背中が示せたらと思っています。「ふつうの人でもできる」を体現できる存在になりたいです。

結婚したり子どもができたりパートナーの転勤に帯同したりと、ライフステージにより自分以外の軸が増えていくと、どうしてもいろいろなことを諦めがちになると思います。そこですべてを諦めず、SOTのような会社で働き続ける選択肢もあるよと伝えたいですね。メディアに出るキラキラしながら仕事と育児を両立しているお母さんになれなくたっていい。迷いながらでも前向きに挑戦できる人なら、私たちと一緒に進んでいけると思います。

瀬野 裕子(Yuko Seno)

 AG-Boost事業本部  PS第2グループ

【PROFILE】神奈川県出身。大学卒業後、新卒で海運会社に入社、船荷証券作成業務や総務人事として5年勤務。結婚を機に愛媛へ移住し、船関連の保険会社へ転職。その後、愛媛県内のWeb広告代理店にて広告運用を担当。育児との両立を考え、2021年ソウルドアウト株式会社(SO Technologies)に中途入社。現職ではPS第2グループのリーダー&SPグループのメンバーとして、メンバーの育成&ケア・顧客への媒体プランニングに従事。

ソウルドアウト株式会社(SO Technologies 株式会社)では一緒に働く仲間を募集しています
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