SO Technologies株式会社
分かりやすい・安い・自動というサービス究極形の実現のために ― SO Technologiesにデータ戦略室が新設された理由について、室長の吉田 岳彦さんにその理由や想いを伺ったスペシャルインタビューです。
https://recruit.so-tech.co.jp/talk/talk_06.html
近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉をよく耳にするようになった人もいるのではないでしょうか。
様々なデジタル技術を活用し、企業の活動を円滑にしていく時代の流れの中で、今まで以上に「データを活用して、社会や経済に新たな価値を生み出していくのか」が、企業には求められるようになっているように感じます。
そんな時代のさなか、SO Technologiesにも「データ戦略室」という新たな部署が新設されました。
今回は室長の吉田岳彦さんに、部署立ち上げの経緯やデータ戦略室が描く会社、社会の未来について伺いました。
データ戦略室 室長 吉田 岳彦
安くて便利なマーケティングツールを提供し、進歩させていくにあたって、データの活用が不可欠だったからです。
SO Technologiesは長年、運用広告の統合管理プラットフォーム『ATOM』や、Google マイビジネスやLINE公式アカウントでの集客支援サービス『ライクル』をはじめとする、数々のプロダクトを作ってきました。
そしてそれらはありがたいことに、多くのお客さまに利用していただき、市場にも受け入れられています。つまりここまで“プロダクトマーケットフィット”を続けてきた会社なんです。
SO Technologiesのサービス一覧
そしてサービス提供を加速すること、つまりSaaSの強化をしていくことを考えたとき、よりデータの活用を考えるようになりました。
僕らが考えるサービスの究極形は、お客さまがマーケティングをすんなり理解してビジネスに取り入れ、業種や予算という情報さえあれば過去の運用履歴をうまく活用してシステムが応えてくれる状態を安価で提供することだと思っています。
そこでデータの活用をすることで、最適な運用を客観的かつ自動的に運用できるようになると考え、この度データ戦略室を立ち上げたんです。
まずはデータの集積と管理です。そして集めたデータを一目で見てわかる図表を作るためのツール、打ち手の可視化もはかっていきます。
またデータを活用して、広告等の運用自動化エンジン開発も進めていきます。
それからデータを法律にのっとって安全に使うための規約整備も、重要な仕事です。
広告にはデータ活用に厳しいルールが設けられていて、しかもそれは年々変わっています。だから僕らが持っているデータがそのルールにきちんと適合しているものなのかを確かめた上で活用していかなければなりません。
データを活用する意識を作り、活用を前提としたプロダクトの成長を考えることができるようになるのではと考えています。
決して薄くはないのですが、データがサービスの打ち手の前提となる場面はもっと増やせると考えています。
サービスの打ち手は、営業やデザインなどいろいろありますが、同様にデータ活用も優先度をあげていく活動をしていかなければならないなと思っています。
データの活用を前提に自動化されたプロダクトは、誰でも簡単にマーケティングができるツールになり、その結果消費者とのコミュニケーションの円滑化を実現してくれると思っています。
今は企業からの“いらない(マーケティング)コミュニケーション”が多い状態ではないでしょうか。
これの解決法として僕は、「広告主を増やすこと」が大切ではないかと考えています。
広告主が多ければ多いほど、その中から一番いい企業の商品やサービスを消費者に届けることができますよね。
ただ現状として、中小企業の内3~5割がマーケティングをしたことがないというデータもあるくらい、マーケティングのハードルは高い状態なんです。
(転載元:SO Technologiesコーポレートページ)