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【プロダクト紹介座談会】建設現場×最新テクノロジーで未来が変わる。業界のゲームチェンジャー『くみき』とは?

「ドローンを活用すれば、人間の働き方は圧倒的に変わる」と多くの人が夢見てきました。

しかし、実際に人が働く現場の “DX” にあたってはドローンが使えるだけでは不十分で、その可能性を最大化する技術や仕組みもとても重要です。理想の社会を実現するため、スカイマティクスは「現場で簡単に使える」ことにこだわって、革新的なサービスを生み出してきました。

『くみき』は、そんな当社を代表するプロダクトです。現場の地形データ分析から本格ドローン測量まで、専門知識なしに誰でも簡単に利用できるサービスとして、わかりやすいUI・UX、スムーズな導入・運用のオペレーションを追求し、アップデートを重ねてきました。

現在は、建設業・採石業を始め、農林業、防災や自治体の文化財管理の分野まで幅広い業種の皆様に規模を問わずご活用いただいています。

今回の記事では、プロダクトマネージャー、フィールドセールス、CS、そして事業責任者という立場で『くみき』に携わる4名の談話から、プロダクトの特色に迫ります。


プロフィール

美濃部 直樹/Naoki Minobeインダストリー事業グループ 事業責任者。建設や製造業を始めソリューションを提供する『くみき』シリーズの事業責任を担う。建設コンサルティング事業を行うIT企業で代表取締役社長を勤めたのち、次なるチャレンジの場を求めジョイン。2022年1月入社。阿部 和博/Kazuhiro Abeインダストリー事業グループで『くみき』のプロダクトマネージャーを務める。セールスリーダーおよびマーケティングも兼務。大手重工メーカーでプラント事業に携わった後、アグリテックベンチャーで海外事業開発を経験。現在はプロダクトの改善提案から拡販施策の企画・実行も担う。2020年11月入社。日笠 和人/Kazuto Higasaインダストリー事業グループでフィールドセールスマネージャーを務める。測量・ICT建機関連企業で16年勤務、測量士補の資格も保有。現場経験を活かし『くみき』導入検討中のお客様への提案活動を行いつつ、建設業界向けの機能追加検討にも積極的に携わる。2019年9月入社。木場 悠太/Yuta KibaカスタマーサクセスグループでCSチームリーダーを務める。アパレル業界でキャリアを重ねた後、ITメガベンチャーでCS組織立ち上げを経験。現在は新規ユーザーのオンボーディングから課題解決、ユーザーヒアリングの取り纏めまでを担いながら、マーケティング担当も兼務。 2021年8月入社。(個人インタビューはこちら)

「わかりやすさ」と「手厚いサポート」は建設業界におけるDX推進の鍵

——事業責任者の美濃部さんは、前職では建設コンサルティング事業を行うIT企業の代表を務められていたそうですね。その中で、建設現場のDXについて課題を感じることも多かったのではないでしょうか?

美濃部:そうですね、様々な現場の課題を見てきました。人手不足の解消や労働環境の向上に取り組みたいが、どこから始めればいいかわからない。ドローンを導入したがなかなか活用できておらず、コストだけがかかっている。あるいは現場のデータをどう管理していくかの見通しがついていない……等々。

そういった解決策にはよくDXが挙げられるものの、その言葉自体が独り歩きしている印象も受けていました。本当にお客様に寄り添って、本来の目標である「現場を楽にすること」が実現できているDXソリューションはまだまだ少ないと思いますね。

その点『くみき』は徹底的に現場主義で顧客視点重視。誰でも簡単にドローン測量・現地管理ができるサービスとして提供することにこだわっています。

◆『くみき』の3つの特徴

実際、最近も導入してもらったお客様から「簡単に使えて、2〜3週間かかっていた測量が半日で終わるようになった」というお声をいただいたと聞いています。市場規模の大きい建設業界の中で、これから急速な利用者拡大が見込まれるプロダクトであることは間違いありません。

——『くみき』を導入したいと考えるお客様は、どのような課題を抱えていらっしゃることが多いのでしょうか?

阿部:これまで目視、あるいは外部業者に委託して行ってきた現場のデータ計測に関する課題感からお問い合わせをいただくことが多いです。

外注するとリードタイムが長く、コストもかかる土量計測の作業負荷を軽減したい」「高所など人が立ち入るのが難しいエリアについても、安全に正確な情報を取得したい」といったニーズから『くみき』の導入を検討いただく企業や自治体は、着実に増加しています。

日笠:今、大規模な現場だけでなく、小さな現場でも“新技術を取り入れて、生産性を上げていこう”という動きが建設業界全体にあるんですよね。

商談時のご担当者様も、大企業のICT部署やDX部署の方から、実際に現場で作業を管理している方までと幅広いです。多種多様な現場で『くみき』のニーズが高まっていると感じています。

阿部:建設業界には、働き方改革の波が来ています。2024年から時間外労働の上限規制が適用されるので、業務効率化が急務になっていて、DX推進ツールが業界から求められているんです。

——建設現場のDXに、今ちょうど追い風が吹いているんですね。他社のドローンを使ったサービスや計測ツールも増えていると思いますが、その中での『くみき』の強みについて教えてください。

日笠:圧倒的な使いやすさ国産プロダクトならではのサポートの手厚さだと思います。

まず、使いやすさの点について。私は前職で土木現場側の仕事をしていて、類似のソフトも触ってきたんですが、取扱説明書を見てもどう使えばいいかわからないものも多くて。

建設業界は新しいものを敬遠しがちな業界ですが、その背景にはDXツールの使いづらさというハードルもあるはずです。

でも『くみき』は、測量の知識がないお客様でもすぐに活用できるのがポイント。「説明書を見なくても使える」といえるほどの「わかりやすさ」は、間違いなく利用のハードルを下げていると思います。

また、類似のサービスを提供しているのは海外の企業が多いので「資料が英語で作成されていて、日本語ではユーザーサポートを受けにくい」とお悩みのお客様も多いんですよね。この点で、国産プロダクトだからこそ可能な『くみき』のサポートの手厚さは大きな強みと言えるでしょう。

——サポートの手厚さも魅力とのことですが、CSチームでは実際どのようなサポートを行っているのでしょうか?

木場:機能や使い方のご説明にとどまらず「『くみき』を使って何を達成したいか」の目標についてお客様としっかり目線を合わせ、サポートすることを心がけています。

まずはお客様がお持ちの課題に対応する『くみき』のソリューションをご提案する。その上で、さらに『くみき』でお手伝いできることはないかと考えて提案し、より幅広い機能の活用を促進していく……というイメージですね。

継続的にサービスを活用していただくために「顕在化している課題だけでなく、より踏み込んでサポートできないか」と考えることは、スカイマティクスのCSとしてとても大切だと思っています。

現場の声をスピーディに実装!愛されるサービスをつくるには

——ユーザーに寄り添ったサービスづくりにおいて、特に重視していることはありますか?

阿部:「現場の声を聞く」ことと、「スピード感」は非常に重視していますね。

特に最近注力しているのが、職種を問わず、丸一日使ってでも現場に出張して、実際にお客様がサービスを利用しているところを見に行くこと。僕も日笠も木場も行きますし、エンジニアも一緒に現場へ出向くこともあります。

そこで「こうしてくれたらもっと使いやすいのに」という意見を聞いたら、すぐに社内にフィードバック。「この機能を開発しよう」「画面の設計を変えよう」と日々議論していますね。週に1回、各部門のメンバーがオンラインで集まる週次の定例MTGでは課題感の共有やプロダクトの改善に関する積極的なディスカッションを行っています。

——全員で現場を見に行って、全員で毎週ふりかえりを行っているのはすごいですね。

阿部:日々アップデートについて議論されているからこそ、サービスを週単位でどんどん進化させられているんだと思います。

開発ではかなり高速の対応を進めていて。小さな仕様変更であれば、現場から要望を聞いたら、最速一日でエンジニアが開発環境に反映してくれることもあります。

もう少し大きな機能になっても、朝に要望を聞いたら夕方には設計案づくりが進んでいるのは日常茶飯事。慎重な議論が必要な大規模な機能開発でも、1〜2ヶ月スパンでリリースできる体制を構築しています。

木場:スピード感は、CSでも意識していることの一つです。ほとんどの競合サービスは海外の企業が運営しているので、エラーについて問い合わせても、回答が届くまでにかなり時間がかかるんですね。

ですが、僕らは原則として1日以内に必ず一次返答を入れていて、解決までのスピードも速い。この点も評価に繋がっているのかなと感じています。

「自分の仕事が確実に役立っている」のが目に見える喜び

——最後に、『くみき』というプロダクトに携わることの面白さを教えてください。

阿部:現場のリアルな課題と最新のテクノロジーを結び付けられるプロダクトなので、自分の仕事が「実際に役に立っている」実感があるところに大きなやりがいを感じています。

年齢やこれまでの経験業種を問わず、どんどんチャレンジできる環境なのも魅力です。僕は今31歳なんですが、プロダクトマネージャーとして機能開発に携わりつつ、セールスや機能の魅力を訴求するためのマーケティング業務にも裁量を持って取り組めていて。そこがとても楽しいです。

木場: “あってもなくてもいい” ものではなくて、“絶対にあったほうがいい”と自信を持って言える、社会的意義のあるプロダクトに関われるのが嬉しいです。それだけ、CSが果たすべき役割も大きく、挑戦しがいがあります。

日笠:「みんなで『くみき』を盛り上げていこう!」というチームの結束も固いですよね。このプロダクトで、将来的には建設業界の「きつい」「汚い」「危険」といった負のイメージを変えていくことがみんなの目標になっています。

美濃部:『くみき』は現在、社内でも最も力を入れているプロダクトで、部門全体に活気があふれています。若いリーダーも活躍していて、頼もしいメンバー揃いのチームなので、社会を変えていきたい人にぜひジョインしてほしいですね。

これから、さらにアクセルを踏み、業界全体における『くみき』の知名度をあげて、日本全土の困っている現場にサービスを普及させていくフェーズです。プロダクトにどんどん磨きをかけ、全員の力で社会に拡げていきたいと思っています。

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