自然体を掲げるスカイベイビーズ。そこで働くメンバーが、大切にしていることはさまざまです。一人ひとりが、自分にとっての自然体を追求している。そこには、メンバーの数だけ答えがあります。
今回お話を伺ったのは、Webデザイナーの堤泰子さん。三児の母でもある堤さんは、自身にとって心地の良い働き方を模索してこられた方。どのように考えて、スカイベイビーズに辿り着いたのか。堤さんのこれまでをお聞きしました!
自分らしさを表現できた「絵の世界」
ー 堤さんがWeb デザイナーになられたきっかけは何だったんですか?
堤泰子(以下、堤):3歳くらいからアトリエに通っていて、絵を描くのが好きだったからですかね。両親曰く、絵を描いている時は黙々と楽しんでいたみたいです。小学校に上がった後も、授業で絵を描いて注目されることもありました。6歳の頃には大きな賞も取ったりして。大阪に住んでたんですけど、東京の表彰式に行ったこともあったんです。
コミュニケーションがめちゃくちゃ得意なわけではなかったんですけど、絵を描くと人が集まってくるというか。表現することへの得意意識を感じていましたね。
なので、「自分らしさを生かせるデザインの世界で勝負したい」そう思い、芸術系の高校に進学したんです。
ー じゃあ、ずっと芸術系の道を歩んできたんですね。
堤:そうですね。大学もそっちの道に進みましたし。大学卒業後は、webマガジンを自社メディアとしてもつ会社にデザイナーとして就職。道としては、一本道を走ってきたと思います。
新卒入社した会社では、自社のメディア制作をする傍ら、クライアントのコーポレートサイトをを作ったりしていました。
そこで経験を積んだ後、もう少し大きな仕事をしたいと思って、外資系のブランドさんとお仕事ができる企業に転職したんです。そこでは、話題性のあるキャンペーンに携わったりもして、大きな看板を背負うことでのやりがいを感じながら仕事をしていましたね。
ー 環境を変えて、デザイナーとしての実績を積んでいったんですね。その後にスカイベイビーズへ入社したんですか?
堤:いえ、実は一度フリーランスになっているんですよ。
ライフスタイルに合った働き方を模索する
堤:2社目に勤めて4年ほど経った頃、二人目の子供ができたのが大きなきっかけで。社内では、私が第一号の出産。どうしても肩身の狭さを感じてしまって…….。メンバーはみんな応援してくれていたんですけどね。なかなか難しかった。
それは、私がデザイナーだったからかもしれません。デザインの仕事って、途中から人に仕事を渡すことが難しいんですよ。だから、休んでいても自分がやらないといけないものが多くて。しかも、それを1人でやっている。「あれ、これって企業に勤めている意味があるのかな」って思ったんです。
それで、フリーになってみようかなと。上手くいかなければ就職すればいいかなと思っての選択でした。
ー 実際にフリーになられて、いかがでしたか?
堤:やはり、自分の都合に合わせて仕事ができるのはありがたかったですね。作業に集中しやすくなりました。
しかも、仕事の種類が結構変わったんです。フリーになった当時は、ちょうどベンチャー企業やスタートアップ界隈が盛り上がり始めた時期で。自社のサービスを作ろうとしている企業さんが多かった。まだデザイナーを雇っていない企業に声をかけてもらって、ゼロベースから関わるお仕事は増えましたね。
ー フリーになって、自分に合った働き方を実現できているように思えるんですが、なぜスカイベイビーズに入社したのでしょう?
堤:チームで働きたい、と思ったのが大きかったですね。フリーでお仕事をしていて、社内のグループウェアに入れてもらうことがあったんですけど、やっぱり「外部の人」でしかなくて。
ちょっとしたことを相談することも難しいし、気軽に話しかけるのもできない。困った時に相談する相手がいる心強さや、チームとして仲間と協力して目標を達成する楽しさは、ひとりで仕事をする上では得られないなと思い、会社に属することを考え始めたんです。
全員が兼業。自由さに惹かれて、スカイベイビーズへ
ー 沢山会社がある中で、なぜスカイベイビーズに?
堤:社員全員が兼業している、且つ、リモートで働いているところに惹かれたのは大きいですね。働き方を、自身の都合に合わせやすいと思いました。もともと代表の安井さんとはお仕事をしていたので、会社の雰囲気もわかっていましたし。
自由さも持ちながら、チームで働ける。そのバランスに惹かれて入社を決めました。
ー 実際に働いてみていかがですか?
堤:やっぱり、仲間がいるっていいですね。フリーでやっていると毎月納品していかないと生活していけないので、内容を求めるというよりも、成果物を上げていく意識があったんです。
でも、スカイベイビーズというチームができたことで、ちょっと困った時に同じデザイナーの方に相談したり、「ここどう思いますか?」と聞いたり、クオリティを一層求められるようになりました。そういった関係性があるのはだいぶ違いますね。心強いです。
それに、他の仕事の都合も考慮して、仕事を委ねてくれるのでやりやすいですね。忙しくても、仕事の面ではひとりの人間としてスキルアップしていきたいし、求められる人でありたいですし、育児家事の面でも1人の親としてちゃんとやっていきたい。そんな想いがあるので、自分の時間を自由に作れるっていうのは働きやすいです。
ー なるほど、チーム感と自由さのバランスがとれる環境なんですね。一方で、チームに属しながら他のお仕事もされていると思います。兼業で得られることって何なのでしょう?
堤:フリーであれば個人としての成果、スカイベイビーズであればチームとしての成果、共に求められるのが良いですね。やっぱり、外での仕事があるからこそ、別の形でスキルアップすることもできる。社内だけではない人と繋がるからこそ得られる経験が確かにあって、それには価値を感じます。
とはいえ、1人だけではできないこともある。チームの協力があって、「やってみたい」という気持ちと「実際やれるかのか」っていう気持ちを探り合いながら、みんなでゴールを目指し、達成するのは楽しいことですから。
個人とチーム、どちらでも働くからこそ見える景色があると思っています。
スカイベイビーズに新しい色を加えて欲しい
ー 改めて、スカイベイビーズはどんな会社だと思いますか?
堤:スカイベイビーズは兼業している人が集まっている場なので、自分自身を律することが出来ないと成り立たない会社だと思います。自由が認められる裏には、責任が付いています。そこを疎かにせず、自分の役割と向き合うことが求められる会社ですね。
ー 自由と責任を自覚する必要がある……。それを踏まえて、スカイベイビーズにはどんな人が合うんでしょうか?
堤:言われたからやるのではなく、プロ意識と、仲間に対する思いやりを持って仕事をこなしていけることが大切だと思います。
しかも、やってみたいことがあって声をあげれば、安井さんは耳を傾けてくれますし。自分の意志が試される環境であることは、他の会社にない面白い点かなと思います。
ー 最後に一言お願いします!
堤:スカイベイビーズは自分らしさを追求できる場所です。多種多様なメンバーが集まっているからこそ、新しい方が加わることによって、また1つ色が変わるというか。結果的にさまざまな色が混ざり合って、魅力的なものになってくれるといいなあって思います。
自分ならではの強みを発揮していける、互いに刺激し合える人をお待ちしています!
(取材・文:泥谷風華、編集:安久都智史)