はじめに
SSHなどでログインすることなく、AWSマネジメントコンソールから
直接OS内の情報を参照・操作できるようなサービスが多くなってきました。
今回はそれらのサービスをサクッと体験してみる内容になります。
やってみよう
環境構築
CloudFormationで環境を構築します。手順は下記の通りです。
[テンプレート]→[YAML]と選択して、YAMLを青枠の部分に貼り付け、雲のアイコンをクリックします。
YAMLがS3に保存されるので[次へ]。
[スタックの名前]は適当なものを入力してください。
[パラメータ]のうち入力が必須なのはVpcIdです。それ以外は必要に応じて変更ください。
AMI IDは執筆時点で最新のAmazon Linux 2がデフォルト値として設定されています。
当AMIが利用不可になった場合は新しいAMIのIDを入力してください。
パラメータを入力し終えたら[次へ]。
[スタックオプションの設定]では特に何も設定せずに[次へ]。
最後に全体的な確認を求められるので、IAMリソースの承認にチェックを入れてスタックを作成します。
しばらくするとリソース(EC2インスタンス、Auroraクラスター)が作成されます。
コンソールからLinuxを触ってみる
まずはコンソールからOSの画面を見てみましょう。
以下のように操作すると、その時点でのスクリーンショットが表示されます。(操作不可)
表示されるのは以下のような画面です。
今回はLinuxですが、WindowsであればWindows Updateの進行状況を見たい時に役立ちます。
次はコンソールからLinuxのコマンドを打ってみましょう。
Systems Managerの操作画面に移り[セッションマネージャー]を操作します。
操作したいインスタンスを選択し、セッションを開始します。
新しいタブが開き、ブラウザ上からLinuxのコマンドを打つことが出来ます。
コンソールからMySQL(Amazon Aurora MySQL互換)を触ってみる
作成されたDBクラスターの設定を変更します。
Data APIを有効化します。
※執筆時点でベータ版の機能の為か、CloudFormationで本設定を有効化することは出来ませんでした。
後は画面に従い設定変更を完了させます。
設定変更が完了したら、RDSの操作画面からQuery Editorを開きます。
MySQLへ接続する為の情報を求められるので、入力します。
データベースへの接続が完了すると、マネジメントコンソールからクエリを発行できるようになります。
実際にクエリを入力してお試しください。
い。
後片付け
以上で検証は終わりです。
CloudFormationのスタックを削除し、EC2/Aurora等のリソースをクリーンアップしておきましょう。