サイトエンジンの熊本進出が決まり、いよいよオープニングスタッフの募集(熊本オフィスで活躍できるマーケティング・SEOのための調査担当者を募集)が始まりました。今回は、この「マーケティング・SEOのための調査担当者」の具体的な業務内容について説明します。
*本職種は東京オフィスでも常時募集しています。
コンテンツマーケティングの要 SEO担当者(Webマーケター)による記事企画
「マーケティング・SEOのための調査担当者」といってもイメージがわきにくい方も多いと思いますが、社内では「SEO担当者」と呼んでいます。一般的には「Webマーケター」で募集がかかることが多い業務内容になります。
まずサイトエンジンの記事制作のプロセスは概ね以下の通りです。
① お客様へのヒアリング
② 記事の企画 (キーワードの選定・記事案・見出し案の作成)
③ 記事執筆
④ 校正・校閲
⑤ 納品前チェック
⑥ 納品
SEO担当者の主な仕事は「②記事の企画」です。作成する記事がうまく集客できるかどうか、期待する効果を生みだせるかどうかは、このプロセスにかかっているといっても過言ではありません。
営業とディレクターがお客様からヒアリングした要望をもとに、SEO担当者が実際に、キーワード選定を行い、記事案の作成、見出し案の作成へと進んでいきます。
キーワード選定
お客様からの発注時にキーワードを指定されることもありますが、キーワードの選定から依頼されることが多いです。記事作成の目的、コンテンツの掲載先、キーワードの要望(検索ボリュームやどんなキーワードで集客したいかなど)、ペルソナの情報をもとに、キーワードを選定します。
関連記事:SEOキーワード選定のコツとおすすめツール!オウンドメディアの記事企画に
記事案の作成
記事概要をまとめたものが記事案です。
具体的には、以下の作業を行います。
・メインキーワードとの関連性の高いサブキーワード、サジェスト、共起語を調べる
・メインキーワードの検索結果を見て、上位サイトの傾向を探る
・記事概要、タイトル、原稿の文字数を決める
メインキーワードを入れて検索してきたユーザーのニーズはなにかを正確に捉え、その検索ニーズを満たす記事企画になっているかことが重要です。
記事案ができた時点で一回お客様に確認してもらいます。フィードバックやコメントを踏まえ、記事案を修正したり差し替え案を提出したりします。
見出し案の作成
記事案が確定したら、大見出し、小見出しと、記事の構成を考えます。
上位表示されているサイトが網羅している、検索ニーズから必須と考えられる情報は組み入れ、かつ、他サイトにはないオリジナルな情報を加えることを意識して作成します。
見出し案で重要なのは、どのライターが書いても弊社の納品レベルのクオリティが上がるよう指示内容をかためることです。サイトエンジンでは月間300記事以上制作しています。プロのライターといっても能力に少なからず差があるのは当然ですが、納品レベルにばらつきがあってはいけません。それをコントロールするのが見出し案と、校正・校閲になります。
見出し案にはタイトルだけでなく、その見出しで執筆する概要、ポイントを書き出し、執筆時の参照となるURLも各見出しに記入します。この見出し案はお客様に確認いただくものなので、この見出し案だけを見て、記事内容を把握でき、不足や要望をすぐにコメントできる状態でお出しできるのがサイトエンジン基準の見出し案です。お客様からOKが出れば、ようやく執筆に入ります。
まとめ
SEO担当者が手掛ける「記事の企画 (キーワードの選定・記事案・見出し案の作成)」まででお客様とのすり合わせがしっかりできていれば、記事を納品してからクオリティに関して修正依頼がくることはほとんどありません。SEO担当者の腕が記事の効果、クオリティを左右するといっても過言ではありません。
記事の企画以外にも、Googleアナリティクスやサーチコンソールのデータを基にした効果検証や、キーワードや競合調査レポートの作成などもお任せします。これからますますニーズが高まるWebマーケティングに関心があり、スピードをもって専門的なスキルを高めていきたい方は、ぜひサイトエンジンの「マーケティング・SEOのための調査担当者」のポジションに挑戦ください。