【ShoProでの気づき vol.21】食べ物は子どもにとっても身近な存在。保育園で体験した楽しい経験は、子どもの食べたいという意欲につながる
ShoProでの仕事を通じてすべての方々の人生が「より前向きに」「より豊かに」なっていくことが私たちの願いです。実際に活躍している職員の声をお届けします♪
【Voice】小学館アカデミーアトレ大井町保育園より
和田 幸枝(わだ ゆきえ)
小学館アカデミーアトレ大井町保育園(2021年1月現在)
2018年4月入社 栄養士
入社のきっかけ
子どもが好きだったことと、自分が作った献立を調理し、どのように子どもが食べているのかを見ることができて、すべての過程に関われることに魅力を感じ、保育園の栄養士になりました。前職も保育園に勤めていましたが、より子育てと仕事とを両立しやすい環境への転職を考えていたとき、知人の紹介で小学館アカデミー保育園を知りました。保育理念に共感したことや、自園献立で食育なども行っていて前職の経験が活かせること、系列園が多く、異動やお休みの取得のしやすさなど、子育てとの両立もしやすいことが決め手となり入社しました。
入社して(働いて)・・・よかったと感じること、やりがい
40名の園児がいる園で勤務していますが、そのうち0歳児が15名います。ミルクしか飲めなかったお子さまが、離乳食を食べ、通常の食事を食べられるようになるという成長をたくさん見ることができます。0歳児の時期は個人差も大きく、保護者さまの不安も多い時期です。離乳食に関して保護者さまの話を聞いたり、保育士と連携を取りながらどうすることがそのお子さまにとってより良いのか、スムーズにいくのかなどを考え対応します。その後、そのお子さまの成長した姿、保護者さまの安心した顔を見ると、とてもうれしくやりがいを感じます。
ShoProの魅力
入社後3年間にわたり研修があることや、その後も職種に関わる専門的な研修や、保育に関するテーマごとの研修、海外研修など様々な研修をしっかり受けられることが魅力です。優しく親切な職員が多く、困ったことがあった時には、本社の担当者(運営事務局)に話を聞いてもらえるので安心して働ける環境も魅力の一つです。
今の職場環境で好きなところ
職員みんなが優しく親切で、どの先生とも楽しく話せる雰囲気があります。新型コロナウィルスの感染拡大で、子どもの小学校が突然休校になった時期も、体制的にお休みできそうな日には同僚や園長先生がさっと、「休んだら?」と提案してくださいました。みんなが不安を抱えるなかなので、自分からは言い出しにくい状況でしたが、私の状況を理解してくれ、さりげなく助けられました。思いやりのある“あったかい心”のある職場で「何があっても大丈夫!」と思えました。
保育の栄養士として大切にしたい(してきた)想いや価値観
“保育の中の給食”ということを意識しています。栄養士なので、献立作成や調理を一生懸命やることは当然で、一生懸命やる分、思い入れが強くなります。でも大切なのは、お子さまたちがどのように食べたかということなので、お子さまの様子や保育士からの声などに冷静に耳を傾けるようにして、それを活かすことを意識しています。
入社後に取り組んだ保育で一番思い出深いエピソード
1歳児の食育でドレッシング作りをしました。ドレッシングの調味料を瓶に入れて、お子さまがそれを振り、栄養士が野菜と和える活動でした。前職では食育活動は幼児クラスを中心に行っていたので、乳児の反応がどのような感じなのかをあまり知らなかったのですが、お子さまたちは食材にとても興味を持って活動に参加してくれた反応がとても新鮮でした。普段、野菜をあまり食べないお子さまが、真っ先にサラダを食べただけでなく、完食もしてくれました。保護者さまにそのことをお伝えすると、驚いて、「家でもやってみます!」とおっしゃてくださいました。
この経験から得た気づき
食べ物は子どもにとっても身近な存在なので、乳児でも思っていた以上に伝わり、食べたいという意欲につながるということです。栄養士が保護者さまに話して伝えたり、写真を掲示したりすることももちろん大切ですが、保育園で体験した楽しい経験はお子さまを通して保護者さまに伝わり、影響を与えることができるのだと実感しました。
これからの展望
小学館アカデミー保育園にはたくさんの系列園があります。園の規模や地域性などにより違いも様々なため、まだまだ知らない他園の魅力がたくさんあります。今はまだ子どもが小さく難しいですが、何年かして子育てがもう少し落ち着いたら、幼児のいる園でも多くのことにチャレンジしてみたいと思います!
私にとっての仕事。仕事をする上で、大切にしていること
保育園では、栄養士・保育士・看護師・事務職員など様々な職種の方が働いています。他の職種の方たちともいい人間関係を築きながら働くことを大切にしています。また、栄養士同士でもちょっとした疑問や気づいたことはすぐに話し合える関係性も大切にしています。そうすることで、より良い給食や食育ができると思っています。
Text by talentbook