なにをやっているのか
【自然電力のビジョン】
太陽光や風力、そして水力。こうした自然の恵みを現代の技術を用いて効率よく自然エネルギーに変えていくこと。そしてエネルギーをつくったら終わりではなく、その先にある人々の営みや地域の産業までを考慮して、自然エネルギーの使い方まで考えること。
私たちがこうした取り組みについて2011年の創業時から大切にしてきたのは「エネルギーから世界を変える」というビジョンです。未来のためのエネルギーを世界に広げること。このために自然電力は事業を続けています。
【「エネルギーから世界を変える」、そしてその先へ】
「エネルギーから世界を変える」を基軸として事業を拡大してきた私たちですが、社員数は200名にせまり、社員の国際色も豊かになり、事業所も東京・福岡・神戸・仙台と着実に増えてきました。自然電力は今や大きな「船」なのです。
今や世界196カ国を見据える私たちに必要なのは「エネルギーから世界を変える」という方法論としてのビジョンではなく、より上位にある概念としてのフィロソフィーです。
今現在社内で策定中のこのフィロソフィー。今回新たにオープンポジションでのクルー(私たちは社員をこう呼びます)を募集するにあたり、是非この記事をお読みの皆さんにも知っていただければと思います。いいかも!共感した!という方はぜひ「話を聞きに行きたい」ボタンを押してみてください。多くの方とお会いできるのをお待ちしております。
なぜやるのか
【新しいフィロソフィーを社員みんなで考える】
「エネルギーから世界を変える」に変わるフィロソフィー、その中心となる価値は「地球を楽しもう」ということ。自然電力という船の新しい羅針盤を決定するこのプロジェクトについて、私たちは地球規模のビジネス観をもつこと、かつローカルの文化を楽しむことを大切にしています。
新しいフィロソフィーを決めるプロジェクトは、代表や役員がトップダウンで進めているものではありません。実はその中心的人物は高尾という一般クルーなのです。高尾は新フィロソフィーの構想や策定にあたって、社内の多くのチーム、クルーにヒアリングを繰り返しました。なぜなら自然電力という船のフィロソフィーは、社員みんなで考えるものでなければならないからです。
【自然電力の「グローバル&ローカル」は、全世界のローカルを考えること】
よく言われるところの「グローバル&ローカル」では、「都市と地方」だとか「世界と日本(の山村)」というような二極に分けられていることが多いと思います。しかし自然電力は、世界のどこでも「ローカル」であるという視点を大切にしています。たとえば日本の都心である東京の街であっても、そこに住む人にとっては「ローカル」なのです。
新しいフィロソフィーの考え方は「世界196カ国にローカルがある」ということです。その土地その土地にあったエネルギーの作り方、そして使い方を、ローカル目線で考えること。それが私たちがすべきことです。
【「なぜやるのか」を改めてことばにする】
社員がグローバルになり、自然電力がすべきことがグローバルになってくると「なぜやるのか」ということを改めてことばで表す必要がありました。もちろん社員一人一人がもつフィロソフィーもありますので、今現在はそれらを全社内でまとめているところです。
もちろんただ単に「サステナビリティ志向をもちましょう」とかいう理念を決めるのではありません。地球規模でのエネルギー利活用ビジネスを、その場所その場所のローカル志向で考えること。そのために私たちができることは、エネルギーのことだけでなく、地域の文化や暮らし方が続いていくお手伝いをするということである・・・。こんなことを改めてことばにすることで、自然電力はより大きく、より頑丈な船になろうとしているのです。
どうやっているのか
【高い志をCo-Creation戦略で実現】
こうした自然電力のフィロソフィーを実現するために、私たちは世界のトップランナーと提携を結んでいます。ドイツのシュタットヴェルケの一つであるjuwi社様との合弁会社設立や、世界規模の都市ガス企業である東京ガス様との資本業務提携。また資金調達については、ケネディクス様とのファンドを組成しました。
こうした動きは、私たちの重要な戦略である「Co-Creation(共創)」に基づいています。自然電力だけが世界のエネルギーシェアを獲得していけばいいという考えではなく、世界のパートナーと協業してよりよいエネルギー世界をつくる。世界各地のローカルのために、私たちはこれからも世界のパートナーと連携していきます。