なにをやっているのか
メンバー(学生、サポーター)
オフィス/コミュニティスペース風景
Shinonomeは東京理科大学VCから出資を受けている、大学発(初)学生発ベンチャーです。
大学内に学生がプログラミングやデザイン、ビジネスを学べる場を作っています。通常、学生がこのようなスキルを得ようとすると、インターン等で学外に出てOJTで学ぶ必要があります。
ですが実際にこのようなことができるのは一部の学生のみで、多くの学生は尻込みをしてしまいます。そこで私たちはこのような学びの場を学内に作ることにしました。
そこに所属している学生は、教育を無償で受けることができ、実際に仕事をこなし報酬を得ることも可能です。
今は東京理科大学内だけですが、将来的には日本の全大学にこの仕組みを広げていき、夢を持つ学生が夢を実現できる世界を作ろうとしています。
また、そこで学んだことを活かせる場として、大手企業との研究開発や、事業部立ち上げなどを用意しています。誰しもが挑戦し、成長できる社会を目指して日々邁進しております。
なぜやるのか
インターネットが普及した昨今では、学部・学科を問わずどんなバックグラウンドを持つ学生でも、パソコンひとつでプログラミングやデザインを学べる時代です。専攻している学科とは関係なしに選択できる職業の一つとして、IT 業界を選ぶ… そんな当たり前が浸透しつつあります。一方で、劇的に変化するこの分野では、教育に様々な課題が生じています。 その中の一つが、大学で享受できる網羅的な知識と、社会で求められる緻密で実践的な技術のギャップです。数年単位で新しい技術トレンドやフレームワークが生まれるのに対して、アカデミックな教育カリキュラムをおいそれと変えることができない現状では、将来のキャリアを考えたとき、自らで選択し学ぶしかありません。かといって、情報が散在し玉石混交であるネット社会では、どんなに学ぶ意欲があっても、正しい情報を選択できるか否かによって、人生が大きく左右されます。私たちはそんな学生達に適切な環境を提供し、大学教育と働き方のパラダイムシフトを実現させることをミッションとしています。大学内に無料で学べる教育機関とコミュニティ — PlayGround を設置してから 5年の月日が経った現在では、およそ 120名の骨太な学生達、ビジョンに共感し協力してくれる熱意あるコミュニティ内外の仲間と共に、R&D や社会実装をメインに活動をしています。
どうやっているのか
当社(株式会社 Shinonome)は、学内に無料で学べる教育機関(オフィス)を提供し、 PlayGround という自社が提供するサービスを通して学生に対するリスクマネジメントと育成スキームを確立しています。
学ぶ意欲のある学生であれば誰でも入学当初から所属することができ、学生は技術的・社会的な力を磨きながら実践的なスキルアップが望めるだけでなく、それらの成果に見合う金銭的報酬も得ることができる仕組みを提供しています。企業にとっては開発・広報・採用全てに繋げることができ、大学にとっても有能な人材が輩出されるこのエコシステムを、全ての大学に展開することを目標に活動しています。
主な事業内容は IT 領域における最新トレンドの研究・特許開発をもとにした社会実装です。様々な企業と国内初・世界初と言われるような開発をしています。特筆すべきは、それら全てをステークホルダーと学生がチームアップして取り組む点にあります。