教育、広告、webマーケ。多種多様な経験を経て7Reasonsの立ち上げに。この先に見据えるビジョンと想いをお聞きしました。

本日は、株式会社7Reasonsの代表取締役社長の梅崎さんにインタビュー！

創業までの経緯から、現在の事業に着手した背景、そして今後のビジョンまで広く深くお聞きしました。業界課題に向き合い、着実に解決を目指す7Reasonsについて詳しく知りたい方におすすめのコンテンツとなっております。

是非、最後までお楽しみください！

⑴塾業界から広告代理店。複雑なキャリアを経て起業へ。

⑵親戚の方との出会い。それが7Reasonsの始まり。

⑶ラクメカ事業とラクサポ事業のシナジーでさらなる成長を。

※ラクメカ事業＆ラクサポ事業について詳しく知りたい方はこちら！

https://7reasons.co.jp/%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8/

塾業界から広告代理店。複雑なキャリアを経て起業へ。

本日はよろしくお願いいたします。まず初めに自己紹介をお願いします！

株式会社7Reasonsの代表取締役社長を務めております梅崎と申します。本日はよろしくお願いいたします！

中高大と女子校で育ち、お嬢様がとにかく多い環境で過ごしました。両親がお医者さんや開業医など金持ちが多い上に、周り全員が女子だったこともあり、昔から周囲の人に気を遣いながら、生きてきた人生でしたね。

そんな環境で育ち迎えた就職活動の手前、やはり周りの友人は将来的にお嫁さんになって専業主婦になるという人生が当たり前だと思っている子たちが多かったんですよね。しかし、私は看護師としてキャリアをスタートし、看護部長になった母親の姿を間近で観ていたこともあり、専門職で生きていく力を身につけることも大事だということを身に染みて感じていました。そのため、周囲の子たちのように取り敢えず企業に勤めて、良い旦那さんを見つけて、専業主婦になる人生のイメージが全然湧かなくて...。 

元々、教育業界に興味があったこともあり、結局ベンチャー企業でゴリゴリ働く選択をしました。もちろん、学校の先生になる選択肢もあり、実際大学時代は教員免許も取得したのですが、 やはり「とにかく本気で勉強したい」という思いを持っている子に対して、親身になって勉強を教えるのは、学校教育だとなかなか難しいなと思ったんですよね。やはり、学校では、生徒1人ひとり満遍なく教育することが求められるので、そうなるとやりたいことがズレてしまうなと感じました。

 一方、塾業界であれば、本気で勉強したい子にとことん教えてあげられる環境が整っており、その方が自分に合っていると思い個別指導塾の明光義塾のフランチャイズ店舗に入社をして、3年間教室長として運営を行っておりました。

入社1年目から塾の教室長に就任したのですか？

1年目は副教室長として教室長の下でスキルを磨きながら会社の運営を学び、2年目以降に教室長になれるシステムであったのですが、 1年間副教室長を担当するのはつまらないと思っていたので、社長と専務に「1年目から教室長のポジションやらせてほしい」と直訴したんですよね（笑）。それまで、私のような人がいなかったこともあったのか、専務の方から「すごい面白いね。じゃあ、ちょっと頑張ってみたら？」というお言葉を頂き、入社して2ヶ月目で教室長に就任しました。

その後、教室長に就任したということもあり「塾はどういう存在であるべきなのだろうか？」と考えるようになりました。もちろん、勉強を教える環境ではあるものの、単に通う場にしたくないという思いがあったので、生徒1人ひとりと向き合って運営をしていくことを大切にしていました。

実際、講師の方にも、単に勉強を教えるだけではなく生徒に真摯に向き合い、勉強プラスαの価値を提供することを大切にしてほしい、という思いを伝え続けました。その結果、順調に生徒数が増えていき会社でも表彰されるようにまで躍進。入社1年目から2年目は、華々しく過ごしていましたね。しかし、教室長というポジションだったこともあり、教室の中で、私にアドバイスや指導をしてくれる人がいない環境でした。次第に、そのような環境で働くことに少し物足りなさを感じるようになって。

同時に、今以上に成長したいという気持ちが芽生え、入社して3年目を迎えた時に転職を決意しました。

個別指導塾を退職した後は、どのようなキャリアを歩んでいらっしゃったのでしょうか？

個別指導塾を退職後は、広告代理店の企業に転職をしました。きっかけは、明光義塾時代に採用を手伝って下さっていた求人広告代理店の方で、本当に楽しそうに採用支援を行っていたこともあり、興味を持つようになりました。

また、実際明光義塾で教室長として働く中で人材の重要性を感じていたので、そのお手伝いができる求人広告の代理店に入りたいと思い、転職をしました。しかし、 入社前は知らなかったのですが、基本営業はテレアポで個人的に違和感を覚えながら働いていました。その後も、1日に200件以上テレアポをし続け、新規案件を獲得するという仕事を行っていたのですが、結局半年が経過した後に自分には合わないと思い、退職しました。

親戚の方との出会い。それが7Reasonsの始まり。

広告代理店の企業を経てそこからはどのようなキャリアを歩んでいらっしゃったのですか？

求人広告代理店も半年で辞めた後、ベンチャー企業の立ち上げを複数社行っている親戚の方に自分の今後について相談をすることにしました。最初は相談だけのつもりだったのですが、当時その方が携わっていた会社が忙しかったこともあり、その会社のお手伝いを始めることになりました。その時携わった事業が、今の7Reasonsの事業の根幹である、”オンラインの秘書サービス”です。最初は、親戚の方の社長秘書を担当していたのですが、未知なことばかりで（笑）。当然、親戚の方1人しかいない会社だったので、周りに聞ける人がおらず、最初は本当に苦労しましたね。

Webサイトの作成や画像作成など様々な依頼が入ってくるのですが、当然経験したことが無かったので、ひたすらgoogleで検索をしながら1から独学で学び、とにかく与えられた仕事をこなす日々を送っていました。そんな日々を2年～3年ひたすら繰り返していると、様々な仕事に対するモチベーションが高まり、困っている方がいたら例え専門外でも”自分にできることは何でもやる”というスタンスが身に付くようになったんですよね。

実際、そんなこんなで身の回りで困っている方のサポートをしていると、知り合った経営者の方から「梅崎さんって何か頼んだら一生懸命やってくれるから、梅崎さんに仕事をお願いしたい」とおっしゃっていただくことも増えて。とはいえ、当時はほとんど収入もなく、独立は少し尚早だったので、大手脱毛サロン様の広告部の仕事を紹介していただき所属。アフィリエイトやリスティング広告を含めWebマーケ周りを担当し、並行して個人事業主としてオンライン秘書業務を進めておりました。

その後、7Reasonsを立ち上げた経緯は何だったのでしょうか？

大手脱毛サロン様の広告部に勤務していた当時、Webの広告代理店の方が頻繁に出入りをしていたんですよね。本当にありがたいことに、その広告代理店の方々が、「梅崎さんはめちゃくちゃ仕事頑張ってくれるから、梅崎さんに個別で仕事発注したい。」というお言葉を頂き、実際に別案件でご依頼も頂くようになりました。

そんな背景もあり、副収入が増えてきたので、最終的に税理士さんと当時お付き合いをしていた現夫の石川に相談をしたところ、「会社を立ち上げた方がいいんじゃない？」というアドバイスを頂き、2018年に法人設立をしました。そのため、7Reasonsは自然な流れで立ち上がりました。

次に、7Reasonsで掲げている理念やミッションについてお聞かせできますか？

7Reasonsでは「働くママさんを支えること」を理念として大切にしています。

この理念には1つのエピソードがきっかけになっています。私が会社を立ち上げたタイミングに、連絡をしてくれた1人の友人がいました。彼女は、元々業務委託で別会社に所属していたのですが、 出産を経て復帰を考えていた頃、委託をされていた会社から契約の打ち切りを宣告されたんですよね。理由としては、妊娠していた期間に新たな方を採用をしたということ、そして仕事を離れていたこともありスキル的に不安ということの2つでした。

彼女自身、折角復帰しようと思っていたのにもかかわらず、復帰できなくなってしまったので、仕事を紹介して欲しいという連絡をくれて。求人広告の代理店で働いていた時の友達という縁もあり、何かしら仕事をお任せしたいと思い、当時自分が担当していた業務をお願いすることにしました。そうなると、当然私の工数が削減されるので新しい仕事を獲得できるようになり、増えた業務を新たにお願いをすることで、非常に上手く業務が回るようになったんですよね。

出産を経て仕事ができない、もしくはし辛くなってしまった。けれども、スキルを備えていて活躍できるポテンシャルを持つママさんに対して会社として働く環境を作ることは、日本社会にとっても本当に良いことだと思います。 労働人口が減ってきているこの時代の中で、ママさんが在宅でも思うように働くことができたら、ママさんだけではなく社会全体にとっても良い影響を与えられると思っています。

そのため、本当に亀のようなスピードで成長している事業部ではありますが、関わってくださるメンバー1人ひとり、そしてクライアント様を大切にしつつも、その先で社会貢献にも繋げていきたいと考えています！

7Reasonsの事業的な強みをお聞かせできますか？

時間を気にせず依頼でき、かつ迅速に対応する点が他社にはない7Reasonsの強みだと思います。既に、世の中には依頼しやすいオンラインサービスは溢れていますが、色々話を聞いてみると、雑務や依頼された業務のみを切り離して代行する会社さんが多いです。弊社の場合は、クライアントの様のいちメンバーとして伴走しながら一緒に働く点が他社とは大きく異なります。

そのため、クライアント様からすると雑務を切り出してお願いするというより、もう1人追加で事務員を雇う感覚で仕事の依頼をしていただける点が大きな特長だと思っています。やはり、仕事って突発的に「この業務を急遽お願いしたい...」ということも発生するじゃないですか。結局、一部の業務を切り離して代行を依頼すると、その他の依頼はできず、自分でやるしかないと思います。一方、7Reasonsであれば時間を気にせず依頼でき、かつ一部の業務に絞らず柔軟に幅広く対応することが可能なので、その点は大きな魅力だと思いますね。

次に、7Reasonsで働く魅力についてお聞かせできますか？

就業時間に捉われない点が7Reasonsで働く大きな魅力だと思います。

弊社ではチーム制で動いているので、例えば「子どもが急に熱を出しちゃったから午前中は稼働ができないです」となった場合も、急ぎの案件は他のメンバーが担当し、稼働できなかった時間は土日に移すことも認めているので、柔軟に働くことができます。実際に、働きたい意欲のあるママさんからも「時間に縛られず働くことができる点はありがたい」という言葉を頻繁に頂きますね。

また、チーム制を採ることで業務の滞りも無くすことができます。今までは、クライアント様に迷惑が掛かってしまうため、基本的に休まないで欲しいという方針を採っていました。しかし、それだと会社にとっても一緒に働くメンバーにとっても大きな負担になりますし、精神的に勤務意欲が削がれてしまうと思い、方針を大きく変えチーム制へ変えました。

やはり、何よりもクライアント様に最高の価値提供ができるベストな状態で会社運営をしていきたいという思いが強かったので、効率は良くないかもしれませんがリスクヘッジという意味で人数的に余裕を持たせてチーム制を採っています。

ラクメカ事業とラクサポ事業のシナジーでさらなる成長を。

次に、7Reasonsで働くメンバーの共通点などあればお聞かせできますか？

スキル面で言うと、何かスキルがある方は多くなく、どちらかというとスキルがなくてもコツコツ仕事ができる方が多い印象ですね。

一方、性格面で言うと貢献力が強い方が多いと思います。自己中心ではなくクライアント様や周囲のメンバーのためのベストな選択を考えて行動できる人が多いです。アットホームな雰囲気がある反面、仕事に対してはどん欲に取り組める方が多いですね！

改めて、7Reasonsにどのような方が向いているかお聞かせできますか？

基本的なパソコンスキルは最低限欲しいと思っているのですが、何よりも困っている方がいらっしゃったら、自ら手を差し伸べられるような方、つまりGiver精神に溢れている方と一緒に働きたいですね！やはり、会社としてもまだまだ整理されていないことも多いので、自ら拾って整理してくれる方や周りに困っている方がいたら「私が代わりにやるね」のような、一言を自ら言える方が必要だなと思っています。

あとは、自ら積極的に立ち回れる方が良いなと思っています。与えられたことをこなすのは当たり前として、さらに1歩先に踏み込んだ提案をクライアント様にできる方だとすごく嬉しいですね！

最後に、今後のビジョンや目標をお聞かせできますか？

今後は、ラクメカ事業を着実に大きくしていくことを目標にしています。やはり、現状整備士採用に困っている会社さんが物凄く多いので、整備士採用を専門にしている弊社がパイオニアとしてさらに伸ばしていきたいと考えています。

一方、ラクサポ事業では、既存のクライアント様と今いるメンバーを大事にし続けることが事業の根幹にあります。そのため、新規案件をどんどん獲得していくよりは、既存クライアント様に対して、100％以上の120％の力でサービスを提供し続けたいと思っています。とにかく、大きく売り上げを伸ばしていくのではなく、既存クライアント様のために困っていることがあればいつでもサポートできる状態を整え続けたいです。 

ただ、ラクメカ事業部の方で発生する業務の中で、ラクサポ事業部で補える部分も沢山あります。日々のスカウト対応や応募者からの連絡対応は、ラクサポ事業部で巻き取れることではあるので、自ずとラクメカ事業部が成長すればラクサポ事業部の成長にも繋がっていくと思います。そのため、今後は事業部の垣根を越えてシナジーを生み出し、支え合っていく環境を整えていきたいですね！

本日はありがとうございました！

こちらこそありがとうございました！