「面白い事ができそう」が志望の理由
学生時代は、AIを使ったサルの脳波分析をしていました。サルに文脈のある動画を見せて、その文脈の違いを解析するというもので、AIやビッグデータといった最先端知識に寄り添う事ができていて、結構、面白かった。なので、就職活動も「面白いことができそうな会社」をベースに行いました。セラクを志望した理由も、正に、そこでした。事業内容に農業IoTサービスなど、他社が行っていないことに積極的にチャレンジしていることを知り、「研究に近い仕事ができるかもしれない」と会社の姿勢に興味を持てた事が大きかったです。エンジニアという仕事に関しては、大学院が情報系だったこともあり、グラフなど研究結果を表示するアプリを作っていましたので、学生時代の経験が活かせる仕事として選びました。採用担当の方との面談を続けていくうちに、「セラクなら最先端技術を駆使して新たなモノを創造できるエンジニアとして活躍できる。」そう確信できたことが入社の決め手になりましたね。
仲間から刺激。意識もエンジニアモードに
セラクのエンジニア研修は非常に充実しているという事は、入社前から耳にしていました。文系出身の方など、経験ゼロからスタートした方でも、入社後研修を経て、即、案件に参画できる程、中身の濃い内容だと。実際、その通りでした。専任講師の方が来られて、約2ヶ月。内容は、Java等、各種言語を用いたアプリの作成が主なのですが、単純に教えを請うのではなく、道筋を自分で見つけていくやり方。調査を何段階に亘って行い、適切なアプローチ手法を確立していくような感じです。今、振り返ると、技術的な事はもちろんですが、生産性に関する意識付けに大いに役立ったように思います。又、研修で一番有意義に思えたことは、仲間から刺激を得られたこと。セラクには理系に限らず、文系出身者も多く、それこそ、プログラミング経験の無い状態で入社してきているんですね。そんな彼らの研修に向き合う姿勢は、「自分も頑張らないと」という思いを幾度となく奮いたたせてくれました。研修を通じて、意識がエンジニアモードになっていったことを覚えています。
プログラマーとしての3年で着実に成長。充実の時
研修が終ってからは、約3年、プログラマーとして様々な案件に参画しました。WEBアプリの開発では、PHPやPythonを、Webシステム構築ではJavaScript等をそれぞれ使って、プログラミングに没頭していました。最初は分からないことも多かったのですが、研修の際に行った、調査を通じて業務を進める手法が大いに役立ちました。又、先輩方も、都度、レビューを丁寧にして下さいましたので、しっかりフィードバックができ、着実に成長できたと思っています。プログラマーとしての3年間は、担当している機能だけではなく、常に、プログラム全体を想像しながら実務を行っていたのですが、これが、後のキャリア構築にとても効果的でした。それをしみじみ感じたのが、入社4年目。私の中で最もインパクトのあるプロジェクトを担当した時でした。
初めての大きな仕事は突然に。エンジニアとしての成長を実感
入社して最も印象に残っている仕事は、大手プロバイダが運営する、スマホ向けアプリの開発の案件です。それは、プログラマーから、システムエンジニアを任されるようになった入社4年目に、チームリーダーとして手掛けたのですが、納品までに余裕がないにも関わらず、高いスキルが求められたんです。1000万人以上のアクセスを想定したデーターベースを構築する必要があったので、処理速度等諸々の要件を短期間に想定、対応しなければいけなかった。焦りましたね。セラクは、若手にどんどんポジションを任せていく会社だという事はわかっていましたが、いきなり、自分にこの様な形で来るとは思っていませんでしたから。しかし、心を整えて、それまでの自分の知識と経験をフル稼働させることに集中。結果、不具合なく予定通り、リリースにこぎつけることができました。そして、嬉しいことに、次の契約にもつながったんです。エンジニアとして大きな自信につながりました。このときの事は、恐らく、一生忘れないと思います。
チャンスに備える。将来は、会社に貢献できるエンジニアになりたい
スペシャリストを目指すエンジニアは、いつチャンスがきてもいいように、常に、スキルと心の両面で準備しておかなければいけないと痛感しました。入社後の研修やその後担当する案件は、将来につながっている。常に、意識高く仕事に従事する事の大切さを学びました。現在は、社内でAIの勉強会やハッカソンが頻繁に開催されているので、積極的に参加し、次のチャンスに繋げようと取り組んでいます。とても刺激のある環境です。セラクには沢山のチャンスが有って、努力でチャンスを掴める風土があります。この中で実力をつけて、将来的に会社の業績に貢献できるようになりたいですね。